ぶるがり屋 2019/01/14 01:01

先々々週のアニメ感想 日曜分 20181230

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 12話最終回、PERSONA5 the Animation 年末特番
の感想ですよー。
体調が少し回復したので!


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逢坂良太
DMM pictures
2018-12-21


ペルソナ5 8(完全生産限定版) Blu-ray

福山潤
アニプレックス
2019-01-30

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

 怒涛の最終回。
いやぁ、肌色とバトルと感情の怒涛でした…
エリクシー=唾液が体中を駆け巡って力になる!シーンはエロでちょいギャグですが、この作品の愛と性は人の力だというのが良く現れてる描写なのですよね。
いや原作は違うかもしれませんが(笑

 勝利を味わい、横道へ進むシャルロットとモンモランシ率いるフランス軍。
本人は望まずとも、立派になったものですよ。

 あんなに嫉妬していたのに、カトリーヌとの出会いが、言葉が、まさか自分の死を覚悟してのものだとは。
まだ幼く、決して頭が良い訳ではなくても。
ジャンヌは自分のしたいこと、すべきこと、失うことを理解して、そのままに進む純粋過ぎるほど純粋な子なのだなぁ。
それで思いつくのが最後のオチ、子作りなのが、この作品らしいけどヒドい(笑

 幻の美女はアスタロトの本当の姿、だったのかな?
アスタロトと交わって神の力を得ることが、神々に対抗する力を得る元々の計画だったのかな。
そしてアスタロトも籠絡してしまうモンモランシ、ジャンヌの嫉妬も仕方ないなぁ(笑

 ジャンヌと同じく、どんなに厳しく辛い道だとしても、自分の道を切り開くと決めたフィリップ。
最後の門を開けて光を浴びる3カットは神々しいまでに美しく格好良かったですよ。
きっとグラス・デールが力になって、本当に辛い時は一緒に居てくれると思えます。
 しかしまぁ、兜を外した時の裸絵はロリというか幼児体型で笑ってしまいました。
最初は作画がたまたま、と思ったら後でもしっかり胸なく下半身がぽってり丸くて(笑

 面白かったー!
けど!
なんだか三ヶ月、振り回された気分です(笑
面白いところもダメなところも古い&力一杯なのですよね。
やっぱり惜しむらくは、詰め込み過ぎかなぁ?
 続編あったら見ますけど、もうちょっとゆったり見せてお願い!

 最終回のフランス語講座、また吹いちゃった(笑

PERSONA5 the Animation

 最終編、開始!
数ヶ月経て、堂々の完結編、年末特別編ですね…
と思ったら終わらなかった(笑

 明智くんの発言ミスは気付けましたし、策は双葉が明智の携帯電話に何か仕込んだ&冴さんが携帯で見せた、蓮殺害はパレス内というのは消去法で考えていましたが、まさかあそこまで怪盗団全員で入念に準備、計算し尽くされた作戦だったとは!
パレスの入り方や場所まで限定できるのは考えつきませんでした。
 問題は自分たちでも言っている通り、蓮と警備警察官を殺した後の証拠がまるで無いことですが、おそらくは後処理担当だった特捜部長を始末しちゃったので、時間が稼げるのも確か。
 言われてみれば冴さんが、最後の尋問時に改心が半分くらいぽかったり、パレスが崩壊してなかったりとヒントもいっぱい出てたのですね。

 認知世界とペルソナの力でなく、最後は真実と語りかけで冴さんの心を盗んだのはお見事でした。
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。 あなたの心です。」ですね(笑

 池田秀一さんが赤い旗を背に演説かましてると「ジークジオン!」と手を挙げて叫びたくなりますね(笑
これだけでラスボスに相応しい貫禄ですが、まさか最初の悪人、女性を傷つけ蓮の正義感を挫いた小物が彼だったとは。
そりゃー倒すべき、超えなければいけない大敵ですよ。

 戦わなくとも仲間たちが助け、力になるシーンの連続はやはりワクワクしますね!
ペルソナシリーズはこの最後の畳み掛けが一番好きです。
ただべっきぃ先生にはもうちょっと優しくorえっちに応えて良いと思うんだ!(笑

 明智君が背負ったドラマ、思ってたより辛かった…
今のまま憎しみに任せて進んで、成功してもしなくても、決して救われないのが辛い。
 それでも、いやだからか、羨み妬んだ怪盗団の皆にその才能を褒められ、特に蓮に仲間だと認められたのは何にも変えがたい救い、だったのでしょう。
実際ペルソナを変えられるのって、歴代主人公を入れてもほとんど居ないのでは?
 進むこの道が滅びに続いているのは、生まれや才能でなく、自分が選んだから。
それは救いで、滅びで。
最後に自分で選び取った選択は、明智にとって何よりも価値があったのだと思えるのです。
…それでも、生き延びてて欲しいなぁ。

 初めて世にでる怪盗団の絵が格好良いなぁ!
見上げる、そして信じてきたコープ仲間の姿も熱い。

 そしてラスボス獅堂とのバトル!
腐敗政治描写やアクションもさることながら、シャアよりもゴトウらしいムッキムキな強さ、最強格ベルゼバブにアリス!
まさか生きてる間に動き喋るアリスが見られるとは…
感涙です。

 思想は薄っぺらく悪足掻きも醜い獅堂でしたが、本当の恐ろしさは獅堂という「人間でなく、そんな人間を一国の代表者に祭り上げた"現象"だったとは。
 きっかけそのものは悪足掻きに飲んだ薬のせいで獅堂の我欲が集団的無意識に流れ込んだ… あたりかもしれませんが、自分の欲ばかり優先し、自分たちの失敗も成功も責任も他人に任せてしまう多くのものたちの意識がここまで来てしまった、そんな風に見えました。
個人だけでなく、空気、多くのものたちの意識が何度も敵として、時に味方として来たこの作品に相応しい、最後に向かうべき敵、ですね。

 原作ゲームやってないので分かりませんが、追加版が出るとのことで、ここから先が元々なのか追加版のENDなのか分からなくてちょっとモヤモヤします。
多分元々この物語なのかなー、とは思いますが。

 えっと、次回が本当に最終回、ですよね?(笑
待ってますよ〜!

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