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2023年 12月の記事 (22)

レモネードオアシス 2023/12/29 11:08

本条ミリーの憂鬱4

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も金曜日がやってきました。
そして年の瀬です。
今年最後の更新です。
どうか良いお年を。

さて、今日は金曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

下校中の悲劇・再び!

「だ、め、ええ……っ」

 ぎゅるるっ!
 ごぽぽっ! ぷすっ、ぷすす……っ。

 校門から出たばかりのミリーは、住宅街を少し進んだその先――、影になっている路地へとよろめきながらも進んでいく。
 もうこの時点でミリーの心はポッキリと折れていた。

(もう、家まで保たない……! それにおむつもずっしり重たくなってるし……! それなら、楽になったほうが……ああ!)

 ブ、ブブブ……! ブパパッ!

 影になっている路地に辿り着くのと、決壊するのは正に同時だった。
 スカートのなかから弾き出されたのは、水っぽい放屁音。
 それがプレリュードだった。

「あっ、あああ! いや、いやだ……!」

 ムリュムリュムリュ!
 ブビビッ! ブボボボボ!

 スカートに覆われているミリーのお尻が、更にセクシーに盛り上がっていく。
 ずっしりとおむつが重たくなり、お尻が溶かされそうなくらいに熱くなっていた。

(ああ……、漏らしてしまった……)

 ぶりぶりぶりっ!
 ビチチッ! むにゅううううう!

 下品な音を響かせながらも、ミリーは決してしゃがみこむことはしなかった。
 それは少女としての最後のプライドだったのかもしれない。
 だけどネチャネチャになっている紙おむつでは、もはや我慢することさえもできなくなっていた。

「あっ、あああ! お尻、とろける……! ううっ! 勝手に……溢れ出してきちゃう……うああああ!」

 ブボボッ! ぶっふぉ!
 ビチビチビチビチビチビチビチ!

 正に垂れ流しだった。
 しかも、いまのミリーには我慢するという意志が完全に消滅しつつあった。
 こんなにもおむつを汚してしまったのだ。
 それならば、早く楽になったほうがいいじゃないか……。
 それに、我慢していればそれだけ痴態を長時間晒さなければならないということでもある。
 それなら早く排泄を終えて、歩きはじめたほうが安全ではないか……?

「も、もう……我慢できない……うあああああっ」

 ぶりゅりゅ……っ。
 ぶぱぱっ、にゅるるるる……っ。

 ついにミリーは、自らの意志でお腹に力を入れると排泄を続けていく。
 立ったままで。
 おむつをあてたままだというのに。
 それは背徳的だけど、少女として開放的な快感をもたらすこともまた事実だった。

「しちゃってる……! しちゃってるんだ……! 立ったままなのに! うんちもおしっこも、止まらなくなってるよ……!」

 ブリブリブリッ! ブリュリュリュリュ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 お腹に力を入れて自らの意志でうんちを排泄していると、その快楽に釣られるようにしておしっこも漏れ出してくる。
 うんちを漏らせば括約筋が広げられて、尿道までもが緩んでしまう。
 それは一筋のクレヴァスに尿道と肛門があるのだから当然のことと言えた。

「ん……っ、ふぅぅぅっ」

 ぶりぶりぶりっ!
 ぷっしゅぅぅぅぅ……。

 ぶるるっ!
 大きく身震いをして、体内の不浄をすべて出し切る。
 ミリーの自らの意志での排泄は、唐突に終わった。
 あとに残ったのは……、酷いものだった。

「おむつ、重たすぎるよ……」

 ミリーの排泄のすべてを受け止めた紙おむつは、パンパンに膨張していて、もっさりと重たくなっていた。
 薄かったはずのおまたにあたっている部分は、吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて脚を閉じることさえも難しくなっていた。

(スッキリしちゃった……ああぁ……)

