フルーツバスケット 2期25話の感想
フルーツバスケット 2nd season 25話(計50話) 最終話
「・・・・・俺はもう、違うんだ」 の感想です。
フルーツバスケット 2nd season Vol.4 BD Blu-ray
監督: 井端義秀
出演: 石見舞菜香, 島崎信長, 内田雄馬, 中村悠一, 釘宮理恵
販売元: エイベックス・ピクチャーズ
発売日: 2020/10/30
フルーツバスケット
うんうん、細やかながら、頑張った依鈴、由希、紅葉が報われた。
自分を守り癒してくれた透に、感謝の気持ちともう自分のことを心配しないでも大丈夫だと、王子様らしくおどけて笑う由希。
透の願いを、透との秘密を見事やり遂げた紅葉の、男の子らしい声と笑顔。
頑張って、成長した姿に胸が暖かくなります。
良かったね由希、良かったね紅葉…!
何代も何代も深く重く重ねられた草摩の呪いの闇の中。
差し込む光があの「シンデレラっぽいもの」かー(笑
いや、確かにそんな暗い淀み吹き飛ばすナニかが溢れ出る劇でしたけど!
十二支最後一人、紅野と透の出会い。
強く愛し合う紅野と魚ちゃんを分かつ間は遥か遠く、呪いとあきとの真実は重く。
あきとが女性だと告げられるシーンに描かれる着物姿のあきとが本当に綺麗で、今も目に焼き付いて。
うおお、この新事実の嵐で次は数クール後か〜。
原作読者は待ってましたという所ですが、アニメのみ視聴者は大丈夫だろうか(笑
いや、衝撃だったからなぁ…!
絆と呪い、愛と恋と憎しみ、絡み合いすれ違う想い。
全てが解かれるクライマックスは、もうすぐだ!
(以下ネタバレ注意!)
今見ると、証明のためだけに抱き寄せたり、紅野はホント乙女心を理解してない朴念仁だなーとか、あきとが傷ついた少女だから紅野もはとりも見捨てられないとか、透くんがボロボロになりながら縋ったのは、女の子に弱い紅野相手に大成功だったのだなぁとか、紫呉は心底意地悪だとか(笑
また草摩の呪いの闇を貫いて紅野の心に届くには、陽とバカの塊「シンデレラっぽいもの」でなければならなかったのだなぁとか。
紅野との接触、そこから始まる草摩の呪いの崩壊。
紫呉からすれば、幼少の頃からの悲願がやっと明らかに動いたのですものね。
本当に意地悪い声でしたが、心底嬉しかったのだろうなぁ…
まぁ紫呉視点だと仲間はずれの卑怯な間男ですしねー(笑
物語の最後で紫呉には報われて良かったと思いますが、やっぱりちゃんと夾か由希か潑春あたりにボコボコに殴られるべきだったと思います(笑