ParticularStation 2022/12/23 03:27

エロPBW『ホワイトクリスマス@2022』リプレイ(約13,000字)

以下本編


 ■エロPBW『ホワイトクリスマス@2022』-リプレイ

 今年もこの時期――性夜がやってきた!
 今年は上級淫魔こそ来ないが、それでも乱痴気騒ぎが広がりつつあるホテル街。滅淫士たちは恥アン維持のため、それぞれが囮捜査や警備に出向く!

「うっ……既に淫気が渦巻いてますね。下品な……関わりたくありませんが、まぁ、仕事ですから」
「上級が出ない時でもこの有様なんて……嫌気が差すわね」

 ホテルに従業員として潜入したのはケイテ・ウィリアムズと塚川 玲(ツカガワ アキラ)。
 共にスレンダー体形を生かしてガッツリ男装。美貌こそ消せないが、普段から男性的な振る舞いも多く、真面目にしていれば一見して女とは気付かれないほど仕上がっている。
 ケイテは敢えて偽悪的に、玲は本心から治安の悪さをぼやきつつ、任務執行。客を案内するフリをして、通路に仕込んである浄化結界の傍を通らせることで淫魔や人間たちを落ち着かせていく。

【んにょほほほ♥ あ、ボクら合意だから♥ 合意だからねー♥】
【そーそー♥ 合意だからいーのぉー♥】
「仲がよろしいんですね。では、次はこの道をですね……」
 フオッ……!
【あっ……! あぁ…………】
【…………】
「……それと補足ですが、すぐ入室せずとも構いませんので。酔いを醒ましたい時などは休憩室をご利用ください」
【あー、その……そうだねえー……】
【と、りま……休んでいっすか……?】

 淫気で過剰に興奮したカップルを誘導し、浄化結界の上を通らせる。
 するとあっさり淫気と興奮が消え去り、淫魔の男も人間の女も急に冷静な態度に豹変。
 もともと合意であったりすれば、この状態からでも愛し合えるが、極端に刹那的なものであったり、淫気を使った形だけの合意であれば、ここで対処できるという仕組みだ。
【……は? 淫気消えたじゃねーか! チ×ポ萎んじまったよ、どーすんだよコラっ!】
「ったく……!」

 ムリヤリ淫気でホテルハメを企んでいた者の中には、何も考えず従業員に八つ当たりする者も出て来るが……そこは滅淫士が冷静に対処。
 今回は早速、玲が乱暴な淫魔に攻撃されるも、あっさり躱して反撃、取り押さえる。

「おっと……僕の出番はなかったみたいですね」
「ええ。ただ、ロビーには早く戻った方が良さそうです……!」

 上位クラスの玲が居れば、その辺の淫魔からの防衛は容易に捌ける。
 だが問題は異様な利用者の数。常に予約の電話やメールが届き続け、入り口にもちょっとした列を成しているほどだ。
 まだホテルを利用するという知性・理性があるだけマシかもしれないが、性行為のために集まってくる者たちを見て、何とも異様なものを感じさせられる。
 更に、自発的な利用者だけでなく、誘導されてホテルを尋ねる者も多く……

「あのー、予約入れてた『みく』ですけどぉー♥」
「電話してた『アンナ』だ、部屋空いてるよな、ちょっと頼むぜ……♪」

 ホテルに連れ込んだ相手の男を、いきなりケイテたちに任せる女性客。
 彼女らも仲間の滅淫士……囮捜査していた金木みく(かねき みく)、アンナ・ローゼンハイムたちで、過剰興奮した男をナンパされたり逆ナンパしたりで誘導してくれているのだ。
 おかげで効率よく淫気を処理できてはいる。まだ部屋にも余裕があるため、この場の全員に対応するのは問題ないはずだが……

「ん゛はっ♥♥ あ゛っへぇっ♥♥ だめですっ♥♥ 外っ♥♥ 聞こえちゃいますぅぅっ♥♥」
(ま、また……不穏なイメージが……っ)

 接客中のケイテの未来視能力がまた暴発。更なる事態の悪化を予告するように、不穏で不埒な光景を見せられる……

 人妻滅淫士みくはヘソ出しミニスカサンタのコスチュームを纏い、風俗街を巡回。今まで活躍できても、それは結果的に、という枕詞がついてのことがほとんどであったみく。年末にはしっきり決めようと、いつもより張り切って任務にあたる。
 寒さ対策にギルド配布の『ガード』も使用すると、露出度高めのミニスカサンタから敢えてブラの肩紐を見せる。油断していると思わせて嵌める算段だ。
 ターゲットも絞り、貧弱な下級淫魔など、何かあっても自分で対応できそうな者に限定し……

