ぶるがり屋 2015/03/20 23:00

SOUL CATCHER(S) -ソウルキャッチャーズ- ジャンプNEXT vol.1感想

ついに触れられた、金井淵先輩の心!!

ジャンプNEXT vol.1掲載、
SOUL CATCHER(S)ソウルキャッチャーズの感想です。


SOUL CATCHER(S) 7 (ジャンプコミックス) [コミック]
神海 英雄
集英社
2014-11-04

SOUL CATCHER(S)

 相変わらずの勢い&面白さ!
正指揮者を決めるスプリングコンサートが開始。
やっぱりこのコンサートの演奏で、最後のパートリーダー、金井淵先輩の攻略をするのですね。

 いやー、それにしても金井淵先輩の心の闇、深かった!
流石ラスボス!(笑
ピアノ線の罠から始まり、ピアノ&トロンボーンのスタンド、悲しみの黒い水牢、ゾンビの群れ。
「涼の才能は化け物だぞ」がまさかこんな形で理解出来るとは(笑
仲間の協力で次々と攻略し、ついに触れた金井淵の心。
一人ではどうしようもなかった障害に、今までの神峰の積み重ねが、育んできた友情、信頼が、神峰の力になる。
今までの総決算的な燃える展開ですよー!
わっほい!
 そしてその堅い障害に挑む理由が、自分の才能を信じる事、自分に寄せてくれた想い、信頼に応える事、その結実である正指揮者になる事だけでなく、「金井淵本人を救う」事だとは。
他の4人が「桜の音」を諦めていたのに、ある意味金井淵だけは、桜の音の再成就とその先を見ていたのですね。
金井淵の苛烈さ、強さ。
本当にどうしようもない程の金井淵らしさです。
身を削ることしか知らなくて、何でも一人で背負って、それでも前しか見れないで、進めなくて。

 でもやっと心の壁を取り除いて、同じ目線に立っただけ。
神峰が決心した最後の策は−
「金井淵涼チャァァァァン」
ここで咲良登場!
しかも何だその台詞(笑
こんなのの一緒に居た4人、特に川和先輩、金井淵先輩の苦労が忍ばれます(笑

 ここで自由曲を決めていない事が、今までの神峰と部全体の変遷と、それによる谺先生の信頼、そしてこんな土壇場で無茶をする部員全体からの神峰への信頼を見せる。
絡み合った見事な展開でした。

 そして六重奏。
やっと触れた金井淵の心に、信頼をつなぐ最初で最後のチャンス。
どういう演奏をするのか、何故神峰が指揮でなく、ピアノ伴奏なのか。
他にも事前に知らされていた人間、顧問の谺先生、ピアノを教える邑楽先輩が知っているのは分かりますが、さやかちゃんが事前に知っている理由は「桜の音」を知っている、5人以外の人間だから…?
咲良のパートは何だろう。
まさか指揮…?
でも「六」重奏なのだよなぁ。

 期待と不思議に満ちた、次回に続く!

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