へぶんすてーと 2024/05/26 19:42

JKたちが集まる謎のセックス教団:文学女子とのセックスシーン

JKたちが集まる謎のセックス教団:文学女子とのセックスシーン

日常シーンをすっ飛ばしたセックスシーンの描写になります。
セリフの過不足とか、違和感のある箇所はまた修正しときます。

音声作品で出すとしたら、セリフや一部にアドリブを入れてみると面白いかも?と思ってます。

仮データ2

インターホンが鳴り、目が覚めた。

最近はセックスの疲労からか、夕方になるとつい仮眠を取ってしまう。

「あ、並木くん、おはようございます」

ベッドから起き上がると、すでに誰かが目の前で座っていた。

そういえば鍵をかけ忘れていたな。

多分、僕が応答しないままだったから、心配して入ってきてくれたのだろうか。

僕はぼやけた視界を振り払って、目を強く見開いた。

今日の相手は........まさかの秋風文香だった。

穏やかで優しそうな印象の垂れ目、柔らかそうな三つ編みのツインテ―ル、足が隠れるほどのロングスカートとセーターを着ている。

僕と同じく図書委員をやっているので、もちろん存在は知っていた。

彼女は教室にいる時も、食堂にいる時も、図書館の窓辺にいる時も、とにかく読書している姿を目撃する。

性行為そのものに一切興味のなさそうな、理知的で、清純の衣を纏った文学少女だ。

そんな秋風さんがなぜ、わざわざ教団に入って、僕みたいな俗物とセックスしたがっているのだろう。

確かに秋風さんのことは以前から気になっており、図書館に足を運ぶたびに、いつも目で追ってしまっていた。

一体どんな本を読んでいるのか、彼女の内面世界はどのようになっているのか、気になっていた。

僕は秋風さんの本を読む姿そのものに、ある種の神秘性を感じていた。

それは異性としてタイプだからなのか、学内で熱心に本を読んでいる人間が自分以外には秋風さんくらいしかいないから興味を持ったのか、分からない。

恐らくは両方だろう。

彼女は放課後の図書委員をやっている時、いつもカウンターか窓辺で、孤独に本を読んでいる。

横髪をたくしあげ、目を見開きながら、知的好奇心の赴くままに読書をしている。

そんな読書世界に没入している彼女の姿に自分を重ね合わせ、どこか惹かれていた。

“それに、秋風さんはなんであそこまで本を読むんだろう?”

そんな疑問が自然と口から漏れ出した。

まともに異性と会話のできない僕が、結果的にだが先に話しかけてしまったことに、自分でも驚いてしまった。

「…….そうですね。
 私も並木くんと同じように、生きる意味を探求しているのかもしれません。
 いえ、厳密には生きることの純粋な喜びのようなもの。
 それをずっと探し求めてきました」

“僕と同じように…...?”

なぜ僕が生きる意味を求めて読書していると断定したのか分からず、首を傾げる。

「ふふ、並木くんの顔を見ていたら分かりますよ。
だってわたし、ずっと並木くんを見ていましたから。
それはまるでストーカーのように、いつも並木くんのことを観察していました」

"え......僕のことを......?"

あまりにも衝撃的な発言に、心臓が止まりそうになった。

自分も秋風さんをストーカーのように、遠巻きから観察していたからだ。

もしかすると、僕が彼女を見ていたことにも気づいていたのだろうか。

ただ、彼女がこちらを見ていたことには全く気付かなかった。

「ふふ、相思相愛、ということではないでしょうか。
 ほとんど会話を交わしたことさえないのに、同じ空間でよく顔を合わせるというだけで、仕草だけで互いのことを知り尽くしている。
 もしくは知ったつもりになっている。
 ふふ、お互い読書好きの根暗同士だから、自然と惹かれ合うのかもしれませんね」

嘘だろ、あの秋風さんが、僕に好意を抱いているだなんて......。

視線が合うたびに死んだ魚のような目をしていたから、てっきり見下されていると思っていたのに......。

「ふふ、そんなにオドオドしなくても大丈夫ですよ。そんなところも可愛いですけど」

秋風さんはこちらに向かって、いきなり四つん這いの体勢になり、僕は食い入るようにその景色を眺めてしまう。

ベッドの枕元で座っていた僕を押し倒し、下腹部にまで太ももを這わせ、自らの意志で騎乗してきた。

股を開きながら、こちらに身を乗り出し、耳元までねっとり這い寄ってくる。

でもなんでこんな、あの秋風さんまで、いとも容易くセックスしようとしているんだ?