 ねちょ、ねちょちょ……っ。

 よろめきながらも歩きだそうとするけど、分厚く膨らんだ紙おむつのせいで歩きにくくなっていた。
 だけどずっと路地で棒立ちしているわけにもいかない。

「早く、帰らないと」

 呟き、決意を固めると歩きはじめる。
 一歩進むたびに、

 ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。

 おむつのなかがグチャグチャにかき混ぜられて、ドロドロになっていく。
 おまたにもヌルヌルしたものが食い込んできて、ミリーは無意識のうちにへっぴり腰になっていた。
 そればかりか、はしたなくがに股にもなっている。

「こんなところ、誰にも見られたくない……っ」

 不幸中の幸いか、閑静な住宅街の家路には、ミリーの他には誰もいない。
 もはやミリーのスカートの裾からは分厚く膨らんだ紙おむつがはみ出していて、醜悪な茶色い香りが溢れ出してきていた。
 もしも誰かとすれ違ったら、何事かと思われるに違いなかった。

「早く帰らないと……っ。どうか誰にも会いませんように……っ」

 ぐちゅ、ぐちょ、ぐじゅじゅ……。

 一歩進むたびにおむつのなかが攪拌されていく不快感に顔をしかめながらも、少しずつ歩を重ねていく。
 どうか曲がり角の先に、誰もいませんように。
 そうお願いしながら。


本条ミリーの憂鬱5につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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レモネードオアシス 2023/12/28 10:29

TS俺が女の子のレッスン!?44

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も後半戦の木曜日。
そろそろ今日が仕事納めという人も多いのでしょうか。
僕はとりあえず30日に仕事を納められたら良いかなあ、という感じです。
31日と元日くらいはゆっくりしたいところです。

さて、今日は木曜日と言うことで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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「……んっ、司のおっぱい、大きいから、ぶつかってしまう」
「晶だって……」

 むにゅっ。

 女同士で抱きしめ合おうとすると、どうしてもおっぱいがぶつかり合ってしまう。
 それでも晶は上から覆い被さってくると、

 むにゅう……っ。

 ぶつかり合ったFカップとFカップが形を変えていき、柔らかく蕩け合っていくかのようだった。
 二人の境目がわからなくなりそうなほどに。

「す、凄ぇ……。晶と溶けあってるみたいだ……」
「これからもっと凄いことをするのに、これくらいで驚いてたら気絶してしまう」
「そ、それは気をつけないとな」

 初めて晶の指先で絶頂に導かれたときは、快楽のあまりに気絶してしまった。
 今回はせめて意識を失わないようにしなければ。
 心のなかで固く決意していると、

 じゅわわぁ……。

 硬く勃起している乳首から、母乳が溢れ出してくる。
 それでも晶はおっぱいを押し当ててきた。
 柔らかく蕩け合っている乳房の狭間から、ぐちゅぐちゅと淫猥な水音が溢れ出してくる。

「うう……っ、男なのに……っ、押し倒されて、熱くなってるなんて……っ」
「あなたのおまたはどれくらい熱くなっているのかしら」
「あんっ」

 くちゅりっ。

 ショーツの上から食い込んでくるのは、晶の指先。
 柔らかな指の腹が、ゆっくりとおまたに食い込んでくる。

「ぅぁっ、そこ……痺れる……っ」
「こんなにドロドロにさせてるなんて、さすが女の子」
「そんなことは……はぅッ」

 チリリッ。

 不意に甘美な電流が、小さな器官から生み出される。
 亀頭に触れたときの、何倍も刺激を強くしたかのような電流。
 もうすでに司のクリトリスは、包皮を脱ぎ払って硬く勃起していた。

「司のお豆、硬くなってる」
「し、しょうがないだろ……っ。晶のぱんつ、ずっと穿いてたんだから」
「そう言ってくれると嬉しい」

 晶はかすかに消え入りそうな笑みを浮かべる。
 だけど晶の指先は情熱的に、司の秘部を解きほぐそうとしてきていた。

「そんなに緊張しないで。私も、ほら」
「えっ?」

 晶の手に導かれるがままに、晶の大切な部分に触れてみる。
 そこは、ショーツの上からでもわかるほどに熱くほぐれていて、どこまでも指が食い込んでいくくらいに柔らかくなっていた。