(……見ぃ~つけた♪)
「ねぇキミぃ〜なに探してるの? お姉さん、今日クリスマスなのに友達とはぐれちゃってぇ~……」

 弱そうなショタ淫魔を見つけ、前屈みになって逆ナン開始。
 相手は性夜の相手を求めているものの、淫気が弱くてなかなか目当ての女性が見つからず彷徨っていた。そこを利用し、童貞殺しの上から目線おねーさんムーブで強引に誘惑する。背中にぴっとり張り付くように密着すると、吐息でくすぐるように囁き……

「キミもひとりみたいだし、よかったら私が慰めてあげよっかぁ……?♥」
【い、いいの? じゃあ、その……よろしく……! あ、でもホテル……】
「ふふっ♥ 実はおねーさん、ホテルの特待クーポン持ってるから、そこは予約ナシでいつでも入れるの♥ ついてきてっ♥」

 ……などと言い包めては浄化結界のあるホテルに向かい、入り口が混んでいれば裏口を利用。とにかく何かされる前に一方的にリードし続ける。
 そして結界に連れ込んで勝ち確状態になれば、みくの態度が一変。

【えと、みくさん、ここは……】
 どんっ!
【いたっ!?】
「ごめんね~? 浄化できたらキミに用なんかないの~。目が覚めてよかったね童貞くん♪」
【えっ? だって、さっきまであんなに……】
「あはっ♪ 本気でこの私が誘ってると思ったの? ば~かっ♪」

 浄化できた途端に用無しとなり、次の獲物を見つけるために突き放す。
 まんまと引っ掛けることができたので、みくも調子に乗り、必要以上に罵る言葉まで浴びせるという、淫魔相手だから許される合法ロリガキ挑発ムーブを完遂。
 その後も次々と引っ掛けては突き放す非情ロリガキとして活動し、多くの淫魔がホテルに取り残される寂しい……しかし自業自得でもある思いをさせられていく。

「はいはい♪ キミ達みたいな雑魚淫魔は、独りで寂しく慰めてなさいっ♪」

 今度は複数を同時に逆ナンして浄化し終えたみく。しかし、上手く行き過ぎたからか、今度はみくの情報が広まってしまい、ターゲットにしていない想定外つよつよ淫魔が逆ナン待ちするようになっており……

「あら……キミ、もしかして暇なの? じゃあ……おねーさんとイイことしよっか……♥」


 アンナはホテル利用者が多すぎると判断し、ホテルへの連れ込み作業から街での逆ナンで済ませる方向に切り替える。
 こちらもチューブトップ・ホットパンツ・オーバーニーなメ○ガキ風サンタ服で、嫌々ながら工作開始。
 メ○ガキ感にかかった客をサクサク捌こうとするのだが……

【おねーちゃんパンツなにいろー?♥】
 ぐいっ♥ もみもみっ♥
「っ! な、なんだよ、遊びてえのか? じゃ……来な……!」

 だんだんと淫気が濃くなり、淫魔や市民も過激化。いきなりチビッ子にスカートをめくられるなど、ナンパどころか痴○に遭いながら我慢して結界まで誘う、というパターンが増えていく。

(ここまで来たらいいか……)
 フオン……!
【あ、れ? 淫気が、抜け……】
「よーし、覚悟はいいな? おらっ、そのクソザコ理性の始末をつけてやるぜっ!」
 ぬっぼ♥ じゅぼぼぼぉぉっ♥
【んっあああああああっ♥♥】

 なぜかギルドから配布されていたオナホを取り出し、ギンギンなままの性欲を強引に処理。
 鎮静用アトマイザーも駆使して次々に性欲そのものを処理していく。

(ったく、いつまで続くんだ、このバカ騒ぎは……)
【ねえキミ、ヒマだったらお兄さんとお茶しない?】
「お? 少しは紳士的なのが……いいね、そこの裏のカフェでいい?」
【あー、そこね。そこってアレだよね、裏側の道が監視カメラないからヤリ部屋化してるって噂の。危ないと思うけど、キミがどうしてもってなら良いよー♥】
「そっか。じゃ、どうしても……」
(ま、その噂はギルドが流したガセなんだがな……)
 ――……
 ――――…………
 ぐぽっ♥ ずっぽ♥ ぐぽぐぽぉぉっ♥
「おいバカやめ、んぐっ、ぐむぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥♥」

 しかし、稀に淫気の強い輩も混ざっており、簡単には浄化できなかったり浄化前にゴリ押しされたり!
 仕方なく涙目サンタバキュームで搾った後、アトマイザーを連射。引き摺って結界から結界にと連続浄化して懲らしめるが、一体懲らしめればまた二体、三体と、盛った淫魔はどんどん増えていく。

(あー……やべえなこりゃ。次は団体サマかな……?)