僕は相変わらず女性不信の面があり、異性と接触するたびに何か裏があるのではと、つい疑念を抱いてしまう。

だって、こんな都合の良いことが立て続けに、現実で起こるはずがない。

彼女は本心から自分のことが好きでセックスしようとしているのだろうか。

いや、そんなはずはない。

もっと別の、何かに違いない。

考えても答えは出ないけれど。

「…….今の状況を理性で捉えようとせず、お互い今だけは、欲望に忠実な動物になりましょう?」

そんな疑いを払拭するかのように、彼女は熱い吐息を漏らしながら、雄としての自分を求めてきた。

普段の彼女からは想像もつかないような矯声を漏らし、熱い息を吹きかけてくる。

そして再び僕の下腹部に乗っかり、湿った唇でセーターを咥えながら上目遣いでたくしあげると、純白色のブラジャーを露出させた。

".......すごく、大きいです。"

一体どこに、こんなメロンのように巨大な乳房を隠し持っていたのだろう。

秋風さんは恥じらいを感じているのか、唇をぎゅっと引き締めているように見える。

「ふふ、どうですか?
私の胸、世間の基準では意外と大きいそうですけど、確かめてみますか?」

そう言って、彼女は背中を曲げながら、僕の胸元に上半身の膨らみを近づけた。

ムワッとした女性特有の甘くて清楚な香りが漂ってくる。

布で覆われていたはずの谷間を覗くと、たわわに実った美しい桃源郷があった。

僕はつい鼻息を荒げながら、差し出された膨らみをブラジャー越しに揉み込んだ。

物静かな彼女には似つかないほどの豊乳、そして肉感的な柔肌だった。

「ふふ、くすぐったくて、温かいです。並木くんの吐息」

僕はグッと力を入れながら、ゆったりと揉み込んでいく。

すると、秋風さんが吐息混じりで、ほんのりと喘ぎ始めた。

"これは、すごいよ.....。秋風さん。"

「ふふ、どうすごいのでしょう。男の子目線で、教えてほしいです」

まず、シリコンのように肌触りが良くて、僕の指を押し返すほどの弾力性まである。

すごく固さも柔らかさもあって、いつもは華奢に見える秋風さんのおっぱいがこんなにエロかったなんて......。

僕は思ったことを全て口に出した。

「客体として評価されるのはなんだか照れますね。でも並木くんがそう言ってくれて、嬉しい」

ああ、彼女はとっても優しい。

なんでこんなに優しいんだろう。

僕はまた理由を探るように、全体を揉みしだいていく。

「えっとその。105.......くらいだそうです」

"ひゃっっ、ひゃくっっ、ごっっ......。"

唐突なバストサイズの申告に、僕の股間が飛び跳ねた。

恥じらいながらそんなこと言われたら、駄目に決まってる。

「ふふ、どんどん大きくなってる。喜んでくれたようで嬉しいです」

ただ大きさを数字として説明されただけなのに、秋風さんの口から発せられる吐露はどこか奥行きがあって、とても官能的だった。

「ん……じっと見られているとソワソワするのですが、それと同時に、なんだか嬉しいです。
 ああ、それになんでしょう。
 この、下半身の奥がジクジクと疼いてくるような感覚……。
 すごく焦ったいです」

