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羞恥の記事 (7)

ももえもじ 2020/06/01 11:02

女スライムに包囲されました

「ぐっ、なんてこったっ!?」
 広々と続く穏やかな草原でまさかの失態だった。
 こんな穏やかな場所で捕らわれるとは、勇者一生の不覚である!!
 視界の良い草原。
 のびのびと歩いていたところ、突然足が湿地にハマったのだ。
 ズボッと足がハマる。地面と罠が同化していて気付かなかった。
 粘着質な液体に足を掬われて一歩も動けない。
 あたふらしてると、この罠を張ったらしいモンスターが姿を現した。
 モンスターは、青色をしたスライムの雌が二匹だった。
「あっはっは! 勇者やぶれたり!」
「や、やったっ、勇者を捕らえたよっ!」
 一匹は高笑いするツリ目の女スライム。
 もう一匹は、モンスターらしくない優しそうな顔つきの垂れ目な子だ。
「くっ、この罠を仕掛けたのはお前らか」
「ふっふっふ。偉大な者ほど小物にヤられるものよ!!」
「あれっ、アクアが自分を小物だって認めるの珍しいね」
「仕方ないじゃん。青色スライムだもん」
「うん」
「けど、それも今日でお終いよ。勇者の精力を全て奪って、私たちこそが最強のモンスターになるの!! ふふふふ、この時をどれほど待ったか!!」
 アクアと呼ばれた小生意気そうなスライムが両手でガッツポーズを取る。青いスライムは最弱モンスターとして有名だ。
 それをアクアはコンプレックスに思っていて、力のある俺からパワーを吸い取って返り咲きたいってところか。雑魚モンスターながら涙ぐましいじゃねえか。
 俺は一歩も動けないまま、冷静に会話から流れを推測した。
「さあ、勇者。覚悟しなさいっ」
「か、覚悟するですっ!」
「はぁ……やれやれ」
「って、ちょっ。もう少し危機感抱いたらどうなのっ?」
「あのなぁ、こんなのが抜け出せないと思ってんのかよ?」
「えっ!?」
「…………」
「俺は様々なダンジョンを潜り抜けた勇……ふぁああ~~あ」
「こ、こ、こ、この状況であくびするなぁっ!!」
「身が入らねえよ。お前ら程度の罠なんかよぉ……」
「むっきぃー!! 私らを普通の青スライムと思わない方が良いよっ!?」
「ふわぁああ~~~~あっ(超デカいあくび)」
「うがーーーーーーっ!!」
 あくびをしながらケツをポリポリ掻く。罠に掛かってモンスター二匹に挟み撃ちを受けていても、俺の心拍数は依然として平常だ。
 危機感を抱かないのも当然だろう。レベル一でも倒せそうなスライムの罠なんか、レベル90代の俺に通用するハズもない。涙ぐましいアクアを、俺はあくびしながら哀れみの目で見ていた。
 哀れんだ俺の目に、当然アクアは真っ赤になってバタバタと怒っている。
地団駄を踏む姿が妙に可愛らしくて噴き出す。
 それがまたアクアの怒りに触れるらしく、暫く俺を指差しながら癇癪を起こしていた。
 しかし、俺はまだ気付いていない。
 本当に哀れなのは、俺だったってことに。
 この数分後に立場が逆転すると、俺は最弱モンスターを揶揄ったツケとして、とんでもない生き地獄を味わわされることになるのだった。


