「アホガール」
・アニメ公式
http://ahogirl.jp/
CMで、ヒロインがぶん投げられたりアッパーカットでぶっ飛ばされてるの見て、な、なんちゅうアニメなんだろうと(汗)。
別に格闘漫画ってわけでもなさそうだし・・・ということで、見てみました。
いわゆるギャグアニメなんですけど、なんか終始テンション高いんですよ。
あ、ヒロインのよしこがですね。
この手のアニメって、比較的緩い感じのものしか見たことなかったような気がしたんで、ちょっと新鮮でした。
ていうか、僕が子供の頃読んでた漫画のノリみたいな感じで、同時に懐かしい感じが。
もうなんかね、このテンションの高さだけでも笑えるというか(笑)。
ちょっと強引なくらいがいいんですよね。
あとこれ、15分アニメなんですけど、やたらと声優陣が豪華。
この手の短いアニメって、割合新人が多かったりするじゃないですか。
新人メイン、ベテランがちくっといて全体を締めるみたいな。
そこ行くとこの作品、ほとんどが余所でメイン張れるような人たちばかりなもんで、その意味でも特徴のある作品でしたね。
浪川大輔なんて「犬」ですからねえ(笑)。
あーでも、犬独特の息づかいとか、やっぱこの人上手いなあって思わされたりしたんですけど(笑)。
で、余所でメイン張れる人って、脇で出ても、チョイ役というか、ゲスト出演みたいな感じじゃないですか。
それが半レギュラーというか、普通に二、三話に一度くらいの脇役で出てたりして、それもちょっと新鮮というか。
ギャグの内容だけじゃなく、作りの部分において特に、ちょっと珍しい作品だったなあと。
これも、いい息抜きになるって感じの作品でした。
度々ここで書いてるように、僕は基本的に重い作品が好きで、そういうのばかり選びがちなんで、多少意識して、1クールに一、二本はこういった作品見た方が良いかもですね。
無理して見るようなこともないんでしょうけど、ちょっと気になったものに関しては、くらいな感じで。
変な話、「アホである」ということを笑いに昇華するのって、今の時代結構難しいことだと思うんですよ。
そういうことに、デリケートというか、すぐにおかしなクレームが来る時代でもあるので。
その意味でもこういう作品が生き続けてるってのは、こうして見終わった今、なんかホッとするような感じもしますねえ。