袖イオンビーム 2022/03/22 12:51

【メンタルディバイド】進捗報告①


(最終更新:2024/3/28)
タグを修正しました。
情報が更新された箇所について追記を行ないました。


記事をご覧いただきありがとうございます。袖イオンビームと申します。

今回の記事では表題の通り、現在制作中のサークル第4作目の進捗報告、主に立ち絵についてをお話しさせて頂きたいと思います。

ちなみに前回の記事で「発売までほとんど情報更新はしない」などとのたまっていたのですが、実はあまりに早く作業が進み過ぎてもう発売間近……なんてことは全然ありません。
前回も立ち絵(のプロトタイプ)を載せていたのですが、決定版は結構雰囲気が変わった気がするので、旧情報をトップに置いたままでいるのもどうかと思いまして。


前回の人達。

特に右側の人がわりと変わった気がします。コンセプトは同じですが、ややロリ味が抜けたか?
いなりロリが入ってないやん。どうしてくれんのこれ」などと怒られてしまったらどうしようと思い、ノコノコ表に出てきた次第であります。あと寂しかったので。

ヒロイン1


とりあえず、ヒロイン1の決定版がこんな感じです。ひとまず名称は社長とか所長とか呼んでます。
他のキャラもそうですが、細部の仕上げだったり適当な部分の手直しはするでしょうが、デザインはこれで決定にしようと思います。

髪型に結構悩みましたが、
「心は宙ぶらりん…食いたいものが出てこない」
「そうだ! こういう時は思い切ってステーキだ」

という孤独のグルメ的ノリで黒髪ストレートロングにしました。
何が言いたいのか自分でもよくわかりませんが、王道直球勝負で行くべさ、みたいな……?

一応「フルアーマーお嬢様」というコンセプトはそのままのつもりです。
制服がアレですね。某リリアン女学園への憧れがだだ漏れな気がします。ローウエストで体型がわかりにくい作りとか。一応丸パクリにならないよう、ワンピースではなくセパレートに。緑じゃなくて青を一滴落としたような光沢のない黒……にしたつもりだが普通に紺やなこれ。

そういえば4作目はフルプライスにするつもりなのですが(袖イオンビームのフルプライスは税込み¥1100です)、自分の中の勝手なルールとして、「ワンコインは立ち絵は1パターン、フルプライスは立ち絵は数パターン」というものがあります。
表情差分に関してはモブだろうと用意したくなってしまう性分ですが、一応の歯止めとして立ち絵はそういうルールにしていたのですね。


つまりらせ子は体操服にはなれるが握り締めた拳を振り上げることはできない。

……まあ、3作目では戦闘中の立ち絵要素を実装したために、なんだかんだで4パターンくらい用意する羽目になっていましたが、そういうこともありますわな。


躍動するメガネ。

なので、今回は会話用立ち絵を複数パターン作ろうというのは最初から決めていたのですが、折角なのでパーツごとに細分化して差分を作ろうと思い立って準備してみたのが、上で腕を振り回しているgifです。なんか最後眼鏡かけてますが、単なるイメチェン用で、視力はむしろ高めの設定です。

少なくとも、正面向きでの会話用立ち絵パターンは作ろうと思いますが、それとは別に3作目同様戦闘中の攻撃やダメージ時の表示用素材も準備しようと思うので、全体の作業量を考えると脳汁がびゅるびゅる噴き出てきますね。

そういえば、毎回作画に関しては結構意識的に変えているのですが、やはり女の子を可愛くしようと思うと、段々目が大きくなっていく気がします。


最初はこんなんでした。
(追記)これは1作目の登場キャラですが、この記事の後に画像素材の更新を行ったため、この素材そのものは現行のゲームには使用していません。

ヒロイン2


「俺はこういう平凡なラーメンスケベとは無縁ですよみたいな涼しい顔してるくせに服装がどう見ても痴女な金髪恵体エロゲヒロインが好きだな」
「ウチは「焼き海苔黒はんぺんEXAMシステム搭載型ヒロイン」ですが」
(あるんだよな こういう余計なことする素人同人サークル)

