どろろ 13話の感想
どろろ 13話の感想ですよー。
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鈴木拡樹
バップ
2019-05-22
どろろ
菩薩像や狐妖怪との契約とかがどうなったかは置いて、新章はどろろと百鬼丸の旅、これからの2人の関係から、でした。
一人孤独に旅をしていた2人が、今は。
荒れる百鬼丸と、その無茶を続ける百鬼丸を守ろうと頑張って、こっちも無理をしてしまうどろろ。
2人とも聡いですけど、まだまだ若く幼い子供ですものね。
そして、もう失っていると分かっていても求めてしまう「母」の姿。
おかかは、明らかに妄執に狂った大罪人なのだけど、どろろに対しての言葉遣いや眠った頭を置く所作、根が優しい、いや、優しかったのだと分かるのが、
そしてどろろの純粋な思いと問いから昔の自分を取り戻していく様が、胸に痛い。
まだおかかのような優し付き合い方は分からないけれど、人の感情を読み、その気持ちに答える百鬼丸に戻ったのは。
母を求めるどろろの幼さと自分のための一所懸命さを見たからか、
得られない何かを求めて狂った、そして心を取り戻して安らかに消えたおかかを見たからか。
どっちかな、両方かな。
どろろの背中に地図が!
どろろも知ってはいたし、でもそんなに隠してる感じもしないので、どの程度の重要性なのかなー。
両親の素性からそんな大金や秘宝とも思えませんし。
今まで結構長い間旅してますが、まぁ百鬼丸も琵琶丸も見えないしなぁ(笑
ただ、新OPからすると、多宝丸は悪堕ちしてそうですし、縫の方は狐妖怪に体乗っ取られるのでは…
菩薩像も持ってきてしまいましたし、醍醐家を守るものが無くなってしまった状態と考えると納得ですし、百鬼丸が味わった「大事なものが無い」苦しみを、ただ一人反省のない醍醐景光自身が味わうという帰結になるのかな。