ぶるがり屋 2012/01/17 17:42

先週のへうげもの 感想 2012 1月第1週

間違えて消しちゃったので書きなおしました。

アニメ

月さびよ 明智が妻の 咄せむ 今週も名物は無し。

光秀の辞世の句、絶望する利休。
豊臣秀吉と千利休の確執が日に日に悪くなる中、石田三成は利休断罪の証拠を集め、利休は豊臣打倒・反乱の策を一手一手進めていた。
古田織部や細川忠興は利休免罪の為奔走する。
利休は豊臣後の為政者として徳川家康を茶会に招き、自分の今までの策謀とともに、家康に野望とその覚悟の道を説く。
利休の気迫に即答できない家康だったが、帰り際に光秀の辞世の句を利休に伝える。
だが、その句こそ利休の業・策謀を潰えさせるものだった…。

あと、悪事がバレた伊達政宗は、織部・高山右近兄弟に頼んで何かしてました。


骨太な作画が利休、家康の生き様を強く描いてくれました。
好きな回なので嬉しいですね。

利休の火傷シーンはダメなのか。
まぁ、音と表情で凄みは十分伝わったと思いますが。

利休の絶望は、ハッキリ言えば自業自得なのですが、一度は省みて業を捨て権力も捨てようとした後、無理矢理業を取り戻させられ、その上での、今回の絶望です。
…何ともやり切れません。
心を深く押し込めた様から、白く全てが溢れ出る様。
そして言った側の家康はその句の価値に気付いていない所が、何とも…空しいなぁ。

家康の茶室へ入る際の髷を打つ音は吹きました(笑
なんて地味に痛そうな音なんだ…
織部・右近・政宗の三人も、もう完全にお笑いトリオですね(笑

鬼気迫る冷たい美しさのお吟、ほんわか可愛らしいおせん、ともに女性キャラが素敵でした。
アニメ版ならではの楽しみですね(笑

へうげもの(13) (モーニングKC)
著者:山田 芳裕
販売元:講談社
(2011-07-22)
販売元:Amazon.co.jp

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