……すいません、コミックス版孤独のグルメ2巻を呼んでない人にはまるで意味がわからないネタ……というか読んでいる人にも意味がわからないネタを……

この人もコンセプトは始めに決めた通り「黄金のエロい人」のまま動かしてはいないのですが、最初の案がかなり気に入っていなかったので、中々悩まされました。
ちなみにこの娘が着ている服は、我が家にある『着る毛布』が参考にされています。


最初は丈長でしたが……

「まあ外出時はタイツ履かせりゃええか…」とちょん切りました。

そういえば唐突にストーリー紹介的な領域に入るのですが、4作目のゲームは、(今までのゲームにも散々出してきた)可用性のある魔法っぽい架空の元素(エネルギー)のある世界となっています。そしてそれをどれだけ使役できるかが、他者からの感情量で定まる…みたいな設定にしようと思っています。敵を倒すと、敵に生じる「倒された」という実感が作用して自分のエネルギー裁量になる…みたいな。

現実の世界とは別に、その感情量が反映されている精神世界というか集合無意識的な要素を入れようと思うのですが、そこで案内人をしてくれるのが、この娘の裏人格、というようにしようと思っています。

……すいません、設定の妄想を連続射出し過ぎて上手くまとまっていない気がビンビンしますが、つまり冒頭の茶番にあるような元祖ニュータイプ絶対殲滅するマシーンが搭載されているわけではない、ということです。
目の色が変わるのは人格の切り替わりの表現、という感じです。
ところでマスターグレードブルーディスティニー1号機はいつ出るんですか……? あ、いや、改造パーツとかではなく……。


主人公

そういえば主人公も作りました。やたら服装のバリエーションが豊富なのは演出の都合です。
今回はアレですね。視点人物がこの主人公で固定な形式なので、1作目同様自己肯定感消失系主人公です。
3作目は若者たちの物語ということで、自分としてはかなり明るめというか結構ハッピーエンドな方向に持っていこうと努力したのですが、その反動か「もっと登場人物を酷い目に遭わせたい……」という歪んだ愛情がこんこんと湧き出てきてしまいました。

ちなみに毎回主人公造形は結構悩みます。
・イケメンにはしたくない→イケメン活躍物語作劇とか○問過ぎて禿げそう
・ブサメンをずっと操作キャラにし続けるのは絵的に辛そう
というアンビバレンツにプレスされます。

その辺の葛藤の結果、親戚全部が死に絶えでもしたかのような表情にしてみましたが……正直もうちょっとブサイクにしたい……。
ちなみに上記のフレーズは京極夏彦先生の『妖怪シリーズ』の中禅寺秋彦の仏頂面・第二形態(うろ覚え)の描写です。
ちなみに先生の著作では『どすこい。』が好きです。地響きがする……と思って戴きたい。
……うぅん、やはり主人公をデヴにして、タイトルを『樽メンディバイダ―』にするか……?
とりあえず、立ち絵の見た目はともかく、作中の設定的には主人公の外見はD(ニガテ)か、いいとこC(人間と同じ)くらいです。ジョジョネタです。


パーツを細分化したのでヘルメットだけ装備とかも可能。バイクとか乗ってそう?
そういえば、この主人公の被っているヘルメットの一つは、前作の男キャラの一人、犬飼君と同系統のもの、という設定です。

まあ彼のはヘルメットではありませんが。

周囲の匂いや音を増幅して感知したり、データとして後方に送ったり、ということができる装備です。
また、実は3作目でやろうかとも考えて結局辞めたのですが、そのデータを拠点にいる犬に届け、バウリンガル的な機械でリアルタイムのコミュニケーションでその犬からの解析を受け取ることで、敵や異常を察知しつつ潜入する、ということができるようになっています。
前作は結局潜入要素はなく、完全に防衛のみになったのも取りやめの理由だったのですが、今回は逆に敵拠点に攻めていく形式になりそうなので、実装してみようと思いました。


