先週のアニメ感想 日曜分 20180916
バキ 12話
の感想ですよー。
バキ ブルーレイBOX vol.1 Blu-ray
島崎信長
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2018-11-16
バキ
満身創痍同士の加藤との一瞬は、大好きなシーンだったので良かったです。
神心会 vs.ドリアン、第6R!
で良いのかなぁ?(笑
ドリアンの恐怖のリアクションも良かったのですが、ちょっと涙の出方だけはギャグにしか見えないよ!(笑
それでも負けを認めず、不意に不意を重ねて爆弾まで使うドリアン。
正直この時点でのドリアンの「勝ち」は、独歩に戦闘力で完敗し、加藤へ心底恐怖し、完全に負けた後での欺瞞にしか思えませんでした。
それでも烈との戦いがあまりに美しく不満ながらもそう言うものだろうと思っていたのですがー
今回まとめて一気に描かれてみると、考えが変わりました。
事実、今までの「どんな手段を使っても届かない完膚なきまでの敗北」観点では勝ったものの、ドリアンも心の底では本当に敗北していると分かっていて。
その敗北の空虚を、今までの勝利も無意味だという恐ろしい虚しさを、烈は優しく明瞭に、圧倒的な実力差を持って教えたのだと。
そんな風に感じました。
多分、ドリアンはずっと貧しく不幸で、化け物のような強さだけが心の支えだった。
敗北を知りたいと言いながら、本当は負けることが怖くて怖くてどんな手段でも使って勝ちを拾い続け、負けても騙して暗殺して。
そうやって守って来た自我が、もう疲れ切って、ここまで来たようにも思えるのです。
ドリアンの悲しく虚ろな歌と、キャンディをせがむ哀れな姿に。
神心会、形だけ見ると敗北ですが、これが次の勝負につながる訳ですし…
死刑囚編で一番好きな決着なので、これも必要な過程だったのだと思います。
シコルスキー参戦!
でもシコルスキーとの戦いよりも、SAGAがそろそろだった気がするのですが、テレビ的な演出の意味で、どうするのかが気になります!