わさび農園領主の日記 #14 呪われた庭園

DLCダンジョンやっていくよ

ダーケストダンジョンを乗り越えたわさび農園。
冒険者をこき使い、亡霊とかサムライとかいろいろなキャラ追加MODを入れて遊んでいたところに、新たなダンジョン発見の報告が上がった。
そこから、狂気じみた腐敗と血への渇望が飛来する……。

呪いの庭園


呪いの庭園と呼ばれるそこは、かつては饗宴の場だったらしい。
豪奢で、放埓な乱痴気騒ぎが日常的に行われていたのであるが、やがてその夜会に、邪悪なものが紛れ込んできたという。
それが、堕落の始まりだった。


松明メーターがおかしい。見慣れた形ではない。メッセージを読むと、出血しやすくなり、ストレスが少し溜まりやすいらしい。

そして、松明が使えない。明るくなる代わりに、命中率がプラスされる。
どうやら、光量は75以上がキープされている扱いになるらしい。

そこに潜んでいたのは巨大な蚊やダニと異形化した貴族とその従僕たちだった。
どうやら、血を求めているらしい。吸血鬼になったとでもいうのだろうか。
それにしても、造形がかなり不気味だ。
左側の敵などは、巨大なダニが頭部に張り付いている。おそらくこのダニが死体を操っているのだろう。

攻撃時に人間の頭部が露出する。人間を乗っ取ってゾンビ化させるダニみたいな生き物は昔これ書いたけど、クリーチャーとしてはかなり不快だな……。

そして、頻繁に仕掛けてくる吸血攻撃がかなり怖い。
あたると相手のHPが回復し、バフがかかるだけでなく


見た目もキモくなる。
それだけならいい。問題はこちらに与えてくる効果だ。
このダンジョンの最大の特徴でもある、赤の呪い。

どうやら、吸血生物と化すのは寄生虫やウィルスではなく呪いの影響らしい。
HP減少や各種耐性の減少など、面倒なデバフが与えられる。スピードが上昇するのが唯一の慰めという感じ。


フラジラント(鞭打ち苦行者)のカスヴィルちゃん。

この程度ならそれほど脅威でないなと思い先に進むと、時々血に関することを呟き、仲間のストレスを下げてくる。ちょっとウザイ。さらに、歩いていると突然冒険者が苦しみ始めた。


今度は血を求め始めた。これは、やつらと同じになったということだろう。敵からのドロップアイテムで血を保持していたので、与えてみる。

するとパワーアップした。どうやら、血の暴走と呼ばれる状態になったらしい。
時々狂ったようなセリフを吐きながら、勝手に行動したり、勝手にストレスをケアしてくれる。強いが勝手な動きを取るのが少し困る。

さらには、水中に身をひそめるワニと蟲が合体したような魔物も登場。
ボス並みに体力がある。

ガマの群れに隠れて近づき、一撃を食らわせてくる厄介な相手だった。


道中には不気味なオブジェクトが転がっている。この胎動する繭は触ると戦闘になる。火をつければ燃やすことができる。

厳しいダンジョンではあるが、敵はさほど強くない。敵の回避率は高めだが、呪いにさえ注意して弱い敵から片付けていけばいいだけだった。1度目のクエストは簡単に終わった。すると、今度は新たなクエストが現れた。

バロンからの招待状

そのクエストを受けるためにはバロンからの招待状は必要なようだった。男爵って意味だけどいったいどういうやつなんだろう。
とりあえず行ってみる。


クエストを始めるとこんなメッセージが。
要約するとダンジョンクソながいけど1回でクリアしてほしいなってところだ。

しかもダーケストダンジョンと同じで、先が見えないマップ。
時々配置されたイベントがわかることがあるが、基本的には2回偵察をしないといけないらしい。

ここがマジで地獄だった。長い。ダーケストダンジョンで死者を出した獣の腹よりも広いのである。しかも、キャンプは出来ない。そして、戦闘回数も多い。赤の呪いの危険が危ない! 冒険者のうち2人が早々に呪いにかかってしまう……。


そして、ただ長いだけじゃなく、道中に扉があって、バロンの元へたどり着くには鍵を手に入れてこなければならないらしい。この無数にある部屋の中から正解の部屋を見つけるのは非常に骨が折れた。


そして、長い戦いの果てに犬使いのキャッスルちゃんがデスドアに……

やめてくれ~けれど何とか一命をとりとめた

さらに発狂(かわいいね)

1回目の挑戦でクリアなんてできなかった。冒険者たちはほうほうの体で呪われた庭園を後にした。だが、何度も挑戦できるらしい。撤退した途中から攻略できるらしい。だが、ダンジョンに入れない。バロンの招待状が足りないのである。そこから、招待状を求めて何度も庭園に挑戦したのだが……一つも出なかった。そもそも、最初の一枚はクエストの報酬で入手したものだった。2枚目以降はどこで手に入れればいいのか……仕方がないからグーグル先生に聞いた。
どうやら、招待状を持っている敵はほかのダンジョンに現れるらしかった。そりゃ出ないわけだ。
廃墟の長いクエストに挑んだ結果、3枚も入手することができた。

ブリガンドへの復讐

呪いの庭園で血を集めている最中に、ブリガンド共の襲撃が発生した。
勇敢なるマスケティア、ジーザスの仇だった。

戦いは熾烈を極めた。


後ろのボムバレルを攻撃すれば、爆発は防げるらしい。

豚狩り屋の銃が冴える(HP1残しやめて)

タクヤさんの剛剣がうなる

苦戦はしたが、積み重なる毒のダメージによって、ブリガンド・ヴルフを撃退することができた。

仇は取ったよジーザス……。


バロンとの再戦

招待状を手に入れたことにより、再び呪われた庭園に挑戦することができる。
前回中断したところからのスタートだったが、その後で3つも門を突破しなければならなかった。長く苦しい戦いだったが、消耗戦に耐えられるメンバーを選出し、なんとかバロンの元に辿り着いた。


ほとんど人間の姿をとどめていない。醜悪な外貌だ。背後には胎動する繭が並んでいる。HPが高い。持久戦になりそうな気がした。

戦闘が始まると、バロンは繭の中に隠れてしまった。とりあえず繭を殴ってみる。


すると、中から吸血モンスターが現れた。同時に聴衆からの笑い声。笑劇に見立てて失敗を嘲笑っているということだろう。正解の繭を破壊すると中からバロンが現れた。



バロンは攻撃力そのものは高くないが、吸血攻撃とムーブ攻撃に加え、精神に多大なダメージを与えてくるのがつらかった。

合計3回も繭に閉じこもるバロンはかなり面倒だった。血が足りないので長引きすぎれば赤の呪いの効果で死ぬ可能性さえある(らしい)。


しかし、没落者カイロットの攻撃はバロンの高いHPをも簡単に削ってくれた。
仮面をつけて体はムチムチってのがエッチだな。

バロンを撃退すると、領地内の赤の呪いにかかっていた冒険者たちは健康に戻っていた。ボスを倒すことが解呪のトリガーになっているのだろう。

さらに、また別な敵からの招待状が届いた。
また長いダンジョンを攻略していかなければならないのは気が滅入るが、頑張っていくしかないよ! 

つづく

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