時には犬から潜入先のアドバイスをもらえたりします。

犬の嗅覚はおせっせの痕跡を捉えてきます。

ちなみにしゃべっているのは犬自身の語彙ではなく、あらかじめ設定されたワードと犬の脳波やらが紐づけされていて文字や合成音声で情報が送られてくる、みたいな設定です。

(追記)上記の画面は開発中のものであり、実際のゲームの内容とは異なります。

雑記

というわけで立ち絵紹介でした。
今のところこの3人(+1匹)で傭兵会社的なチームを組んで拠点を攻略していく、というような流れになる予定です。

一応プロットは全て考案してあるのですが、テキストとしては1文字も打っていないので、進捗割合としてはまだ1%くらいじゃないかと思いますw
まあでもゲーム作りって、全体日程の5割目くらいで10%くらいの作業をして、9割目くらいで20%くらいまでいって、9割5分で50%、残りの5分で50%を終えるようなものだと私は思っているんですが多分他のサークル様は違うんでしょうね。

とりあえず、まだまだ終わりは見えないので、完成時期は全く見えないですねえ。
まあ多分来年になるんじゃないかなあとは思いますが……、今年中に完成までいけたら嬉しいが……。

なんだかんだで「そんなに情報更新しないんだからね!」から1月ちょっとでノコノコ出てくるという恥ずかしいムーブをかましてますが、今後もまあ、「なんかあったら情報出すかもしれない」くらいの感じで行かせて頂こうと思います。情報をまとめるためより、ゴリゴリ作業を進める方に注力する……というと良く言い過ぎかもしれませんが……。

あとそうだ。当サークル3作目の『SevenSquaredStories』のDLサイト様での販売数が、500に達成していました!
(正確には、3月入ったくらいには届いていたはずです)

お買い上げくださいました皆様、本当にありがとうございます!

数字が嬉しいのももちろんなのですが、あとは、改めて見てみると、1日1本くらいのペースでお求め頂いていたのが非常に有難かったです。
いえ、そんな喜ぶことかと思われてしまうかもしれないのですが、これって零細サークルとしては結構感動的なことでして。
発売からしばらくすると、本当に1本も動かない日々が続いていくのが当たり前になるんですね。
しかしまあユーザー視点からすれば当たり前と言えば当たり前で、なにせ情報が目に触れる機会がなくなるので、むしろ販売ページに到達するのがおかしいといえるくらいになるので。オマケにウチは自己努力での宣伝もほぼ皆無wいや何わろてんねん自分
なので自分でも、「一体どういう経緯でページまで来てくれたのだろう」と不思議だったのですが、自分でゲーム買う時の動きを考えると、「この作品を買った人はこんな作品も買っています」とかなのかな? と感じました(拙い予測ですが)。

なんかそう考えると、買ってもらった後も助けて頂いている感じがして、センシティブな気分になりそうでした。し、下から垂れ流すはずのDLサイトで上から何か出てきちゃうよおっ


久々に辺りを見渡してみると、音沙汰がないサークルもあったりして(普段ほぼ動きのないウチが言うなという話でしょうが)、色んな事情があるのかなあとメランコリックな気分になってきます。
そういえば以前ちらっと記事に書いていて、多分誰も気にしていないだろうと思いつつ少し不安になったことがありました。私自身は専業で同人サークルをやろうという考えの無い人間なのですが、なんかこれって「片手間でやります」みたいにも捉えられるな、と感じたのです。
自分としてはそういうつもりはなく、むしろスタンスとしては「「魂」を! 賭けよう!」というつもりです(ジョジョネタ。ちなみにドヤ顔でこのセリフを言うと大概負ける)。
野球のバッティングフォームみたいなものというか、どういうゲーム作りの仕方が1番奮起できるかって人によって全然違うと思うのですが、自分にとってはそれが「会社員しながらやる」になります。
「仕事しながらなんて絶対無理」という声は聞きますし、その気持ちもよくわかるのですが、まあその辺は個々の状況を精査しないと何も言えないことだと思いますので、他者のスタンスについては一切なにも口出しする気はないのですが、とりあえず私は働きながらが性に合っているんですね。

……うん、いきなり何を語り出しているんだろう。
久々だから加減とか距離感を喪失してしまったのだろうか……。
半年とか溜めたら自分語りだけで記事作っちゃうんじゃないかな。やべえよやべえよ。たまにそういう記事見ますけど、「ユーザーをマッマだと思ってない?」とか感じます。口出しする気はないと言ったが、スマンありゃウソだった。

これ以上傷口を拡げないように、この辺で切り上げようと思います。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!

シコシコ作業をしつつ、進捗に目途がついたり寂しくなったりしたらまた記事を編ませて頂こうと思います。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。

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