秋風さんは息を荒げながら、顔を紅潮させている。

僕が胸をぎゅっと揉み込むたびに、ビクっと上半身を振るわせたりしている。

さっきよりも恥じらいを感じているのだろうか。

「ああ、もう我慢できません」

彼女は首にかかったセーターを脱ぎ、ブラジャーを取り外し、さらにスカートを脱ぎ捨てた。

鼠径部を包み込んでいるパンティーは白色だった。

普段の彼女は服に着られているというか、もっと華奢な印象だったが、制服を脱いだ姿はエロスの化身だった。

他の誰よりもバストサイズが大きく見えるし、ウエストも引き締まっている。

彼女の体型は少し地味な印象だったが、実際は爆発を予感させるような、凄まじく妖艶な体つきをしていた。

肋骨や骨盤から押し出されるような、グイッと立体的に広がっていくような、ウエストや腰回りの丸みを帯びた女体に、僕は釘付けになってしまう。

「あっ、そんな見られたら、恥ずかしいです……。
 それに並木くんの目、とってもいやらしいです……」

彼女のカラダを視姦していると、知的でクールな秋風さんの皮膚に汗がほとばしり、光に照らされて質感を浴びる。

いつもはおとしやかで、読書に耽っている彼女の裸は艶やかで、破廉恥な姿にさえ知性を感じる。

「んっっ、それでは失礼致します」

気品を感じる滑らかな手つきで、僕の太ももから胸板に沿って全身を撫で回したり、首筋から耳元にかけて、人差し指が這うように蠢く。

僕はひたすら受け身のまま、ビクビクと全身を震わせながら、彼女の前戯に魅入ってしまう。

彼女の行為は、全て小説で読んだ官能表現をベースにしているのだろうか。

羞恥心や罪悪感をほのめかすような上目遣い、艶かしく紅潮した肌、指が奏でる繊細な手つき、その全てに特有の生々しさを感じる。

見よう見まねというか、どこかぎこちなさがあるにも関わらず、ありとあらゆるセックスを本当に経験したことがあるかのように上手だった。

そんな初心な彼女が自分のことを喜ばせようと奮闘している姿に、背徳感が湧き出る。

「ふふ、並木くんのおちんちん、さっきから出たそうにしてる。
 とっても可愛いです」

ああ、急にそんな、はしたない言葉を言われたら、また勃起するに決まってるじゃないか。

秋風さんの唐突な"おちんちん"発言に、また僕のペニスが飛び跳ねてしまった。

「ああ、もう我慢できません。ほら、おちんぽ、見せて下さい?」

秋風さんはしばらく愛撫を続けた後、流れるようにチャックを下ろし、僕のパンツを優しく引きずり下ろす。

ブルンっと引っ張られるような感触がしたかと思うと、柔らかく勃起したペニスが飛び出た。

「今この瞬間だけは、お互い動物になっちゃうんです。本能に忠実な、汚れの無い神聖な獣になっちゃうんです」

小枝のように細長い指をペニスに絡めながら、その形状を確かめるように撫で回される。

「ふふ、緊張されていますか?
……ふふ、大丈夫ですよ。
難しい本を読んでいる時のように、深く考えちゃダメなんです。
今はもっと、楽しいことに浸りましょう」

そう言って、ペニスの根本から先端まで一指し指でなぞりながら、厚みや長さを確認してくる。

「男根を扱く際に、理性や知性など必要でしょうか。
ふふ、どう考えても必要ないですよね。
殿方が気持ち良くペニスを扱くのに、ロジックなど全くもって不要です。
むしろ、ありのままに快楽を享受することの妨げになります」

彼女はいきなり哲学的なトピックを持ち出し、僕を知的に誘惑する。

それと同時に先端の部分を指全体で優しく摘んだり離したりして、ペニスを弄ぶ。

「人間は歪んだ欲望を抱いているにも関わらず、理性の中ではそれを否定している。
 そういった自己矛盾によって感情は抑圧され続け、やがては人生が苦しみに満ちていく。
 だからこそ、抑圧された邪念を解放しなければならないのです」

魅惑的かつ思慮に富んだ彼女の話に耳を傾けていると、不意打ちのように性的刺激に襲われる。

「……1匹の雄が1匹の雌に誘惑され、動物のような繁殖行為に耽る。
 それは動物として、生き物として自然な行為だとは思いませんか?」

とても焦ったい感触なのに、だんだんと刺激が強まり、血流が促進される。

海綿体がガチガチに凝り固まっていくのを感じる。

「ふふ、どうですか。
こうやってじわじわと責められるのは。
これはフェザータッチと言って、掠めるように触れながら、じっくりと快楽を溜め込んでいく手法です。
弱い性感をカラダに覚え込ませ、それを少しずつ高めることで、女性のように深い快楽を味わえるのだとか」

