尾上屋台 2016/12/25 18:21

「オカルティック・ナイン」

・アニメ公式


おー随分尖った感じのアニメが出てきたなーってのが第一印象ですかね。
でもこう、すごい人を選ぶ作品ですよね(汗)。

霊的だったりスピリチュアルなものに関して科学的な要素をふんだんに盛り込んできたことで逆に強烈にオカルトな感じになるっていう(笑)、アンビバレンツな感じをよく表現できてたと思います。
こういうとこは結構好きでしたし、話的にも面白かったんじゃないかなーと。

でも全員えらい早口だったり映像的に遊び過ぎてたりと、ついていけない人はむしろ悪印象を与えてしまった作品でもあったんじゃないかなーと。
かくいう自分も、ラストどう解釈したらいいか、イマイチわかりません(汗)。
けれどこういう挑戦的な作品ってのは、その姿勢において自分的には好きだったりします。
もうちょい、もうちょい視聴者側に寄ってくれてもよかったかなーみたいのありますけど(笑)。

吉祥寺が舞台になってますね。
今まで地元だったりよく知ってるとこが舞台の作品ってちらほら見てきましたけど、この作品くらいロケーションのわかる作品はありませんでした。
もう一年以上足を運んでませんけど、多分一番買い物した街だと言えるので。
屋外のカットの半分以上、「あ、この場所をここにカメラ置いて撮ったな」ってのがわかる感じで。
なのでキャラの位置関係とか、今ここにいてここ経由してここに向かった、みたいのが手に取るようにわかって、自分的にはそんな楽しみもあったのでした(笑)。
基本アニメの中って別世界として捉えるもんですが、ほぼ把握してる実際の街並の中でキャラクターたちが動き回るってのは、かなり新鮮な体験ができましたよ。

自分的ヒロインは、澄風桐子なんですけど、最後の方はちょっとりょーたすに持ってかれた感ありますかねー。
でも「ムムー」は好きですよ、ムムーは(笑)。

ともあれ、ここまでオカルト感や非現実的なもの織り交ぜながら、それでも現実的なものを感じさせる作品も珍しく、なかなか味わいのある作品でした!

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