ぶるがり屋 2015/07/13 15:12

【ジャンプ感想】僕のヒーローアカデミア No.50

僕のヒーローアカデミア

 憧れた、その名前の重さ。


僕のヒーローアカデミア 5 (ジャンプコミックス)

堀越 耕平
集英社
2015-08-04

 グラントリノは細やかな教育が出来る名師匠やなぁ。
デクが全く歯が立ってないようですが、前回グラントリノが本気になったので、これ位の停滞はあるべき停滞ですね。

 ノーマルヒーローさんも飯田くんの気持ちを察しているのですね。
その配慮のやり方や言葉の端々から善良さが溢れ出ていて…
それでも、いえ、飯田くんは自覚してなお、怒りを抑えられないのですね…

 保須市に戻ったステイン。
そして勝手に後を着いて来て、腹いせに待ちを襲う死柄木たち。
予想していた事ですが、それでも脳無量産化の恐ろしさ。
前回の一人目の脳無ですら、結局倒したり戦闘力を奪えませんでしたからね。
オールマイトの全力で吹っ飛ばし、主人の死柄木と離したことが無力化になっただけ。
今回はオールマイトが相手ではないので違う調整がされているか、弱点が改良されていないか、その実力が怖いです。
 死柄木の怖さは、こんな八つ当たりに、人の自我を奪った脳無を罪の意識も躊躇も無く投入する所だよなぁ…

 そして、起こって欲しくなかった時がついに。
出会ってしまったステインと飯田くん。
その覚悟も言葉も、強い意志と格好良さを感じるのに。
だからこそ最強クラスのステインも男と認めたのに。
ああ、飯田くんの不幸な運命しか見えないですよ…

 飯田くんとノーマルヒーローさん、帰ってきたステイン、ついでの死柄木黒霧に脳無3人、そしてグラントリノとデクが保須師に集う。
この戦場にデクが立ち会えたのは良かったのか…
それでも多分、優秀なヒーローグラントリノと親友デクが近くに居る事は、ほんの少しでも良い結果に近付くでしょう。
 飯田くん、頑張れ…!
本当のヒーロー、インゲニウムになる為に。


他の感想はこちら↓
週刊少年ジャンプ33号 感想(2015)

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