「あ、あれっ?」
「…………?」
「くっ……」
「ア、アクアッ、見てっ」
「プッ、どうしたの勇者様。そんなに踏ん張っちゃって」
「な、何故だ。あ、脚が動かんっ」
 そろそろ茶番も終わりにしよう。
 ってことで罠から抜け出そうと脚に力を籠めるが、それでも動かない。
 仕方ないから魔力を解放してやるが、それでも脚は泥濘に捕らわれた儘、それ以上振り上げることが出来なかった。
「ぷっ、あーっはっはっはっはっは! どーした、様々なダンジョンを潜り抜けた勇者なんでしょ? なら、さっさと抜け出してみなさいよっ!」
「……言われるまでも無い」
「な、なによ。この光っ」
「死にたくないなら消えろ」
「ア、アクアっ、あれっ、魔王様の技だよっ!」
「ヤ、ヤバッ、マリン、逃げるわよっ!」
「もう遅ええっ!!」
 魔力を最大限に。自身から光のオーラが放たれる。
 そして解放。辺り一帯に、とんでもない爆発が巻き起こった。
 どぉおおおおおおおおおおおおおおおん!!!
「ぐはあぁっ!」
「きゃあぁああああっ」
「わぁあああっ」
 アルテマ。魔王からラーニングした究極の魔法だ。
 それを自分を対象に発動させる。自分も大ダメージを受けるけど、辺り一帯も吹き飛ぶので地形ごと罠を外せるだろう。そういう目論見だった。
 …………
 大爆発の後に、草原に巨大なクレーターが出来る。近くに居たアクアともう一匹の、マリンが巻き込まれて、何処か遠くへと吹き飛んでいくのが見えた。
 俺も大ダメージだ。けど、その甲斐はあっただろう。
 と、思っていた。
 しかし、それでも泥濘だけは残っていた。
「な、なにっ!!」
「いったたたたた……お、おお~、凄い。マリンっ、見てっ!!」
「おおおおお~っ、まだ残ってるっ、勇者も捕らわれた儘だっ!」
「バ、バカな……」
 しぶとく生き残っていた雑魚モンスターの二匹。
 それ以上にしぶとい沼に、俺は初めて背筋を凍らせた。
 しかも、究極魔法を自身にぶつけた所為で、なんかもう死にかけである。眩暈がしてきた。脚もガクガクしていて踏ん張ることも出来ない。アイテムも吹き飛んでしまったから回復も出来ないし・・・
 これは・・・超ヤバいのでは。
 感情がありありと表情に出ていたのだろう、俺の様子を見たアクアから妖しい笑みが浮かび始める。形勢は完全に逆転……いや、もともと積んでいたのに、俺が傲慢すぎて罠の危険性に気付かなかっただけ。
 そう、俺は雑魚モンスターの張った罠で完全に積んだのだった。
「ふははー、今度こそ勇者やぶれたり!」
「魔王様すら倒せなかった勇者を私達が、って良いのかなぁ」
「良いの良いの。ほら、どーしたよ勇者たま❤」
「ぐ、ち、ちくしょうっ」
 アクアがクレーターに入ってきて、俺の頭を撫でてくる。
 完全に馬鹿にしている。残りの魔力で吹っ飛ばしてやろうか?
 しかし、そうなったら広い草原に一人残されることになる。こいつらを倒したところで、罠から抜け出せなければ飢え死にするのは確実だ。
 だから、こいつらを説得。示談するしか、もう生きる道は無かった。
 唇を噛み、静かに言葉を吐く。
「望みを聞こう」
「むむ。もっと命乞いすると思ったのに。流石は歴戦の勇者ね」
「アクア、どうする?」
「どうもこうも、ただ勇者のエネルギーを吸い取るだけよ。ま、その後で解放してやらんでもないかな。ま、エネルギーかすっかすになるまで吸い取るつもりだし、一応言っておくけど、アンタはもう勇者としては生きていけないわよ。卒業して村人に戻ることになるの!」
「……野垂れ死ぬよりはマシだ」
 これまで培った全てを、こんな雑魚に与えるなんて冗談じゃない。
 こんな奴ら、すぐに篭絡して必ず抜け出してやる……
 ボロボロになりながらも野心は衰えず。
 これより、勇者VSザコモンの戦いが始まるのだった。

