フルーツバスケット 2期1話の感想
フルーツバスケット 2nd season 1話(計26話)の感想です。
フルーツバスケット 1st season Vol.6 BD Blu-ray
石見舞菜香, 島崎信長, 内田雄馬, 中村悠一, 種崎敦美
エイベックス・ピクチャーズ
2019/11/22
フルーツバスケット
2期来たー!!!!
よもやの開幕皆川素子先輩!?
からの丸々皆川素子回!
わーい!
カットしてもなんとかなる彼女ですが、呪いにまみれた草摩の外から、ギャグと由希の成長を描くには、大事なキャラですよね。
これからの由希の心の成長に寄与したとも思いますし。
個人的に大好きな、一番好きだと言っても良いキャラだったりします。
本当に由希が大好きで大好きで、それだけなのですよね。
好きだから緊張して上手く喋れなくて、周りのライバルたちを牽制して、でも何もできなくて、嫉妬して、勝手に羨んで、泣いて、大好きな由希を困らせて。
困らしたのに追いかけてくれることが嬉しくて、
そんな身勝手で醜い自分が大嫌いで。
でも、自分だけが気づいてしまう。
草摩の呪いに縛られるだけだった由希が、持ち前の他人の感情を大事にして尊重する誠実なまま、人と触れ合い、人の期待を背負う勇気を持って。
何より、人の淡い気持ちに気づき、寄り添えるようになって。
人の気持ちを思う笑顔を見せるようになって。
そんな由希の、頑張りが、成長が、変化が、
淡い恋心が。
分かってしまうほど、由希が大好きで、ずっと見ていた素子先輩が、痛いほど切なくて。
自分の弱さ醜さを一緒に笑う素子先輩が、可愛くて。
諦めないと宣言する素子先輩を、応援したくなるのです。
しかしまぁ、プリ・ユキの人材の豊富なこと(笑
由希は巻き込まれ主人公体質ですよ。
今までは遠巻きだったプリ・ユキと、会長。
さらに今回からの新・生徒会はまた強力に由希を振り回して来ますからねー。
翔は綾女属性だけでなく、+紫呉属性もじゃないかな!
だから余計に由希が大変という(笑
しっかし翔と真知、さらに公ちゃんを揃える会長、人材を見る能力だけは凄い。
桜木くんだけ普通過ぎて反対に違和感があるくらい(笑
他にもさらっと紅野が出たり、潑春と依鈴のシーンがあったり、不良三人娘がガヤガヤしてたり。
楽しさと恋、美しさと呪いがいっぱいの、2期スタートに相応しいお話でした。
これからまた半年かな?幸せな日々が続きます。
その他の細かい好きなところ
- 紫呉の「そのニブさ既に悪鬼の如し!!」の言い方
- 綾女の高らかな笑い声! 今回これだけかーい!(笑
- 『異種族レビュアーズ』に続き、ここでも八百屋杏さん(2回目)の印象強い声が!
もちろん新OP&ED!
どちらも曲は好きですが、OPの絵はあんまり好きじゃないかなー。
『フルーツバスケット』は人との繋がり、絆が好きなので、個々人の絵が多いのはあんまり。
↑の作中シーンの前に普通に紅野が居てビックリしましたが(笑
逆にEDは絵が大好きです。
もうちょっと十二支+猫のマークをゆっくりしっかり見せて欲しくらい。
また最後の十二支と神の宴会のカットも、実に印象的で素晴らしい。
あのカット、視聴者の心に残って欲しいですものね。
(以下ネタバレ注意!)
翔は正確には、綾女の「人の気持ちが分からない(過去)」と紫呉の「人の気持ちなんてどうでも良い」とは違って、「大事な人以外どーでも良い**」なように読みました。
とはいえ、やっぱり2人に似ていて。
おかげで由希はマブダチトリオの視点や苦労を気づくように。
また真知と触れ合う中で、守る側の視点も知って。
由希は大きく成長していくのだろうと思います。
前も書いたかもしれませんが、私は『フルーツバスケット』を、由希主人公で、
「由希が恋を知り、失って、成長する物語」が物語の主軸だと思っています。
だから由希の成長にスポットを当てた今回に、素子先輩、翔、真知との触れ合いを見せたのだろうと。
そして何より、この分なら皆川素子先輩の卒業回もしっかり描いてくれそうですね。
…待ってます!!!!
(ネタバレ終了)