「こ、こっちですよ~、もう少しですからね~?」
「もう、焦らないの。誰かに見られるのイヤなの……する時は静かな場所で……ね?」

 九重 乃梛(ココノエ・ノナ)、如月 レイカ(きさらぎ れいか)は風俗客引きを装い、やはりエロサンタ服で淫魔を誘惑。
 爆乳をアピールし、釣れた客を案内するついでに結界を踏ませる。あるいは興奮して近寄る男から逃げつつ誘導し、結界に触れさせることで混乱を鎮める。
 また、結界の箇所を巡るように移動し続け……何周かすれば偏りが見つかり、淫気に侵された者の多いエリアが絞り込めてくる。

「あ、落ち着きました……? その~、淫気に呑まれだした場所とか、きっかけとかってわかります……?」
【うう……っ! その、ラブホの近くを通ると、なんか一気に、ムラっときて……】
 じ……っ♥
「もうっ、人と話す時は目を見なさいっ!」
【すいませんっ、でも……ぼ、ぼくは淫気に支配されただけなんで♥ 失礼しますっ♥】
 もみもみっ♥ がしっ♥ むにぃぃっ♥
「あぁんっ♥ 待って、逃げちゃ……あっ♥」
「待ちなさいっ♥ こ、こらぁっ♥」

 怪しい場所、危険なエリアを絞ることができ、ギルドにも連絡するが……その隙に、正気に戻りきらなかった男に言い訳胸揉み反撃を受けた末に逃げられてしまう。
 男を追えば、待つのは人混み……時間が経ち、より興奮してきた男たちの集まりであり……

「……行くしか……ないですよね……?」
「当たり前でしょう? すぐ追うわよっ!」
 ざざざざっ……! がしっ♥ もみもみもみもみぃぃっ♥
「あはぁぁんっ♥ す、すいませんっ♥ 通し、て……♥ あ♥ しがみついちゃ……ダメですぅっ♥♥」
「あ♥あなたたちっ♥ 後で覚えておきなさいっ♥ な、何よそれっ♥ 待ちなさい、そんなもの……しまいなさいっ!」
 ぐりんっ♥ ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ♥♥
「いやぁっ♥ そ、そこはダメですっ♥ あ……♥♥ あはぁぁぁぁぁ…………っ♥♥」
「こんな♥♥玩具なんかにぃっ♥♥あああっダメ♥♥脚を……広げないでぇぇぇぇぇっ♥♥」

 素早く通り抜けようとするが、当然のように痴○で揉みくちゃにされる。更になぜか都合良く持っている電動マッサージャーを押し当てられ、大勢の前で生乳を晒されながら甘くイカされてしまう……



「……落ち着いた……?」

 また別のエリア。TS捜査官ジエリは内気な少年を介抱していた。
 淫気によって興奮していた少年は浄化結界の上を通るとたちまち正常に戻るが……それでもジエリから離れようとしない。
 彼も影響を受けてはいたが、その結果、痴○という行為をしてしまっただけであり、ジエリに対して強く欲情しているのは元からなため、結界で落ち着かせてもほとんど変化がないのだ。
 困ったジエリは何もできず、少年に「せめてオナサポしてよ」とせがまれ……仕方なく「見抜き」行為を受け入れることに。

「……後ろを向いてたらいいのね……?」

 痴○が多い路地の裏、結界を仕込んだ通行のない場所で、ジエリは壁に手をついて立つ。
 その後ろ姿を見て、少年がひとりで致す。
 だが、少年の息遣いを聞いているとジエリも淫気にじわじわ蝕まれていく。少しずつ尻が震え、またそれを見た少年がムラムラを抑えきれず、とうとう扱くだけでなくジエリにこすり付けてしまう。

(まだ……かな? でも、変にプレッシャーかけてもよくないし……あ、なんか、音が近く……)
 ぎゅっ♥ ずりっ♥
「あ……♥ な、なにをしてるのぉっ♥」
【すみませんっ! でも、我慢できなくてっ♥】
 へこっ♥ へこっ♥ へこっ♥ へこっ♥
「だめ……♥ 約束と、違うから、あぁっ♥」
【すぐ終わりますからっ♥】
「だめって……言って……♥」
【ふーーっ♥ ふ――っ♥】
 ずりっ♥ ずりっ♥ ずりっ♥ ずりっ♥
「…………っ♥ ぁ……♥ …………~~~~っ♥♥」

 無防備な姿を晒したとはいえ、約束は約束。痴○どころか猥褻行為をされる筋合いなどないはずだが、強引に性欲をぶつけられるとジエリまで疼かされ、オナニー道具扱いを強引に流されてしまう……

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後半、フォルダ

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