 くちゅ、くちゅちゅ……。
 くちゅちゅっ。

 指を食い込ませていくと、ネットリとした晶の汁が溢れ出してくる。
 すでに晶の股間は、おもらしをしたかのように濡れそぼっていた。

「俺……、晶みたいに上手にできない……」
「平気。あなたの気持ちがこもっていれば。その気持ちがなによりも嬉しい。……私にとっては」
「俺の……気持ち?」
「そう。気持ち」

 くちゅくちゅ。
 くちゅちゅ、くちゅ。

 二人の指先がお互いの大切な部分に触れ、秘めやかな水音が奏でられる。
 たった二人きりの保健室に、その水音が妙に大きく響いていた。
 そのときだった。
 晶がポツリと呟いたのは。

「あなたは……、私にされたら……嫌?」

 ほんの少しだけ晶の表情が硬くなる。
 といっても、ほんの少しの変化。
 それは幼なじみとして、長年の時を重ねてきたからこそわかる、些細な違い。
 晶は、間違いなく緊張している。
 だから司は、晶の瞳を見つめて応えるのだった。

「嫌なものか。初めてが晶で……いつも隣にいてくれて、本当によかったと思ってる」
「よかった。そう言ってくれると嬉しい」

 上から覆い被さってきている晶は、よほど嬉しかったのだろう。
 ギュッと抱きしめてくる。
 晶にしては大胆すぎる行動だ。
 そんな晶は真っ直ぐに見つめてきて、その眼差しはトロンと下がってきていて――、

(しちゃう……。しちゃう、のか……? 俺は……キスをして、しまう……のか?)

 晶に見つめられ、司は直感していた。
 晶は、唇を求めてきている、と。
 だが司にできることと言えば、ただ一つ。

(しちゃう……! 俺、晶と……キス……! 初めての……!)

 ベッドに押し倒されている司は、ギュッと瞳を閉じることしかできなかった。
 自覚しないうちに女の子のようになっている。

 こうして、真っ暗闇のなかで待つこと、たぶん数秒――。
 その時間がネットリとしていて司は、からかわれているのかと思って瞳を開こうとした、その瞬間だった。

「……ん」
「ふみゅ!?」

 唇に触れるのは、柔らかくて溶けそうで、熱い感触。


TS俺が女の子のレッスン!?45につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2023/12/27 07:06

TS俺が女の子のレッスン!?43

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も終半ばの水曜日。
年末まであともう少しです。
一気に駆け抜けてしまいましょう。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


「えっ、ちょっ、晶!? その、呼び止めたのは、なんとなくというか……っ」

 言葉を続けるも、後ずさりした拍子に司はベッドの縁に尻餅をついていた。
 スカートが捲れ上がり、

 もわわ……。

 露わになったショーツからは甘酸っぱいミストが立ち昇ってきている。
 おもらしをしたかのようにぐしょ濡れになっているクロッチは縦筋に食い込んでいて、ヒクンッ、切なげに痙攣していた。

「私のぱんつ、もうこんなに濡れているだなんて」
「し、仕方ないだろ……!? 晶が穿いてたんだし……」
「私も」

 もわっ。

 晶はスカートの裾を捲り上げてみせると……、露わになった水色と白のしましまショーツは、おもらしをしたかのようにぐしょ濡れになっていた。

 それは紛れもなく、今朝、司と交換こしたショーツだった。
 平然としているから、てっきりショーツは無事かと思っていたのに。
 そのギャップに脳が痺れてきて、おまたが切なげに震え上がってしまう。

