ぶるがり屋 2019/05/17 00:33

どろろ 18話の感想

どろろ 18話の感想ですよー。


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鈴木拡樹
バップ
2019-08-21

どろろ

 どろろと百鬼丸、イタチ一党、多宝丸率いる醍醐勢、しらぬいと二郎丸。
生と死と、願いと信念が絡み合う、
無常岬・四つ巴の戦い。

人間を憎み絶望し、人間をやめようとしたしらぬいと、人ならざるものを殺して人になっていく百鬼丸の、双方の悲哀。
情を捨てて兄百鬼丸を殺そうとするものの、幼馴染の兵庫の危険に甘さが滲み出る多宝丸。
どちらも見事なアクション&殺陣とともに胸に迫る物語でしたが、さらに私の胸に迫ったのは、どろろと百鬼丸の再会と、イタチの死に様でした。

ああもう可愛い〜
胸がキュンキュンするんじゃ〜

どろろの危機に颯爽と現れ、恐るべき鬼神を一蹴する百鬼丸の王子様的格好良さよ!
どろろの為だけにこの島に来て、迎えに来てくれたのですものね。
どろろが異性を感じちゃうのなんて当然ですよ。
 百鬼丸のほっぺぷにぷにも、頭すりすりも、きっと"おっかちゃん"寿海からもらった、一番の愛情表現なのですよね。
きっと、百鬼丸自身が一番嬉しかった。
 再会してからもアイデアは共有できなかったものの(笑、隣にいて当然の、当たり前の距離感なのですよね。
良い相棒で、きっといつか良い恋人になるでしょう。
…どろろより、百鬼丸の方が性徴遅いんだろうなぁ(笑

 イタチは前々回の海の上ではダメダメでしたが、今回はほとんどの場合において最善の判断を行い、部下も掌握してるのですよね。
それでいて「オレの金だ」という部下もそのままにして。
欲望を肯定して各人の意思に任せるリーダーシップなのだなぁ。
 今回、ずっとどろろの身を案じて常に、何度も庇ってるのですよね…
そんな優しさと同時に、最後まで金ばかり追って。
優しくて、意地悪で、小狡くて、欲張りで、淡い希望にしがみついて。
「俺たちはもっとましなところに行けるんだ…」がきっと、イタチの底にあった生の言葉だったのだろうなぁ…
 残念ながら死んでしまいましたが、人間の弱さを全て背負ったままに強く生きようともがいた、素晴らしいキャラでした。
 仇同士なはずのイタチに、どろろの「あっちで喧嘩しないでおくれよ」が、優しい。

 気になったのは、二郎丸がいつから鬼神だったのか、鬼神と醍醐景光の契約時に鬼神だったのかが不思議なことですね。
個人的には「あのサメの一族が鬼神だった」というのが一番納得できるかな?

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