「マリン。そっち持って」
「うんっ」
「ぐっ、ち、ちくしょうっ、ちくしょうっ」
「じゃあ、行くよ」
「そーれっ❤」
 棒立ちの体勢で一歩も動けず、究極魔法で勝手に自爆した俺は、全くの無抵抗で二匹のスライムから鎧を外される。ボロボロになったインナーもあっさり脱がされて、姿を潜めていたイチモツがポロリと姿を現した。
「ぷっ、こっちの方は勇者って言い難いね」
「ば、爆発で縮んだんだよ」
「可愛い❤」
「ううっ」
 二匹のスライムがしゃがんでイチモツに擦り寄ってくる。
 下から見上げてくる二人。その可愛らしい瞳に、ついついドキッとする。
 あまり意識してなかったけど、二人とも外見は良かった。
 指で軽く亀頭を抓まれ、思わず声を出してしまう。
 こういった行為は、どれくらい久しぶりだろうか?
 モンスターとは言え、見てくれは中々に上々なアクアとマリンだ。
 こんな状況にも拘わらず、徐々にイチモツは元気になっていってしまう。
「ふむ。勃起力は中々ね」
「あう……」
「どうしたの、マリン?」
「ア、アクアは、こういうの慣れてるの? わ、私、オトコのコレ見たの初めてで、なんかめっちゃドキドキしちゃう」
「言わないでよ。私もドキドキしてるんだから」
「お前ら処女かよ」
「ムカッ、処女でなにが悪いんだよ? このぉおっ!!」
「うぐっ!!」
 軽く触られていただけのイチモツに、今度はアクアがズボッと腕を貫通させてくる。直角に勃起していたイチモツを、アクアはスライムの特性を利用して正面から一直線に捉えてきたのだ。
 青色の半透明な腕に、イチモツが丸呑みされてしまう。スライムなんて、言ってしまえば全身オナホールみたいなものだ。実際、その気持ち良さに目を付けた商人も居て、裏市場ではスライムの闇取引も行われている。
 液状・固形と変幻自在に体質を変えることが出来るスライムは、まさに性行為の道具として最適なのだ。アクアが水のように柔らかくなった腕で無理やりイチモツを搦め取ると、今度は腕をゼリー状にして、ぬるぬると動かしてくる。
 その快感は、オナホールの比ではなかった。
 温かいし、なにより無駄な圧迫感がない。
 しかも腕の中のゼリー状がウネウネと絶え間なく動いており、まるで人間の女性器、それもミミズ千本と呼ばれた名器の中みたいな感触だった。
 ミミズ千本以上の感触をした、温かい電動オナホールと言ったところか。
「うああああぁあああっ!!」
 アクアが腕をジュッポジュッポと何度も動かす。ゼリー状の胎内で、まるでバキュームされてるようにイチモツが吸い上げられていく。
 人間との性行為では有り得ない快感に、俺は全身を戦慄させた。
「勇者様ってばカワイー❤ 随分溜まってたんだねぇ、もうチンコがパンパンじゃんっ。我慢汁で私を溶かそうとしてんのってくらい溢れてるしっ。へえ、これ気持ち良いねぇ~」
 アクアも、感じているらしい。
 アクアの頬が少しずつ染まっていくのが見える。
 腕の中にも性感帯が通っているのか、ブチュブチュと中でゼリーが弾ける度に、軽く全身をピクリとさせている。隣に友人が居るから、なんとか声を押し殺しているようにも見えた。
「アクアも気持ち良いの?」
「うん。マリンもやってみなよ」
「わ、分かった」
「や、やめ、うああぁあああっ!!」
 と、アクアだけでも気持ち良いのに、その快感に慣れる前に、マリンも参戦してきてしまう。スライムはスライム同士で融合することが出来る。器用にも、マリンとアクアが腕だけを融合させてくる。
 二人の腕に搦めとられたペニス。まるで二つのマンコに同時に味わっているかのような気分だ。さっきよりも二倍くらい強い刺激が走った。
「ああぁああっ、くううっ!!」
「あ、ほ、ホントに気持ち良いやっ」
「でしょ?」
「全身に温かいものが広がってくる感触。なんか落ち着く」
「うんうん。ゾクゾクするよねぇ」
「ふうっ、んっ、ゆ、勇者、さまぁ……」
「うぐううっ、マ、マリンって言ったか? なんて緩急だっ!!」
「勇者さま、もうイキそうなの?」
「…………」
 俺は黙って頷く。スライムエッチが始まって、まだたったの二分だ。
 マリンの参加から、まだ三十秒しか経っていない。
 けど、早漏なんて気にしてる余裕もないくらい気持ち良くて・・・
 俺は、早々に二匹の腕の中に精魂を吐き出した。