「私を呼び止めたのだから、覚悟してもらう」
「ちょっ、まだ心の準備がっ」
「もう身体の準備はできてるみたいだけど?」

 まるで男のようなセリフを言ってみせる晶。
 その目はいつもよりも据わって見えた。

「まずは服を脱がしてあげる。シワになったら大変だから」
「こんなときにシワの心配なんてしてる場合か……ああッ」

 晶の手によって、実に手際よく制服を脱がされていく。
 ブレザー、ブラウス、そしてスカートまでも。
 露わになったのは水色と白のボーダー柄のブラとショーツ。

 むわぁ……。

 立ち昇ってくるのは、司自身もビックリするくらい甘ったるいミルキーな香りだった。
 司の乳首はブラジャーに覆われていても勃起しているのがわかるほどにツーンと上向いていた。
 更に言えばその頂きは、しっとりと母乳に濡れていた。

「ブラも外してあげる。痒くなってしまいそうだし」
「ああ……。乳首も、胸の谷間も痒くなって困るよな……」

 たゆんっ。

 ブラを外されると同時にFカップが波打つ。
 それでも重力には負けずツンと上向いている様子に、自分のことながら女体の神秘を感じてしまう。

「ああっ」
「ジッとしてて」

 晶に有無を言わさずに押し倒される。
 ベッドに散ったのは、ブロンドのロングヘア。

「私も制服を脱ぐから」

 晶もベッドに上がってくると、ゆっくりと制服を脱いでいく。
 露わになったのは、司とお揃いの水色と白のボーダー柄のブラとショーツ。

「ン……ッ」

 晶は後ろに手を回してブラを外してみせる。
 そのときに剥き出しになった腋の下がつるんとしていて、司は見とれていると、晶が覆い被さってきた。
 目の前に押しつけられるのは、魅惑的に波打つFカップ。
 司も同じものを持っているはずなのに、なぜかドキドキが止まらなくなっている。

(女の子同士って……、どうやって……その、すればいいんだ!?)

 ただでさえ、男だったころも未経験の童貞だ。
 女の子だって、晶のことしか知らない。
 ベッドに押し倒されている司は、ここにきて金縛りにあったかのように動けなくなっていた。

「司。石像みたいになってる」
「そ、それは……、晶が綺麗だからだ」
「ありがと。司も綺麗」

 俺は男だ。
 と、言い返すべきところなのだろう。
 だけどショーツだけを身につけている晶を前にして、ありのままに言ってしまえば、司は見とれていた。
 制服のなかに、こんなにも非日常的な光景が包み隠されていただなんて。

「私がリードしてあげる」

 司に覆い被さってきている晶は、こちらのことを真っ直ぐに見つめて呟く。
 そんな晶のぱんつのクロッチは愛液に濡れていて、縦筋に食い込んでヒクヒクと痙攣していた。

 それは今朝、司が穿いていたショーツ。
 そのショーツが熱く濡れているということは、晶が司のショーツを穿いてえっちな気持ちになってくれているという、なによりもの証だった。
 どんなに平静を装おうとしても、口から心臓が飛び出してきそうなくらいにドキドキしている。

「あなたのことを女の子にしてあげる」
「あ、あの……っ」
「でも、あなたが嫌だと思ったら、すぐに言って」

 ショーツだけを身につけた晶にそこまで言われて、ここで嫌だなんて、言えるはずがなかった。

「わかった。言わない」
「いい覚悟」
「晶になら、なにされてもいいと思ってるから」
「そんな女の子みたいなこと言って。ますます我慢ができなくなってしまう」
「お、俺は……男だし」
「私の色に染めてあげる」

 キュンッ!

 その一言に、秘筋が熱く疼く。
 晶の指先によって快楽を刻み込まれた身体は、もはや晶だけのものになっていたのかもしれない。


TS俺が女の子のレッスン!?44につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
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この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2023/12/26 08:12

本条ミリーの憂鬱3

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

無事にクリスマスをやり過ごすことができました。
皆様はリアルで充実していたでしょうか。
僕はケーキを食べて、さっさと寝てました。

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enでリクエスト頂いた小説を更新していきたいと思います。
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目次

秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

迫りくるBENNI☆

(誰にも、バレてない……よね……?)

