かなり前のアニメ感想 土曜分 20171209
魔法使いの嫁 10話
感想ですよー。
魔法使いの嫁 第3巻(完全限定生産) Blu-ray
種﨑敦美
松竹
2018-05-30
魔法使いの嫁
ふおお面白い…
でもこの面白さの言語化はちょっと難しいな……
まずは前半、2回目の竜の国訪問までは、
みんな可愛い!伝統的ファンタジー要素で心痺れる!
でした。
特に大事に思いながらも不器用に触れ合えない疑似家族な、エリアス、チセ、ルツ、銀の君がちょっと寂しくも可愛く微笑ましく。
ドラゴンライドに不可視の魔法にわくわく。
ちょっと成長した竜の仔とセルキーが最高にファンタジーで最高に可愛いですな!
私もナデナデしたい!モフモフしたいいいいい~!!!!
そして後半、エリアスたちの過去。
存在とは?
自分、魔法使い、妖精と神、人と魔、時間、他者との触れ合い、社会との関係とは。
全てが簡単でなく、一つでなく、分かたれたものでもなく。
美しい世界と優しい言葉の中で紡がれる物語に、心惹かれ、また問いを投げられたようにも感じました。
エリアスは何なのか。
「人が混じっている」がなんとも恐ろしく、また人間にも魔物にも属せない寂しさを感じてしまいます。
人であろうとして、でも人にはなれない、宙ぶらりんなな。
それが今のちせとの近くも遠い触れ合いに表れているようにも。
とはいえ、やはり「今のエリアスは何を望むのか」「今のチセは何を望むのか」だけが大事なのだと思います。
エリアスはチセに何を望み、チセはエリアスに何を望み、お互いにどう応えるのか、応えたいのか。
夫婦もどきの2人と、家族もどきの4人の答えを見ていきたいです。