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ももえもじ 2020/05/23 18:56

【小説】多頭飼いの男、ペットを愛でる

旧:性的少数派の葛藤

支配欲・従属欲

 辛島陶冶の人生行路は、全てゲーム理論により成り立っていた。
 解に対して、陶冶は客観的な分析・行動を得意とする。ここで言う解を陶冶は「支配者」と規定しており、そこに至るまでの道筋を半ば遊び心で歩んでいた。
 夏の残滓が漂う初秋にて、校舎から離れた男子バスケ部の部室より、今日も淫猥な濁音が吹奏する。広さ一坪という狭い室内には、男女の乱れた光景が窺えた。
「陶冶君……今日も……お、お願い……」
「おい。二人きりの時は『陶冶』じゃない。だろう?」
「あ、ご、ごめん、なさい……ご主人様ぁ……」
「ねえ、アレ言ってよ」
「う……は、はい。わ、私に罰を与えてください……ご主人様……」
「淫らな。が、抜けてるよ」
「み、みだ……淫らな私に、罰を与えて、下さい……」
「おお、場に染まってきたというか……棒読みじゃなくなってるな」
「あう~、は、恥ずかしかったよぉ~」
「可愛かったよ」
「撫でてっ!」
「なでなで」
「はわわぁ~❤」
 制服姿の男女が二人、室内で主従関係に馳せている。男は辛島陶冶であり、女子生徒の名前を都木菜々美という。股を広げて不敵に座る陶冶に対して、菜々美は不衛生にも地べたに正座をする。相対関係を明確にする行為にて陶冶は然り、菜々美も性的快感を剥き出しにして、うっとりした表情を見せていた。
 かしずく様子に陶冶が頭を撫でると、菜々美の陶酔感が更に増す。十分に高まった雰囲気に、陶冶は指で菜々美に脱衣を促した。
「う、うう……恥ずかしい、です……」
「もう三回目だよ。まだ恥ずかしいんだ?」
「う、そ、そんな、簡単に慣れる訳……ないじゃん……」
「敬語」
「あ、も、申し訳、ありません……」
「それじゃ、脱いで」
「はい……」
 おもむろに立ち上がり、菜々美が制服に手を掛けるも羞恥が脱衣を阻もうとする。主従関係を結び、三度目となる性行為だが依然として緊張と赤面は隠せないらしい。菜々美は耳や首まで真っ赤に染めつつ、衣服の一枚一枚を静かに脱いでいた。
「うっ、うううっ、うっ……」
 パサリ、パサリと、地べたに服が落ちる。全裸へと近づくに連れて菜々美の羞恥も増し、反対に脱衣の勢いが衰えていく。いつの間にか、瞳には小粒の涙が浮かんでいた。
 しかし、決して不承不承ではない。菜々美は恥辱に染まりながらも、内心では高揚感に煽られており、とうに方々の性感帯をジワリと蕩けさせていた。
「はぁ……はぁ……んっ、はぁ……」
「大丈夫? 顔が真っ赤だけど」
「……むうっ」
「可愛いよ」
「ぁ、うっ、あっ……❤」
「最後の一枚。早く取って」
 陶冶の言葉に菜々美が頷き、局部を覆っていた布を静かに剥いた。
 一糸纏わぬ姿が晒され、いよいよ菜々美の顔面から湯気が湧き昇る。全身が燃えるような恥ずかしさに、両手で胸と局部を隠してしまうも、陶冶がそれを許すハズはない。
「隠しちゃダメだ。よく見せて」
「あう、ううう~、恥ずかしい、ですっ、あぁあ~っ!!」
 陶冶が首を横に振り、菜々美の覆いがゆっくりと解かれていった。
淫蕩に燻された局部と、鎖骨から伸びた白く美しい湾曲が露わとなり、より一層に菜々美が赤みを帯びていく。陶冶の視線は局部の火照りを堪能すると、続いて程よい美乳へと注がれていった。
「相変わらず綺麗だな」
「あ、ありがとう、ございます……」
「乳首も新品同然にピンク色だ。美味しそうって言ったら、変態かな。けど、そそられるよ。早く、この手で揉んでみたい」
「ど、どうぞ、触って下さ、い……んっ……」
「そうしたいんだけど、もっと菜々美の恥ずかしがる姿が見たくなったから、それは後回しにしたいと思う。まずは乳首を使って、自分で慰めてみて」
「え、ええっ!?」
「早く」
「あ、う、は、はい……」
 蒸気を発する茹蛸になりながら、菜々美が両手で左右の乳房に手を掛ける。陶冶の視線に、つい手で顔を隠したくなる衝動に駆られるが、グッと堪えてお椀型のDカップを掌で包み、母指球と手根にて按摩を始めた。