もはや会話の内容ではなく、どうしても快楽に注意が向いてしまう。

その比重は3:7くらいで、既に理性は蕩けそうになっている。

脳内のリソースが本能的なサカリに埋め尽くされ、もはや冷静に物事を考える余裕がない。

「ほら、もっと自然体で、自由に、思うがままに、好き放題おちんぽ様をシコシコして下さい。
 私の下劣で無様な姿を見届けながら、もっとして、もっと」

秋風さんはスイッチが入ったかのように、恍惚とした表情で言う。

両手を頭に抱えながら、腰を左右に揺らしている。

読書をしている時とは真逆の、下品なポーズだった。

それは流れる川のように綺麗な所作で、思わず見惚れてしまう。

そして気がつくと、僕はペニスを扱いていた。

「ほら、おちんぽ様、頑張って。
 おちんちん頑張って。
 ちんぽ頑張って」

おちんぽという言葉をねっとりなぞるかのように、彼女は何度も口をすぼめ、その度に唇が卑猥な形になって動く。

性欲を煽りに煽ってくる彼女の下品な誘惑に抗えず、僕は自らのペニスを激しく扱き始める。

わざとらしく、彼女に摩擦音が聞こえるようにシュッシュッという音を立てながら、彼女の期待に応える。

自ら気持ちよくなることで彼女を興奮させようと試みる。

「あっ、あんっっ、ああっっ……。
 いいですよ、その調子です。
 あんっっ、上手です。
 シコシコするの上手っっ、おちんちんで気持ち良くなるの上手っっ。
 いいのっっ……気持ちいのっっ……しこしこしこしこ」

秋風さんがガニ股の状態で両手に頭を置き、はしたなく淫語を連呼している。

「ほら、淫らな妄想をしながら、身勝手に扱いて。
 欲望の赴くままに、全てを解放して下さい。
 並木くんのはしたない姿を見ていると、わたしも気持ち良くなれますから……」

僕の扱くペースに合わせながら、彼女は自らの秘部をペニスの根元に擦りつけたり、クリトリスを指で摩擦する。

そして、相互に淫部を見せ合いながら、獣のように激しい自慰行為に浸る。

グチュグチュ、シュッシュという音が交互に鳴り止まず、まるで何かの協奏曲のようだった。

僕がぴゅくっとカウパーを垂らすと、彼女はぷしゃっと蜜を垂らす。

「あっっいくかも。
 ねえ、並木くんもいきそ?
 いいよっっ、このまま挿れちゃうから、いって」

そう言って、彼女は紐柄パンティーの糸をなめらかに引き、ペニスを両手で掴みながら、自らの秘部に浸透させていく。

「ほら、いっぱい出して。
 おちんちんから気持ちいの出して。
 あったかくて白い、神聖な液体で、私の汚れを浄化して?
 あんっっ、だめっっ、私もそろそろいきそっっ、あっっ」

