尾上屋台 2018/12/25 08:52

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」

・アニメ公式


ついに、アリシゼーション、始まりましたね。
これ、厳密に言うと1/5の放送が1クール目の最後ってことで、そこまで感想待っても良かったんですけど、12日から続けて2クール目に移行するんで、まあここで振り返ってもいいかなと。
そこを境に、劇的に展開が変わるわけでもないですしね。
アリシゼーションの途中まで、原作を読んでたりするんです。

最初アニメ化と聞いた時に、長い話なんで3クールくらいかけてやるのかなあと思ったんですけど、なんかおっそろしく展開早いんで、2クールでやっちゃうんですかね。
僕はどちらかというと展開のスピード感みたいのは原作に合わせてほしいと思うタチなんですけど、この作品に関しては、序盤はすいすい飛ばして正解だったような気がします。

原作の、あまり派手な展開のないところ、僕にしては珍しく、やや退屈に感じてたんですよね(笑)。
原作者の川原礫、話を作る力、まとめる力は抜群なんですけど、あんまり文章上手いって感じでもないんですよ(失礼)。
なので日常だったり、派手な展開がないところは、ちょっと話として弱く感じちゃう。
この辺、アニメでどうやって見せてくのかなあと思ってたら、もうバッサリ切っちゃって(笑)。
でもこうして話としてはどこも破綻を感じさせずに見れちゃうんで、逆に元の話はしっかりしてるんですよね。
僕は割合細部にこだわって話作るタチなんで、こういったグラウンドビジョンがしっかりしてるってのは、これは原作の力だなあと、あらためて感じた次第です。

変な話、これはおかしいとか、あの時こうすりゃよかったんじゃないかとか、アニメ見てて感じないですもんね。
その時々で、各キャラがどういうモチベーションで動いてるのかってのが、すごく明確なんですよ。
揺らぎみたいなもんがまったくない分、話として破綻しない。
いい意味で、すごくわかりやすいんですよね。
それはつまりすごくアニメ化に適した作品だってことで、この作品がアニメ化を機にどかーんと上がっていったってのも、わかる気がします。
これぞラノベ、って感じで。

おかしなこじらせ方してないんで、やっぱ見てて気持ちのいい作品なんですよね。
僕みたいに、もっと複雑な心理を好む人間にも、すっと入ってくるものがある。

なんとなく「ソードアート・オンライン」って作品そのものの感想になってちゃいましたが(汗)、今回のエピソードそのものについては、2クール目が終わってからにしましょう。
前述の通り、実は原作の途中までしか読んでないんで、2クール目の途中から、まったく新規でお話を楽しめそうなのです。

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