羞恥プレイ

「うう、触って下さいよ、ご主人様ぁ。自分でするなんて……しかも、ご主人様が見てる前で……そ、そんなの、は、恥ずかしすぎますよぉ……んっ、ふぅううっ……」
「菜々美の恥ずかしがる所が見たいんだよ。名案だろぉ!?」
「あ、う……ご主人様のドS……大好き……」
「うわ、菜々美……いまお前、顔から湯気が出ているぞ……」
「い、言わないでぇっ……うあぁあ、ぁっ……」
「おい、手で顔を隠すな。全て、俺に見せるんだ」
「うううっ、ううっ……はぁあっ、ぁっ……」
「汗が凄いな。まだ暑いからな。そこまで赤面してりゃ、身体も熱くなるか。湯気が出て……汗の臭いが俺にまで届いてくるぞ?」
「意地悪です、ご主人様……はぁっ、ぁあっ、あっ……」
 いきなり始まる公開オナニーに戸惑うも、陶冶の命令は絶対であり、菜々美は気の毒な程に赤面しながら、恥辱の涙と嬌声を露骨に自慰へと馳せた。
 高まる感度から、どうしても声を押し殺せない。自身の乳房を揉み、それを陶冶に視られる屈服感が菜々美を悶えさせている。陶冶もまた、駆け巡る快楽に苛まれて下半身をクネクネと揺らす菜々美の厭らしい様子に感度を促されていた。
「うっ、くっ、ふぅっ、んんっ……」
「はぁ、エロいな。顔真っ赤にケツを振って、涙を流してさ」
「み、視ないで、くださいよぉ……は、恥ずかしい、ですから……」
「とか言って、本当は感じてる顔を見られるのが好きなんだろう?」
「そ、そんな……う、うう、は、はい……」
「素直な菜々美、可愛いよ」
「あううう~っ、んっ、ふぁっ……」
「可愛い」という言葉に、菜々美が輪を掛けて顔を歪ませた。
 陶冶は淫乱な菜々美を優雅な気分で眺めつつ、露骨にズボンを盛り上げている。不意に、菜々美の足元に投げ捨てられていたショーツに目が行く。陶冶の目線を察した菜々美は、思い出したように肩を竦め、ショーツを手に取った
「……そ、そういえば……今日はパンツを渡す日でしたね」
「ああ。この下着は貰っておくぞ?」
「良いですよ。どうぞ❤」
「どうも。白いパンツって好きだわ。なんか興奮する」
 清潔感を見せる白い下着が陶冶の手へと渡る。陶冶のそれは、特に下着性愛という訳ではない。ペットの下着を貰う行動原理は、本当にただの「なんとなく」だった。
 しかし、常に冷静沈着で毅然とした陶冶が実は下着の愛好家であり、夜な夜な一人で萌えているのかと想像を掻き立て、菜々美がうっかり噴き出してしまう。
「不躾な質問ですが……私のパンツでナニをするんですか?」
「え?」
「私のパンツが欲しいって言ってたけど、ナニに使うのかな、と」
「…………」
「ご主人様、もしかして私のパンツでオナニーするの?」
「…………」
「あはっ、なんか嬉しいかも……ってか、ちょっとウケる……」
「ぬう。なんて生意気なペットなんだ。そんな無駄口を叩けるなんて、自慰では羞恥が全く足りないみたいだな?」
「はうっ、ご、ごめんなさいっ!! これ以上はぁ……」
「乳房の自慰は終わり。俺の前に立って、割れ目を広げるんだ」
「ひえぇえ……」
「……心から従順になるまで、徹底的に羞恥責めをする必要がある」
「あう……とっくに従順ですよぉ……んっ、ふうっ……ほら、こんな目の前で、アソコを広げるなんて、彼氏にもしたことないんですから。ご主人様だけ、なのにぃ……❤」
 菜々美が陶冶の両膝を蟹股で跨ぎ、自らの指で陰唇を左右に拡げる。
 眼前で局部を見せる恥辱が菜々美を官能に焙っている。拡張だけで一切と触れられていないにも拘わらず、陰唇は陶冶の視線にジリジリ焼かれるように溶けて、断続的にヒクヒクと緊縮を乱発していた。
「そういえば、菜々美は昨日も彼氏と会っていたんだよな?」
「は、はい……エ、エッチもしました……で、でも、頭の中には……ず、ずっとご主人様が居ました。彼氏のこと、本当に好きだったのに、もう、ご主人様のことしか考えられなくなって……エッチの最中でも、ご主人様のこと、考えないと……感じられなくなってるん、です……ど、どうしてくれるんですかぁ、ご主人様ぁ……❤ 好きぃ、大好き、大好きです、ご主人様ぁ……❤」
