【ジャンプ感想】僕のヒーローアカデミア No.143

僕のヒーローアカデミア

不屈は誰かのために

　ファットガム＆レッドライオット VS.死穢八斎會鉄砲玉2人
タッグバトル！
敵も味方も良いキャラばっかりだ！
乱破はアホで熱血、天蓋も嘘は言っても任侠らしく筋を通す、自分を貫くキャラ2人。
立ち向かうはファットガム、プロとして、先達として、師匠として、ヒーローとして、漢として、尊敬できる格好良い男だぜ！

　ヒーロー、ヴィランとして一線級の3人を前に実力が届かない切島くんは、ファットガムからも天蓋からも一度見切られた通り、確かに一度心は折れたのでしょう。
それでも、だからこそ。
　脳無戦で、体育祭で、修学旅行で、
自分の無力を何度も悔い、その度に泣いて歯を食いしばって立ち直って来た切島くんは。
決して倒れない盾と、憧れで相棒のかっちゃんに告げられた切島くんは。
何度だって、立ち向かうんだ。

　「不屈とは折れた事がないという意味ではない
折れてなお立ちあがる者を言うのだ」
『銃夢 Last Order』の刀耳の言葉を思い出しました。

　格好良くて泣けちゃいますよ、切島くん。
でも、良い意味でも悪意味でもデクに似てるなぁ。
臆病で、勇敢で、誰かの為にばかり自分を追い込んで
その自分の怪我を無視する精神、格好良いけど見てる方も辛いよ！
上半身前面全て打撲・裂傷で命には別状ないと思いますけど…

　他の感想はこちら↓
週刊少年ジャンプ 31号 感想(2017)