 俯いていた顔を上げて、ビクビクしながらも周囲を確認してみる。
 そこはいつも通りの授業中の風景が続いていた。
 誰もミリーがうんちを漏らしたことに気づいていない。

(良かった……。バレてないんだよ……ね?)

 まずはホッと一息。
 だけど失便がバレていないということは、それだけミリーへの責め苦が長く続くということだ。
 授業中だから、トイレに勝手にトイレに立つことさえもできない。
 それにトイレに行きたいだなんて、恥ずかしくて言えなかった。
 もしも一人立ち上がったときにおむつがずり落ちてきたらどうしよう?
 想像しただけで、立つことさえも難しくなっていた。

(やだ。おまたに食い込んできてるよ……)

 椅子に座り直すと、おむつのなかのうんちが、お尻と座面にサンドイッチされて潰されていく。
 肉裂の深いところにまでうんちが食い込んできて、

「ふぁああ……」

 しゅわわわわわわわわわ……。

 まさに、垂れ流し――。
 ミリーのおむつは更にパンパンに膨らんでいった。

(お願い、早く授業、終わって……! 臭いが溢れ出してきちゃうよ……!)

 気ばかり焦るも、時間が早く流れてくれるはずもない。
 むしろネットリとした水飴のように進んでいく。
 もしもうんちを漏らしていることがバレたらどうしよう?
 想像しただけで気ばかりが焦って、

(む、蒸れる……)

 ぐちゅっ、ぐゅちうぅぅ……。

 少しでも座り直すと、おまたにうんちが食い込んできて、おまたが熱く蒸れていく。
 だけど不幸中の幸いか、いまは六時限目の授業だ。この授業が終われば帰りのショートホームルームになってくれる。
 そうすれば、このおむつから解放されるはずだ。

(無心……。無心にならなければ。早く時間が過ぎてほしいと思うから焦っちゃうんだから。それならむしろ授業に集中すれば、自然と時間が進んでくれているはず……っ)

 ミリーは無心になって黒板をノートに書き写していくことにする。
 おまたにうんちが食い込んできて気持ち悪かったけど、その感触も少しずつ身体の一部になってくるかのような感覚。
 こうしてミリーは、おむつをパンパンに膨らませながらも授業へと意識を沈めていき――、
 いつしかチャイムが鳴り、帰りのショートホームルームが始まっていた。

        ☆

「ふぅ……」

 ミリーが熱い吐息をついたのは、帰りのショートホームルームが終わって、待ちに待った放課後を迎えた瞬間のことだった。
 だけど焦ってはいけない。
 おむつのなかにはたっぷりとうんちが詰まり、おしっこでグチャグチャに攪拌されているのだから。

(バレないように、ゆっくりと立ち上がらなければ……っ)

 ぐっちょおおおぉぉぉぉ……。

 ゆっくりと席から立ち上がると、おむつのなかで茶色い流動体が不気味に蠢動する。
 それ自体が意思を持って、ミリーを苦しめてくるかのようだった。

(おむつ、こんなに重たくなるなんて……だ、大丈夫!?)

 大量のおしっことうんちを受け止めた紙おむつはずっしりと重たくなっていた。
 それどころか吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて、スカートに包まれているミリーのお尻をセクシーに押し上げていた。

(スカートから、はみだして……ない、よね?)

 確かめたいけど、スカートの裾を気にしている余裕さえもミリーには残されていなかった。
 もしかしたら、スカートからおむつがはみ出しているかもしれない。
 ミリーはカバンを持つと、お尻を隠すようにして帰ることにした。
 学校のトイレを使うという選択肢は、もはや消滅している。

(こんなにうんち漏らしちゃったし……! 学校でこんな塊を流したら詰まらせちゃうよ!)