「ほう? 彼氏が居るのに、俺に好きとか言って良いんだ?」
「あう……意地悪……」
 心身の全てを捧げ、陶冶への忠誠を露わにする菜々美には、彼氏が居た。他の学校に通う同年代の男と交際しており、いまでも週末にはデートをする間柄である。それを承知の上で、こうして陶冶は主従の関係を築いていたのだ。
 陶冶は口達者な上に女性からの人気も極めて高い。クラスメイトの友人として、元から仲の良かった二人が性関係に発展するのは難しくなかった。
「ちなみに、彼氏さんは俺との関係を知ってるのか?」
「し、知ってる訳、ないじゃないですか……」
「もし、俺との関係を全て打ち明けろ。って言ったら、どうする?」
「……ご、ご主人様がお望みなら……そうします……」
「そうか……まあ、冗談だ。俺も他の女と遊んでるしな。『均衡』を保つ為にも、なるべく彼氏と別れないでいてくれ」
「うう、分かりました……」
 親交の傍らにて独学のマインドコントロールを用い、対象の女性を自身に依存させるなんて、陶冶にとっては造作もないのだ。気付けば、菜々美は陶冶を神格化して麻薬を帯びたように溺れていた。
 なお、陶冶は敢えて「彼氏持ち」の女性をターゲットにしている。
どんな女も想いのままに依存させられる陶冶にとって、恋人の有無は問題にならないのだ。寧ろ、やがてハーレムを叶えたい陶冶にとって、恋人が居るという状況は相手をコントロールし易く、なにかと都合が良いのだった。
「ううう、ご主人様のも彼女、いるんです、よね……しかも、沢山の……ううっ、うっ、ううっ、ヤダ……ヤダァ……私が一番ご主人様を好きなのにぃ……ううううっ……ご主人様ぁ、好き、好き、好き……大好き、ですぅっ……誰よりも大好きですぅ……」
「彼女ではないよ。ただ、ちょっと懇意にしてるってだけだ。嫉妬を感じるなら、菜々美も複数の男と付き合えば良いさ」
「ヤダ、ヤダ、ヤダァ……うううっ、ひっく、うっ、意地悪……本当、意地悪です……私にはご主人様しかいないって……知ってる癖に……私はご主人様しか、す、好きになれないのぉ。ううっ……か、彼氏と別れるから……わ、私と付き合ってくださいぃ。ご主人様ぁ……一対一で、普通の恋愛、しましょうよぉ……だ、大好きなんです……」
「俺は寝取り好きなんだろうな。彼氏の居る菜々美を抱くってことに、異様な興奮を覚えるんだ。もし菜々美が彼氏と別れたりしたら、もう一気に冷めるかも。だから、別れないでくれ」
「そ、そんなぁ……」
「俺のことは、都合の良いセフレと思ってくれよ。本命の彼氏さんを愛しつつ、たまには気晴らしに俺を使って気持ち良くなる……なんてくらいにさぁ?」
「ヤダヤダヤダヤダヤダァ……ご主人様が他の女子と仲良くしてるの見ると、うっ、んんっ、ホントに死にたくなるのぉ……ひっく、うううっ、うわぁああぁああん!!」
 束縛しないからこそ、相手の行動を制限させられる。即刻と彼氏を捨てて陶冶と付き合いたいのが菜々美の本音であるも、陶冶へと心酔する菜々美は命令に逆らえず、いまも無理やり彼氏と付き合わされていた。
 陶冶が居るのに、他校に彼氏を持っている。だから、陶冶に菜々美以外の女性が居ても文句を言える筋合いがない。このジレンマに相当悩んでいたのだろう。菜々美は堰を切ったように、主人の目も憚らず、主人の前で泣き喚いてしまった。
「菜々美。いい加減に泣き止め」
「うううっ、うっ、うううぅっ、うっ……」
「はぁ……兎に角、抱いてやる。兎に角、それで落ち着け?」
「ふ、ぁっ……❤ う、うんっ……」
 陶冶が立ち上がり、やれやれと泣きじゃくる菜々美を抱き締める。主人の温もりにて、菜々美の涙がカラッと引っ込む。「抱く」という言葉を聞き取ると、すぐさま身体を熱くさせた。

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