ぶるがり屋 2020/04/20 00:00

麒麟がくる 14話の感想

麒麟がくる 14話「聖徳寺の会見」の感想ですよー。


NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック Vol.1
ジョン・グラム
2020/1/29

麒麟がくる

 うつけをプロデュース!
帰蝶のプロデュース力も、織田信長のカリスマ力も両方高くて、これは斎藤道三、唸るしかありません。
ある程度の家格と地盤、莫大な金と商業の要所、そして新しい時代を求める視点、活力、意欲。
この物語の道三が、どれも求めるものばかりで。

 斎藤道三は満足し、明智光秀はやっと破顔しますが…
戦国時代の親子・相続問題が重い。
ドラマ内だと示唆されてるぐらいですが、織田家も斎藤家も家督争いがこの前後で大変なのですよね。
 反発するばかりで、美濃一国の中、国衆と家族しか見ていない、斎藤高政は明らかにダメなのですが、道三が愛される父&信用できる夫であったかと言うと…
信用できない!(笑
前回も深芳野の前で家督を継がせないと言ってましたし、高政に対しては試して煽ってばかりなのですよねー。
 深芳野の心中を暗くさせたのは、親子2人共のせいだと思います。

 ただ今回、しきたりや正道を説くでなく、人の弱みに付け込んで言質を取った高政は、悪い意味で蝮・道三のやり口のままなのですよね。
この親子はもう!

 ちょっと戻って織田信長と斎藤道三の会見に。
道三の装束はいつもの通りヴィラン的な格好良さで大好きですが、対する信長の大紋も古い中に新しい時代の気風を感じる黄色が目に映え。
室町の装束や色使いの意味などがわかると、信長の今回の正装の意味もより分かるのかなー。
 この時期からの織田信長子飼いの武将、
前田利家は予想してましたが、もう一人は佐々成政でしたか。
私の中ですと漫画『花の慶次 ―雲のかなたに―』の信長大好きな無骨者と言うメージが強く印象的で、この後も利家と一緒に活躍してくれると嬉しいです。

 他の方の感想を見るに、次男坊三男坊を雇って忠誠心が強い常備軍を作る信長や、
地元有力者を排除して直接税を納めさせる秀吉など、人物の人となりと史実の政策を絡めた描写だったそうで、感心してしまいます。
 秀吉の恨みは徹底的だろうなぁ(笑

 今回は笑っちゃう小ネタもいっぱいでした。

  • 主君に強いツッコミ入れる忠義の男光秀
  • 恋話で攻める煕子さん & 恋話から逃げる光秀
  • 大きな猿が小さな猿を吹っ飛ばした!
  • みんな光秀から言質を取りたがり過ぎ!
  • 鉄砲と新戦術でニコニコ光秀!

 情と約束に弱く、鉄砲と新戦術大好き!
今までで一番明智光秀のダメな所が出ててフフッと(笑
みんな、光秀が認めてくれたなら大丈夫と思ってる節がありますね。
結論:セリフは少なかったけど、今回のマスコット枠は光秀!


 名前を覚えられない私なので、南果歩さんを話題にする時はずっと「いつも"不幸の女"役の人」と言ってました。
だいたい通じた。
人の心に強い印象を与えてくれる名女優さんですよね!

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