とろけるように甘い鳴き声を発しながら、腰骨がピッタリくっつくほどにカラダを密着させた。

「あんっっ…….すごっっ…..いぐっっ……。
おおっっ…….おおおおんっっ……」

膨らみきった鈴口が子宮口にぶつかり、彼女は獣のような喘ぎをもらす。

清純な文学少女とは正反対の、鼻息を荒げながら舌を突き出してよがり狂う雌の顔。

そんな雌の顔をした秋風さんはゴリラのようにはしたなく喘ぎ、その重低音が天井まで響き渡る。

腹の底から絞り出した、ドスの効いた低音の喘ぎ声が僕の下腹部を刺激し、ペニスの芯を鋼鉄のように固くさせた。

「んっはあ……おおっっ…..。
奥まで当たって……だめですっっ……変な声が漏れちゃいますっっ……。
あっっ…..おほおっっ……」

お互いに紅潮した顔を見つめ合い、腰を激しくぶつけ合う。

僕のペニスがビクビクと脈打ち、腰が痙攣し始める。

絶頂が近いことを悟ったのか、秋風さんは口内にいきなり舌を這わせてきた。

唇の隙間を縫うかのように、ぐりぐりと舌を捻じ込み、決して離さない。

まるで軟体生物のように柔らかくてヌメヌメとした感触に犯され、睾丸から尿道へ精液が一気に込み上げてくる。

そして、彼女が喉奥まで舌を絡めながら、膣を締め付ける。

鈴口が子宮口に密着したまま、激しくキスをするようにグリグリと左右に擦り付ける。

そのあまりに強烈な刺激に耐えきれず、僕は湯水のように精液を漏らす。

尿道が詰まりきった精液で圧迫され、管ごと扱かれるような快感に、思わず声が出てしまった。

ほぼ同時のタイミングで、彼女も恍惚とした表情で絶頂を迎えた。

骨盤がガクガクと痙攣して、子宮が痙攣する。

僕のペニスをまるごと包み込んで、離さなかった。

「あっっ、出てる。温かいのが出てます。
 んっっ、すごい。
 おちんぽ様から精液が溢れ出て、一向に勢いが止まりません。
 ああ、だんだん穢れが祓われていくのを感じます」

肉壺がぎゅうっとペニスを締め付け、肉襞が痙攣するたびに精液を搾り尽くされる。

絶頂を迎えたことで、ふと冷静になってしまったのか、僕たちは恥じらいを隠すかのように、お互い目を逸らした。

気まずい沈黙がしばらく続いた後、彼女が再び口を開く。

「理性を放棄し、己の欲望のみに従い、堕落してしまえば、つまり獣に成り下がってしまえば、人間としての尊厳を失うことになります。
 人間は自分を律し続けなければ獣になってまうのです。
 しかしながら、人間には本能を解き放つ瞬間も必要なのです。
 カラダの中に眠っている暴力性や、心の底から根付いている死への恐怖、そして儀式や祭りなどで奔放に振る舞いたくなる性衝動。
 人間が根源的に恐れていて、汚いと感じていて、見ないように蓋をしているもの。
 そういった不安や恐怖を乗り越え、獣としての本性を曝け出し、鬱積したものを発露することで、逆説的に人間らしさを取り戻す。
 そして神聖なものと一体化し、この世界によって抑圧され、孤独に生きている自己と本来の汚れのない自己を調和させ、人間としての疎外感から解放される。
 そのための手段の1つが、性儀式、つまり神聖で無条件な交わりなのだと思います」

秋風さんは僕を抱きかかえながら、何か抽象的なことを語り続けている。

「理性だけで自分を律し続けることは不可能です。
 そうしようとすればするほど、思考の渦や負の感情に呑まれ、がんじがらめになってしまいます。
 だからこそ、一時の解放が必要です。
 ただ、その一時のために、しばらく禁欲を続ける必要があります。
 禁止が大きくなればなるほど、抑圧が昂れば昂るほど、その罪悪や恥辱を超えた先にある神秘的な感覚が研ぎ澄まされ、聖なる恍惚の感情は爆発的になる。
 だから、性儀式は毎日のようにしては意味がないのです。
 .......なんて、重苦しい話はここまでにしましょうか」

それよりも……と言いながら、僕の背中に抱き着いて耳元まで寄ってきた。

「そのことはさておき…..その…..。
 こんな突拍子もないきっかけですが、並木くんと繋がれて、嬉しかったです」

彼女はなんとなく、本心でそう言っているように思えた。

“僕も嬉しかった”と言おうとしたが、喉が詰まったかのように声が出てこない。

普段からまともに女の子と話したことがないために、時折吃ってしまう。

僕は相変わらず、そっと頷く。

「ふふ、良いのですよ。
 無理に言葉にせずとも、並木くんは表情や仕草だけでも、意図が伝わってきますから」

僕はただ、仰向けのまま頷き続ける。

秋風さんはティッシュで僕のペニスを拭き、自分の陰部をさっと拭き取る。

そして脱ぎ散らかした服を着る。

「並木くん、いえ、教祖様。
 これからもよろしくお願いします」

彼女はそう言ってベッドから立ち上がり、軽く微笑んで会釈しながら、どこかに去っていった。

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