「うる星やつら」
・アニメ公式
https://uy-allstars.com/
もう全てが懐かしいですなあ!
僕ってば初恋の人はラムちゃんだったかもなんですけど、まあその話はいずれまたにしときますけど。
僕が小学校の時にアニメでやってた作品ですからね。
その後サンデーとかでも読むようになったのかな。
確か途中からテレビ自体をあまり見なくなって、最終回近辺はサンデーで読んだ記憶があります。
当時ちょっと流行りつつあった、ややシュール系の作品でしたよね。
この時代、先行して「天才バカボン」とか「がきデカ」等もあったとはいえ、ギャグ系ってモロに笑わせようとする作品が主流の中、まだマイナーなシュール系のギャグマンガで、しかもあそこまでヒット飛ばしたのは今作くらいだったんじゃないでしょうか。
つっても、今みたいに俯瞰で業界見れるような頭はなく(小学校低学年でしたからね)、なんとなく、振り返ってそういったイメージあるなあってことなんですけど。
こういうの、この時代の漫画史みたいなのは、本でもネットの記事でもたくさんあると思いますけど、まあこの辺りは僕は僕の印象を大事にしとこうかなと。
で、当時の僕の感想では、笑うという意味での「面白い」は、そんなに感じなかったんですよ。
でも毎回ビキニ姿の女の子がテレビに出てて、要はラムちゃん目当てで見てたってことなんですけど、今で言う萌えみたいなもんで人を(子供もね)惹き付けたってのは、何気に珍しかったと思いますよ。
今だったら毎週ビキニ姿の女の子がゴールデンタイムに出てくるなんてこと、まずないですからねえ。
コンプラ、コンプラ。
あと、とにかく話数が多かったんで、キャラに馴染んでくるんですよ。
これ僕が常々アニメは2クール以上でやった方が良い(12話できちっと完結するもの除く)って言ってるのもこれで、やっぱある程度同じキャラ見続けてると、話そのものがそんなでもないなあって時でも、見れるんですよね。
で、面白くなかったらなかったで、次に期待するようになる。
キャラ馴染んでないと、一度コケたらさっと人が離れちゃいますもんねえ。
長くやる、というのは大事なことなんですよ。
ぶっちゃけ、つまらないはずなのに好きなキャラが出てるだけで「楽しめる」わけですから。
で、今回リバイバルで見てみて、やっぱ1クールくらいだとエンジンかからないかもって。
ただ最初から4クールでやる予定っていう、昨今の深夜アニメでは珍しい構成なんで、馴染む、面白いと感じてくるのはもうちょい先になるでしょうね。
一度見た僕からすると、もう全てが懐かしいってことだけなんですけど(笑)。
やっぱラムちゃん良いよなって。
キャストは気になったんですけど、発表当初から「ああ、合ってるかも」ってすぐに思えたんで、ベストに近い布陣だと思いますよ。
これ、「アキバ冥途戦争」とはまた違った意味で、今の若い子見たらどう思うんだろうって。
当時は諸々先鋭的だった分、逆に時代を感じてしまう部分もあって、その辺どう感じるんだろうって。
多少の古さを感じてしまうのって、僕ら世代だからこそじゃないですか。
新鮮に感じるのか、あるいは別のものを感じるのか、機会あれば聞いてみたい感じもしますよね。
ともあれ、2クール目も楽しんでいきたいと思います。