【ジャンプ感想】僕のヒーローアカデミア No.191
僕のヒーローアカデミア
焼け残ったモノに
僕のヒーローアカデミア 19 (ジャンプコミックス)
堀越 耕平
集英社
2018-07-04
荼毘、登場。
おそらく名うてであったろうスナッチが言及されるのは嬉しいですが、それ以上に気になる、エンデヴァーが目が霞んでいるという演出…
やはり残り一人の息子なのでしょうね。
霞んでいても一目で判別しているので、映像でじっくり見たとも予測出来て。
自分を焼いてしまって、見た目も心も大きく変じてしまった、ぐらいの変化はあったように思えます。
そして最後のカット。
いつもはヴィラン連合の中で一番平静で理知的な荼毘が、いつも大きい感情に溢れていて、他の感情が、記憶が、押さえつけられているような…
それが、ヒーローたちの戦いで死んでいった者たちへの感情なのか。
恐ろしく、間違いなく社会に害悪な存在ですが、だからこそ惹かれるヴィランになってきました。
持ち帰った脳無ハイエンドは死んでいないのか、それとも死体でさえ警察に渡しては問題なのかな?
流石にこのレベルの個体を量産出来るのは無理として欲しいところですが…
エンデヴァー生き残って良かったー!
怪我だらけですが、流石に再生個性を最優先してもらえるでしょうし。
ただ手が吹っ飛んだとか炭化したとかまで治せなさそうですし、やっぱりエンデヴァーの個性自体今のヒーロー稼業には使い辛い部分が有りますね。
ホークスも生き残ったー!
と思ったらなんだよ君、切ないじゃ無いですかー!
器用で斜に見てて何でも出来て、でもだから不器用を貫くエンデヴァーに心惹かれたホークスに、なんて辛い命令が。
あのヒーロー・ビルボードチャートでの苛つきがどれだけ重いものだったのか。
確かにこの難しい仕事をこなせるだろう器用で賢しいヒーロー、他に居ませんでしたね…
そんな2人を見事守ったミルコ!
上記の「細かい難しいこと出来ない」筆頭な脳筋女性ヒーローでした(笑
このムキムキ具合、美しさ格好良さどれも好みです。
多分今回でプローヒーロー編終了かな?
レベルが高く、誰が死んでもおかしく無い展開で
面白かったー!
ヴィラン視点回もこちらも、是非またやっていただきたい!
他の感想はこちら↓
週刊少年ジャンプ 34号 感想(2018)