麒麟がくる 6話の感想
麒麟がくる 6話の感想ですよー。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック Vol.1
ジョン・グラム
2020/1/29
麒麟がくる
戦国の世に疲れ、慣れてしまった京・幕府近習の武士たちと、世を変えるつてさえ知らない田舎武士の明智光秀。
現実と理想、諦観と実行。
本当にこれが正しことにつながるか、まだ分からなくても。
やっと、光秀が「正しい世のために」一歩歩み出せた時、なのかもしれません。
今まで悩み、惑い、人に触れ世情を知り、麒麟を呼ぶに何をすれば良いかと問い続けて、やっとこの時に。
史実を蹴飛ばすヒロイックな活躍ですが、後の将軍家&細川藤孝からの信用っぷりを考えるとこれぐらいは納得できますね。
実際どんな行動をしたらあんなに信用されたのだろう…?
明智光秀、細川藤孝、三好長慶、松永久秀が背中を合わせて戦う姿。
私はこの先の史実を多くは知りませんが、因縁とドラマを感じぜずに入られません。
他の方の感想を見るに、室町クラスタ内だと「明智光秀と細川藤孝にW必殺技で美しく斬られるあの刺客が羨ましい」と評判でした(笑
ん〜分からないでは、ない!
私もモブ戦士として死ぬなら、ヘラクレスに殴殺か、ペルセウスにメデューサで石化されたい!
光秀と藤孝の気高い友情。
2人は理想も性根も似ていますよね。
藤孝が光秀を好きになるのは納得です。
そして今回、松永久秀が光秀を好きなのも明らかになったように感じます。
主君もろとも命を救われたのはもちろん、その理由が自分が述べた理想や和平のために命を投げ出し、かつ将軍家まで動かしたと聞いては、好きになりますよね。
あの理想や和平術には、少なからず詐術も混じっていた気がするのですが、だからこそ、まっすぐに情熱を貫く光秀が、眩しく美しく思えたのではないかな、と。
…ああ、美しい、辛い!
4人の英雄たちを救う三淵藤英、彼らを率い心酔される足利義輝にも惹かれます。
このドラマで三淵藤英を知り、また好きになりそうです、
情婦に匿ってもらってる部屋で謀を盗み聞き
敦盛・連歌
紅葉の赤化粧
闇の中、消えゆく薪の火に映える2人の緑と桃色
なんとも見入る物語でした。
ラスト、抱き寄せる光秀は駒ちゃんに愛おしいと、ほのかに恋心を抱いてると思うのですが…
まだ分かってなさそうな(笑