シチュボは害悪か?「男性向け」がめちゃくちゃ嫌われる理由
前回の記事に補足で
誤解されるといけないので書いときます!
男性向けの性的なコンテンツを嫌ったり
害悪だととらえる女性がいるのは
単なる感情論ではまったくないです
https://twitter.com/honoka08/status/1430073301833895939
この方はシチュエーションボイスについて言ってるわけじゃないんですが、
基本はこういうことだと思います
「女性を一個人ではなく道具としてとらえる価値観の許容や強化」を
「意図せずに行っている加害者」に該当するように見えるとき
我々シチュボ投稿者は嫌われるのです
女性は性に関する部分で被害・不利益を受けてきた長い歴史がある
それを変えていこうねってことで
活動してる人たちとか
世の流れもずっとある
そこへきて、有名Vtuberなどが何万ものチャンネル登録者がいて発信力を持っているにもかかわらず
何の責任も自覚しない
女性全体の幸福にも、価値観のアップデートにも
何の貢献もしようとしない
それどころかASMRだシチュエーションボイスだといって
なんやしらんが○女みたいな声をつくってロリ絵をはりつけて、
女自らが男性向けのコンテンツを作成することは
「加害に加担している」というふうに
受け取られても仕方ないと思います
本当はYouTubeの規制でエロなんて投稿できないんだけど
より多く再生してもらうために
あえて過激な題をつけたり、目を引くサムネを作ったりと
チャンネル主は死に物狂いでそういうことをやります
すると嫌いな人は中身なんて見ないので
そのサムネや題名だけが目に入ることになる
しかも生活に困って収入のためにやってるんでも何でもなく
ただオタサーの姫になりたい願望のためだけに無料でばらまいている
不審者みたいに思われてもしょうがないです
でも本当は、私もそうだけど
オタサーの姫になりたかったわけでもなくて
動機はもうちょっと色々なんですが
一言でいうとたぶん
YouTubeは人を狂わせる場所です
視聴しているのが男性だろうと女性だろうと
相手が見えない中ですべてが数字として換算され優待順位をつけられ
「こうすれば視聴が増える」を否応なく学習させてきます
しかしYouTubeには希望や可能性もあると思ってる
私はバービーちゃんやシェリーさんのチャンネルや おとこ。の二人
エルビアンTVやジーピットチャンネルもよく見てたし
救われたこと、役に立ったこともたくさんあります
音声作品の世界は他のコンテンツと少し違ってて
もし語り手が女声ならそれは女性が主導する世界です
実際そこに意義を見出して
「男だけが主導権を握る性の世界を変えるため、私は女攻め/男受けのシチュボだけを投稿する!」と言っているおねえさんがいたりするんですが
そんな個人の理想とか主義もまたコアな話で、
興味がない人からは全部同じに見える(聴こえる)だけだと思います
::::::::::::::::::::::::::::::::
性に関わる表現をするって難しい
でも、難しいからやめようとは考えてません
表現するのが好きだから。
まだまだ勉強中ですが
いろんな人の意見を見たり、知らなかった事に触れるのは楽しいです
そして
創作での性的な表現と、
他者の権利を害さないことは両立できると信じています
もちろんそれはハッピーな物語だけを作ればいいという意味ではないです