毛ガニデパート Aug/15/2023 16:28

オホ声は必殺技である。「ダメイドに教育を」完成!

オホ声が流行っている昨今ではありますが、「オホ声は合わない」という声も多々耳にします。
私見ですが、オホ声が好きでないという方には2通りあるかと思います。
1つ目は、オホ声を生理的に受け付けない方です。
2つ目は、オホ声に説得力を感じない方です。

1つ目の方についてはどうしようもありません、オホ声の無い作品を探してください。
2つ目の方はオホ声を楽しめる素質があります。

一言で言うと、オホ声とは必殺技なのです。
この記事をお読みの諸兄におかれましては、女の子が感じてかわいい声を抑えられずにいる様をお好みかと思います。
オホ声とは、その更に上の状態。女の子が綺麗さやかわいさを保てないくらいに感じてしまっている状態を表現しているのでしょう。
女の子を悦ばせるのがお好きな紳士方にとって、女の子がそんな通常の範囲を超えて悦んでいるのは満更でもないでしょう。
しかし、そんな特別な状態にも関わらず、その特別感を描写できていない作品が散見されるように思われます。

「THEビッグオー」というロボットアニメがあります。
怒涛の3カメでブチ込まれるサドンインパクト(YouTubeリンクです)や、アンカーで固定しないと反動に耐えれなかったり熱で砲身が焼け落ちるファイナルステージなど、説得力にあふれる必殺技の描写が男の子のハートをわしづかみにしてくれます。

僕が現在のオホ声に足りていないと感じるのは、そういった説得力です。
必殺技をバルカンの様に雑に使われては冷めてしまいます。
オホ声でも、それが特別な状態なのだという説得力が無ければ、「なんでこの子はこんなに感じているんだ?」とか「うわぁ、下品な声だなぁ」みたいな冷めた反応につながるのではないでしょうか?

そして、バイノーラル音声作品では、そういった説得力ある描写をしづらいものです。
それは、会話文だけ、しかも基本的にキャラは1人という制約があるからです。
1人のキャラが、「オホ、オホ」あえぎつつ感じている状況を豊かに説明するのは、よほどの文章力が無ければ違和感爆発でしょう。

この問題を解決できるのが、拙著「プロよりもうまくなるためのバイノーラル音声作品文章教室」で書いた「語り聞かせ屋さんシステム」です。
地の文に相当するパートを担当するキャラを出して、その状況が不自然で無い設定にすれば、後は文章力があれば解決できます。
その「語り聞かせ屋さんシステム」の習作が、「ダメイドに教育を」です。(「アラビアンナイト</breath>シリーズも似たようなシステムです。良かったらそっちも聴いてください。お願いします。力作なんです!)
僕自身、オホ声が苦手なクチでしたが、「こうすれば説得力のある描写にできるのでは?」と思い、納得できる形で描写したつもりです。
オホ声が苦手だと言う方にこそ聴いていただけましたら、そして納得して楽しんでいただけましたら幸いです。

……などと思ってシナリオを書いたものの、いざ収録された音声を聴いてみると、現実感あるオホ声な感じはあるけど、流行っているタイプのオホ声ではない感じ。
いや、声優さんは台本通り、パーフェクトに演じてくれたと思いますけどね。台本を書く際の僕の中のオホ声が、流行りのオホ声の下品さに追いついていなかった感じです。別に追いつく必要は無いと思いますが。
ただ、流行りのオホ声の下品さが好きな方には物足り無いかもしれません。そう言った方はオホ声の下品さには期待して買わないでください。

あと、書きかけの台本にも「語り聞かせ屋さんシステム」を採用しています。「ダメイドに教育を」のフィードバックを活かしたいので、レビューなり、コメントなり、Xなりでご感想やご意見等いただけるととてもありがたいです。

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