ぶるがり屋 2020/07/17 03:27

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 2話の感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 2話
「今日まで、その鍵には一度も触れたことがない。」の感想ですよー。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第1巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) (Blu-ray)
出演: 江口拓也, 早見沙織, 東山奈央, 佐倉綾音
監督: 及川啓
販売元: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日: 2020/09/25

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

 微妙で繊細で、愛と嫉妬と恋とでないまぜで。
このはっきりとしない見せない、何を思っているか考えてしまう演出が、『俺ガイル』ですねぇ。

 ※最終巻だけ、どうにもまだ構えてしまって読んでいません。

 今回は陽乃さん回、だったかなー。
雪乃の決意、結衣の苦悩、八幡の逡巡が、陽乃を通して見えてくるような。

 2期から悩み迷っていた雪乃のやっと出せた答えは、不器用で、一歩一歩答えを出してからでないと前へ進めない、雪乃らしい答えでした。

 不意に、ついに、遠ざけていた「本物」、雪乃と八幡の恋を否定出来ない形で見てしまった結衣。
それでもと恋愛アタックを続けられるなら、または自分お気持ちも話して3人で気持ちを言い合えるなら、「本物」の答えを出せるかもしれませんが。
そんなことをすれば壊れてしまうのが雪乃と八幡で、壊れるくらいなら自分の心を封じ込めちゃうのが、結衣なのですよね。
誰より大好きな2人と、結衣の3人は。

 パンさんのデザインが脳内でほんわか系だったので、理解するのにちょっと時間がかかりました(笑
小説の挿絵でもこのデザインでしたっけ…?

 分かっていましたが八幡は、自分から動かない、動くには正しい理由が必要な、
愛しいけれどメンド臭い奴だなぁ(笑
それでも葉山の言葉に礼を言い、最後のいろはの願いにも、雪乃の言葉さえあれば当たり前に動こうとしてるのですよね。

 だから、陽乃の言葉の通りの「酔えない人」だとは思いません。
八幡の奥底は熱くて情熱的で、衝動的で、大好きな人のためにいくらでも頑張れる人間だと。
 あと、心は冷めてても普通に酔っちゃう残念な男だとも(笑

 もしかしたら陽乃は、今はまだ酔えてしまうだろう八幡を予言で縛って、自分の同類になって欲しかったのかな。
夢を見ては折れて、諦めて、これが大人だと嘯くしかなくて。

 原作読んでる時は気づきませんでしたが、八幡は事あるごとに、みんなに「そのお兄ちゃんムーブ止めろ」言われまくってるなぁ(笑

 そして多分前半のメイン、プロム編開始。
プロムの絵面が脳内と同じでほっとしました(笑
いろはが出ると物語が明るくなりますね〜。
結衣がちょっと曇ってる分、ありがたい存在です。

 いろはのまっすぐな願いと、そのまっすぐさに惹かれる雪乃。
お互いに自分の持っていない美点を尊敬し合う、不思議なコンビですね。
抱きつくいろはも抱きつかれるゆきのんも、無理矢理剥がすゆきのんも大好き。
いろはと結衣のテレビCM漫才も好きなシーンなので、カットされないで嬉しいですよ。

 そして予告漫才ええな!
トークに限定すると、いろはと八幡の漫才が一番好きです。
新作が聞けてホクホク。

 1期と「完」のCMはゆきのんと結衣が可愛くて、ちょっと切なくて。
あ、『続』のCM見損ねたんですが、今回も玉縄くんでした?

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