「クリオネの灯り」
・アニメ公式
いじめだったり病気だったりと、重いテーマを扱った作品。
僕これ、 原作見てないんですよ。
洩れ伝わる範囲では結構評価高かった作品だったと思うんで、アニメ見て「?」な感じもややしました。
特にラスト、主人公たちが自分の中でミノリちゃんのことを自己完結しちゃってるように見えて、いや、そういう片付け方はまずいだろう、みたいに思っちゃったのが正直なとこで。
でもこれ、元はイラスト&ノベルなんですよね。
頻繁に主人公のモノローグ入るんですけど、元はかなり文章で見せる作品だったんじゃないかと。
モノローグだらけだとアニメ作品にならないんで、要所要所抜き書きしてったんだと思うんですけど、そのチョイスが少しずれてるか、足りなかったのかもしれないなと思ってます。
ラスト見て、え、そういう心情重ねてきてその結論?って、やっぱり思ってしまったので。
この辺り、原作事前に知ってる人と、僕みたいにアニメだけ見た層では、かなり感想に隔たりがあるかもしれませんね。
10分アニメなんですけど、せめて15分だったら、随分構成変わったんじゃないかなと思います。
特にラスト近辺にモノローグ集中してたように感じたんですけど、そこまでで描写しきれなかったんで、ああいう形になったと思うんですよね。
作ってる側も、この枠で表現するのって、かなり苦労したんじゃないかと思います。
もうちょい尺長くて、前半の描写に割く時間あれば、ラストのとこもすとんと落ちたような気がするんですけど。
要は、もうちょい予算つけてやってよと(笑)。
いじめをテーマにした作品って、結構読んだり見たりしてきたんですけど、今作に限らず、いじめってものに関してはひょっとしたら人以上に思うとこあると思うんで、いずれまた別記事にて触れていきたいと思ってます。