尾上屋台 2018/09/27 14:20

「シュタインズゲート・ゼロ」2クール目

・アニメ公式


シュタゲゼロ、2クール目です。

ざっくりとした感想は、前期で感じたものと同じですね。
あらためて、構成の複雑な作品ですよ。
どこら辺が山場なのか、見てる時はさっぱりわからないですから(笑)。
うわー、よくこんな難しい構成思いつくなあって、ホント感心します。
ものすごく、テクニカルな作品ですよね。

原作のゲームの方ではどうだったんでしょうね。
しかしながらこの2クール目は、動くキャラを絞ったことで、大分わかりやすい作品になっていたかと思います。
というのも、世界線のばらつきというか、どことどこがどう繋がっててみたいのが、飛躍的に難しくなるじゃないですか(汗)。
僕は見てる時はなんとかついていけましたけど、これ人に説明してって言われたら、どこから説明したらいいんだか困っちゃいますもん(笑)。
その意味で、多少絡みとかはシンプルに描くことになったのかなあと。
クールの境というより、動くキャラが絞られ始めたとこが、物語の転換点だったんじゃないですかね。
この辺は、アニメだってのも、結構影響してると思いますよ。
ゲームと違って、こちらが立ち止まって考えをまとめたりとか出来ずに、アニメだと理解できなくてもぽんぽん話が進んじゃうんで。
なのでできるだけシンプルに収めようっていう演出は、そうあって然るべきだったんだろうなって。

ちなみにオチは、まったくの予想外でした。
つうかね、どう展開するのか自体がまったく読めない作品なんですよ。
なのでストーリー終盤になっても、きっとアレはこうなるんだろうなってのが読めない。
そもそもアレとは違うコレの存在みたいなのが、示唆されていたのかすら、多分もう一度見直してみないとわからないってな具合で。

つくづく、物語の王道の構成から、ものすごく大きく外れた作品なんだなあって思います。
で、これも前回言った通り、常に逆張りだと、僕なんかはすごく面白いと感じるんですよね。
これはまずいだろ、みたいのもここまでたくさん掛け合わせてくると、逆にすごく面白い作品になる。
見てて、ホントに勉強になりました。
物語作りって、こんなにも多くの可能性があるんだなあって。
作り手を、すごく柔軟にしてくれる作品ですよね。

これ、この続き作れる感じですよね?
ゲームの「シュタインズゲート・エリート」の方に繋げてるって感じなんでしょうか。
だとすると、エリートの方は、単にアニメのシーンを入れたリメイク版じゃないってこと?

んん、気になりますね。
てかこういう売り方、ホント上手い会社ですよね(笑)。
どこにどう着地するのか、終わりなのかそうでないのか、そこもまた読めない作品で、今後の展開も注目したいと思います!

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