 それどころか、女子トイレの個室でおむつの封印を解いたとしたら、その臭いが学園中に漂ってしまうに違いなかった。
 ミリーはずっしりと重たくなった紙おむつを抱え込みながら家路につくことになった。

        ☆

 ぎゅるるるる。
 ごぽっ! ごぽぽっ!

「ちょっ!?」

 突然の腹痛に襲われたのは、昇降口でなんとかローファーに履き替えて、校門を出たときのことだった。
 家までは歩いてあと十五分はかかる。
 だから体調が悪く、重たいおむつをあてている今、それ以上の時間がかかることになる。
 それなのに校門を出た直後に腹痛がぶり返してくるだなんて。

「な、なぜこんなことに……っ」

 ごろごろごろっ。
 ぎゅぽっ! ぎゅろろろろ!

 一時は眠りについてくれていた大腸は、いまや地震を前にしたナマズのように暴れ回っている。
 少しでもお尻から力を抜けば、茶色いものが溢れ出してきてしまいそうになっていた。

「おっ、おご……っ。なぜこんなとこに……っ」

 ミリーの額には、再び脂汗が浮かぶ。
 背筋にも滝のような汗が流れ落ちていくけど、絶対にへっぴり腰にはなれなかった。
 もしもそんなことをすれば、スカートからおむつがはみ出してきてしまうに違いない。

(我慢! 我慢しなければ……!)

 ごぽぽっ!
 ぎゅぽぽっ! ごぽっ!

 だけどミリーの意志に反して腹痛は酷くなるばかりだった。
 大腸のなかで毒素が渦巻くと直腸へと押し寄せてくる。
 いくら授業中に全部出し切ったと思っていても、それは所詮椅子での失便だ。
 無意識のうちに、直腸にはうんちが残っていたのだろう。
 どんなに我慢しようと思っても、腹痛はいきなりクライマックスを迎えようとしていた。


本条ミリーの憂鬱4につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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レモネードオアシス 2023/12/25 09:37

TS俺が女の子のレッスン!?42

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日。
今年最後の一週間が始まりました。
最後まで気を抜かずに仕事をしていきたいと思いますので、お付き合い頂けたらと思います。

さて、今日は月曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


 いつものように、晶と二人の朝食。
 6枚切りのトーストには、こんがりと焼き色がついている。

「それでどうだったかしら。女の子の階段を一つ登った感想は」
「うう……それは……、死ぬかと思ったぜ……」
「お疲れ様。けど、来月も、その次もくるから」
「うええ……」
「忘れないうちにこれを渡しておく。飲めばだいぶ落ち着くはず。耐えきれなくなったときに飲むがいい」

 晶が通学カバンから取りだしたのは、ガラスの小瓶。中には錠剤が入っている。

「なんだ、これ」
「痛み止め。カバンの奥にでも入れておいて」

        ☆

 いつものように朝の登校風景。
 だけどこの光景をいつもと同じだと感じることができるのは、間違いなく隣に晶がいてくれるからだ。

「手を繋いでいきましょう。あなたが逃げないために」
「晶が隣にいてくれたら逃げようがないだろ」
「それはよかった」

 淡々と返事をする晶は、司の手に指先を絡みつかせてくる。
 手を繋いでの仲良し登校。
 同じぱんつを穿いているのだ。
 今さら恥ずかしがる気力も無くなっていた。

        ☆

(うう……。意識すると、急にむらむらしてきてる……)

 じゅわわぁ……。

 六時限目の地理の授業中のこと。
 司はむらむらと蒸れてきたショーツに気まずくなって、内股を擦り合わせていた。
 ここ数日は体調が悪かったけど、よくなってきた途端になぜか急に性欲までも復活したようだった。
 ただでさえ、今朝は晶とぱんつを交換こしてきた。

(晶のぱんつ穿いてるって意識したら……、おまたがむらむらして熱くなってきている……!)

 給食を食べてお腹がいっぱいになったこともあるのかもしれない。
 意識すればするほど、ぱんつのなかの湿度が上がっていくようだった。

(男はチンコが立つだけで済むが……! ううっ、股間が蒸れて、痒くなってきてるぅ……!)

