【ジャンプ感想】僕のヒーローアカデミア No.105
僕のヒーローアカデミア
ヒーローは危険な匂い
僕のヒーローアカデミア 10 (ジャンプコミックス)
堀越 耕平
集英社
2016-09-02
士傑のお姉さん強い!
突然出現の秘密は体術とのことですが、「人間の視界や認識のタイミングから外れる動き」はよく聞く話。
ただ高二で修めるには難しい技術なので、お姉さんが体術の天才とか、最後に見せた擬態能力との兼ね合わせな気がします。
そして粘着質で怖い!
恋愛意識0で好奇心だけかもしれませんが、このヤンデレ気質、トガヒミコちゃんを思います。
一貫してデクの血や情報より試験クリアを目指してるので違うと思いますが、それはそれで、デクがヤンデレを惹きつけるタイプだということに(笑
能力的には幻影を纏うのではなく、スライム状の肉体を変形させてるっぽい。
デクの背中に近くお茶子、燃え上がる恋愛感情かと思ったのにゾワリと来ました。
クトゥルフのショゴス系(外部リンク・私の本サイト)お姉さんですね!
こんな危ないアプローチにも普通に対し、正体を知ってもなお守るデク、格好良いですよ。
今までの傷、過ちを痛みながらも糧にして、攻撃力から機動力を選んだ決意、
体が壊れる100%を使わないという決意。
「腕を壊したから」ではなく、自分らしい道として選んだのだと、その信念がデクの中で静かに熱く燃え上がっているのが見えるようでした。
オールマイトとオール・フォー・ワンの戦いと母の願いを超えて、ここまでに少年が成長したのですねぇ。
正直、この格好良いデクを間近でお茶子ちゃんに見て欲しかったぜ!(笑
今回怪我について言及されてるのはデクの決意との対比かもしれませんが、ちょっと気になります。
雄英ではないので、リカバリー・ガールが居ないのですよね。
単純にこれぐらいで怪我するような未熟者が居ないだけかもしれませんし、もしかしたら恋に怪我させたものにマイナスポイントが有るのかも?
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週刊少年ジャンプ40号 感想(2016)