ぶるがり屋 2022/10/09 22:12

機動戦士ガンダム 水星の魔女 2話 の感想

機動戦士ガンダム 水星の魔女 2話
「呪いのモビルスーツ」の感想です。


各種動画配信サービスにて配信中

【監督】⼩林 寛
【シリーズ構成・脚本】⼤河内⼀楼
【原作】矢立 肇、富野由悠季
【出演】市ノ瀬加那、内田直哉 ほか
(C)創通・サンライズ・MBS

機動戦士ガンダム 水星の魔女

 復讐の道具、宇宙と地球、社内の財力と力関係、ルールで縛る側と縛られる側。
その代表者がダブスタクソ親父!
ストレスを溜めて溜めて、証拠の無さ、商業的プラス、そして矛盾と不道徳を貫く!
打開までが気持ち良いですよ〜。
いやまだ打開してないですけど、これで決闘敗北は流石に(笑

巨大な世界、賢い人々

 1話のミオリネの宇宙浮遊は自殺まがい、今回の太った婦人登場はエルノラママか?
とか見事に予想が外れました(笑
ミオリネもしっかり脱出に算段もつけ成功率もそれなり以上に有ったのですね。

 そしてこの密輸層の婦人も、一般人代表的なニカも、優しくて、とても賢い。
世界の秩序、ルールとやらに逆らうこと迎合すること、両方の意味をよく知っている。

 他の企業MSのシェアを奪われているというなら、このメガコーポが世界唯一絶対ではないのに、絶対的な勝者に有利なルールで縛られている。
 世界の拡がりと重苦しさを、同時に強く感じました。
こんな世界生きたくないなぁ!

悪の巨頭デリング

 重苦しく窮屈な世界の王様、ミオリネパパが本当に本ッ当にムカつく暴君で、ムカつくと同時に笑っちゃっいました。
これ「一番強い男の妻が一番幸せ」と思ってそーな気すらしますよ。
いやほんとダメクソ親父。
 ミオリネからすると笑えませんが、この完璧なまでの暴君っぷり、早く負かした後のぐぬぬ顔を見たいですよ。
 それ以上に、いつも傷ついて苛ついてきたミオリネの、満面の笑顔が見たい。
スレッタと笑う姿が見たい。

エリクト⇔スレッタ

 スレッタは死を迎えるに見えた、苦しみ焦がれるミオリネの手を取った。
美織ねは自分を守ろうとしてくれた、優しいバカな子の手を取った。
スレッタはまだ流されてばかりだけど、きっとまたミオリネの手を取って、戦うでしょう。
スレッタがミオリネを選び、ミオリネがスレッタを選んだ。
きっとここから、巨大で窮屈な世界の、たった2人の物語。

 トマトを触るなと厳命したのは、ママとの記憶だからか、スレッタが美味しいと言ってくれたからか。

エランくんは謎な美少年

 エランくん前回でもう恋したみたいな顔してて、コン会でも恋心にアレルギーを見せて、もうちょっとゆっくり近づいてくると思ってたら直接アタックして来た!
早い&キャッチー!
いやぁ、影と謎のある美少年の告白。
これは強い。
 スレッタは存分にアワアワしてください。
田舎純情少女のアワアワする姿、素敵だよ!

復讐の母娘は誰か

 Prologueのエレノラ&エリクト母娘と、スレッタママ&本人、別人説が有りますね。
イコールとするならエアリアルの開発などに無理が有り、次世代とすると復讐心の強さや母だろうプロスペラの姿がエリクトと違い過ぎる。
MSの技術的問題は元会社の他メンバーが助力してくれたとして、やっぱり謎や無理が出てきます。

 こういうメタなフックも、面白いなぁ。
色々予想するぞー!
とりあえずエレノラ=プロスペラ、スレッタはエリクトのクローンと予想しておきます。

OP & ED

 どちらも心地好い旋律に、少女たちの自由を求める詩ですね。
透き通るようで、愛と渇望と切なさいっぱいで、
好き!

 まだよく分からないのだけど、OPとEDは今回ので基本で合ってます?
毎週変わったりしない?

次回、グエルくん主人公!?

 前回でクズ男っぷりを見せたグエルくんですが、今回は引きこもり。
とはいえ反省をし、命令をするのはダメながら償いをしてますし、
何よりエレノラパパとグエルパパという巨大クソ親父を見せられては、可愛いダメな子レベルに落ち着いた気がします(笑
まーこんな系列会社のあんな父に育てられ担ぎ出されてるんじゃねぇ……
まだ良い子だとしか思えません。

 次回、「グエルのプライド」
クソ親父たちのデッドコピーとなるか、反省してそれでもと戦う好青年になるか、コーラサワーになるか。
楽しみです!

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