 それにむらむらしてくると、なぜかこみ上げてくるのが尿意だった。
 ただでさえ女の子の尿道は、太く、短い。
 尿意を感じたら、

 じゅもも……っ。

 おまたから生温かい感触が噴き出してきて、クロッチの裏側へと染みこんでいく感触。
 椅子に座っている状態で漏らすと、会陰を伝ってお尻のほうにまで広がっていく。

(今日は帰ったら……、ひとりでしてみる?)

 じゅわっ、じゅわわ……。

 女の子になってから、まだ一度も一人でしたことがない。
 そのことを想像しただけでも、おまたの湿度は更に熱くなっていくようだった。

(ひとりで上手にできるかわからないけど……)

 思い返されるのは、シャワー室で晶に絶頂へと導いてもらった、初めて味わった快楽。
 あのときの快楽は、間違いなく司の身体に刻み込まれていた。

 じわぁ……。
 ……たらり。

 クレヴァスから溢れ出してきた愛液が、会陰を伝ってお尻のほうにまで垂れていき、ショーツへと染みこんでいく。
 おしっこも混じり合って、もうショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返っていた。

(ううっ、せっかく体調がよくなってきたのに……! ぱんつのなかは最悪だ……!)

 ぱんつのなかが蒸れて、ほっぺたが熱くなる感触。きっとりんごのように赤くなっているに違いなかった。
 男だったころは、こんなにショーツがむらむらしてくることなんてなかったのだから仕方がない。

 どうする?
 保健室に行っておいたほうがいいだろうか?
 せめてトイレで休憩したい。
 無性におしっこもしたくなってきている。

「先生。浅黄君の体調が悪そうなので保健室に連れて行きます」

 迷っていると、先に手を挙げてくれたのは隣の席に座っている晶だった。
 教師の返事も待たずに、

「司。顔色が悪くなっている。保健室で休んだほうがいい」
「あ、ああ……」

 席を立つと、晶はなんの躊躇いもなく司の手を取ってくれる。
 その手のひらは、かすかに熱くなっているようだった。
 晶に手を引かれて、教室の外へ。
 授業中の廊下は、シンと静まりかえっていた。

(ど、どうしよう……)

 じゅわわっ。

 晶に手を取られ、ぱんつのなかが熱く蒸れる。
 司は、戸惑っていた。
 晶と繋がっている左手が、気がつけば蕩けそうなくらいに熱くなって汗ばんでいる。
 それに晶のうなじから、甘い南国のフルーツのような体臭も感じられていた。

(晶を意識すると、なんだか無性にむらむらしてきている……! これ以上晶のぱんつを汚したくないのにっ)

 じわり……。

 手を繋いでいる晶のことを意識すると、ぱんつのなかがおもらしをしたかのようにぐしょ濡れになっていく。
 おしっことは違って、男だったころの先走り汁のように漏れ出してくるから我慢しようがなかった。

「司。保健室に行こう」
「ああ……」

 晶に手を引かれるがままに保健室に行く。
 ガラガラと引き戸を開けて保健室に入ると、そこには誰もいないようだった。
 保健の先生でさえも会議で席を外しているのか、人っ子ひとりいない。

「少し休んでいくといい」

 晶は呟くと、真っ白なベッドを軽く整えてくれる。
 そしてすぐに保健室から出ていこうとする。
 その素っ気なさに、

(晶、行ってしまうのか? なにもせずに)

 司は、内心で失望していた。
 気がつけば、

「待って。晶」

 晶のことを呼び止めている。
 なんで呼び止めているのだろう?
 それは司自身にもわからないことだった。
 ただ、晶は振り返ると、やや不機嫌そうな視線を向けてくる。

「なぜ呼び止めるの?」
「えっ?」
「呼び止められたら、私だって我慢できなくなってしまう」


TS俺が女の子のレッスン!?43につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
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この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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