ぶるがり屋 2017/06/14 23:37

先週のアニメ感想 日曜分 20170611

アリスと蔵六 10話、ID-0 10話、リトルウィッチアカデミア 23話、つぐもも 11話
の感想です。


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潘めぐみ
東宝
2017-06-21

アリスと蔵六

 やっぱりあの異空間はワンダーランド、研究所の地下みたいですね。
紗名も歩も、羽鳥も皆良い子で胸が痛いです。
悪意が無く子供で本当に酷い事を考えもしない2人で、特に羽鳥の能力が効かない衝突では大事にならないと安心していたのですが、まさかの双方大暴走!
数県に及ぶような大惨事に発展するレベルだとは。
 今回、紗名と同じピンクと羽鳥と同じ黄色の花が覚醒したように見えました。
同系統のものが影響を受けるのか、あくまで元の者に影響されるのか、はてさて。

 蔵六が子供達を、さも当たり前に探しに行くのが、もう格好良いとしか言えません。
歩くんのお父さんも、また羽鳥のママも、間違いなく子供を愛しているのですよね。
みんなちょっと叱られて、しっかり優しくされるといいなぁ。

ID-0

 ケインがあまりに人間性を欠如していて、イドはあまりに人間らしく。
またアダムスは矛盾をはらみ、悲しく滑稽なほどに人間らしいのが考えさせられます。

 イドの過去、大罪人なのは予想出来て居ましたが、故意犯なのまでは完全に予想外。
どれも高確率と計算しての不作為なのがまた嫌らしい。
しかも罪の意識どころか、悪事にアダムスを引き込む風すら見せず、アリスを除外したことをアダムスの為になると本気で思ってそうなのですよね。
そして、イドの心に残って居たのはアダムスへの憎悪などなく、オリハルトとアリスへの執着のみ。
 イドになってからの性格変化は、記憶がリセットされてグレイマン船長による倫理観再構築のおかげなのか、それとも。

 共感とか一般的倫理観がまるで欠如しているのが脳の特性なのだとしたら、そこから解放された故なのか。
そしてそのクローンの脳に居続けてきたアダムスも、同じ特性を得ているのかもしれません。

 肉体と精神、どちらが人間の本質なのか。
生まれや成長過程、記憶や嗜好は何によって決まるのか。

 そんな生き方や思考を直に感じさせてくれる、興津和幸さんと子安武人さんの名演技よ!

 毎度のクイズCMゥ!
こんなに緊迫した展開にラブコメブッ込むじゃありませんよ!
いいぞもっとやれ!

リトルウィッチアカデミア

 優しい雪の、一夜の物語。
アッコは今まで道に迷った時に向かったポラリスの泉に、行き着くことすら出来ずに立ち尽くしちゃったのですね。
ロッテ、スーシィ、アマンダ、コンスタンツェ、そしてダイアナ。

 一人一人のアッコへの愛情表現が、各々らしい形で違っているのが好きです。
ヤスミンカだけ特別なエピソード無いのに、天使ですね!

 いつも冷静でロッテを当たり前のように慰めるスーシィが、アッコと最初に出会えた橋の上で一人立ち尽くすのがちょっと切なく、愛らしいです。
ロングランですものね。

 箒レースや学園祭で一番になり、ダイアナがシャリオと並べたことを喜んでいる説を見た時は
「結果であって、シャリオ愛はそこまでじゃ無いだろ」
と思ってたら、それ所じゃなかった。
ルーナノヴァ入学からシャリオへの憧れだったとは。
 ダイアナ自身は決してしなかったけど、ハンナとバーバラがアッコを目の敵にしたのは、ダイアナに近付くからだけでなく、ダイアナの嫉妬をなんとなく感じたからじゃないかな。

 シャリオの真実が、あまりに幼くて、夢と憧れが少しづつ汚れていく様が悲しく。
世界公演も学生時か、せいぜい卒業直後だったとは。
その夢への純粋さが、期待に応えようとする幼い女性が、そしてその少女に憧れと嫉妬と愛を誰よりもかけた少女が、利用されて、間違って。
 でも、その派手な演出とクロワの呪術のおかげで世界公演まで出来、アッコとダイアナを魅せられて。
だから今アッコとダイアナはルーナノヴァで出会えて、もっと多くの人々と出会えて。

 奇跡と汚濁のないまぜが、それでもまだ美しく思えるのです。
泣き笑いのアッコと、彼女を愛した友達と、店員が出した飲み物で(笑
もう!店員さんイイトコ持ってくなぁ!

 愛と夢と嫉妬と憎悪がないまぜな、シャリオとクロワ。
ダイアナと同じくアッコを助けないシャリオに幻滅しましたが、クロワと戦う事を選んだのですね。
きっと少しでも話したら、ダイアナに悟られると分かって。

 再び立ち上がるアッコが、仲間たちが、その活躍が楽しみです。

つぐもも

 エロくて萌えて燃えて。
つぐももの魅力いっぱいでした。
一也の男の子らしい決意と成長が頼もしい。

 以前から感じていた1990年代、特に『天地無用』っぽいなーと思ってたら折笠愛さんが!(笑
髪型も魎呼っぽいし!

 「マッチョマッチョマッチョ…」がしばらく耳から離れませんでした(笑

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