先週のアニメ感想 水木分 20161207~8

響け！ユーフォニアム2 10話、競女!!!!!!!! 10話
のかんたん感想ですよー。

響け！ユーフォニアム2

　あすか先輩解決編、その2。
あれでもあすか先輩の心は解けなかったのかー。
…いや、もう諦めきっていて、でも自分の中で処理するには辛過ぎて、どうにもならずに零したのが前回の演奏だったのかな。
だから余計に、閉じこもっちゃったのかな。

　本当は姉に憧れて、一緒に吹きたくて始めた吹奏楽、ユーフォニアム。
それが、いつの間にか離れて、こじれて、言えなくて。
言わなかった、言おうとしなかった、もう一緒に吹けない、寂しい。
その想いが不意に涙になって零れる姿が、胸を締め付けました。

　だから。
心を閉ざし、のらりくらり、敵意まで見せて拒絶する、自分の一番嫌なところまで指摘する、
愛して憎いあすか先輩と一緒に吹きたいから。
言わなかった、言おうとしなかった、もう一緒に吹けない、寂しい。
その思いを精一杯ぶつける久美子が、眩しくて涙が滲みました。

　結局成績上げて自力で帰ってきたあすか先輩ですが、自分では外せない「大人で天才の仮面」をぶち破り、強情で恥ずかしがり屋のあすか先輩の背中を押したのは、やっぱり久美子の真っ直ぐな言葉だったと思います。
夏紀先輩や梨子先輩たちの、真っ直ぐな好意も信じられなくて、やましくも嬉しかったのじゃないかな。
　三年生ズは仲悪いのではなく、愛と嫌悪と尊敬とライバル心どれも強過ぎて、すなおになれなかった感じがします。
あすか先輩にとって小笠原先輩は本気で目が合わせられないし、香織先輩は愛が重いと思う（笑

　久美子は姉に、あすか先輩は父に、自分のありったけの今を聞かせるのですね。

　それにしても夏紀先輩は天使か！
良い娘すぎて惚れそうです。

　秀一との言葉はぶっきらぼうですが、反対に、唯一久美子が仮面一枚も嘘もてらいもなく、触れ合っている関係に見えます。
姉との思いを知っている唯一の人。
結構、久美子にとって大きい存在なのじゃないかな。

　麗奈の怒りは一瞬、あすか先輩への浮気に怒ってるのかと思っちゃいましたが（笑
滝先生のことと、それを秘密にしちゃった関連ですかね。

競女!!!!!!!!

　今回も最初から最後まで笑いっぱなしでした。
トンデモ名前のトンデモ技の応酬！
ネーミングセンスが悪い意味で神がかってるよ！(笑
話の筋や戦略の点ではマトモで友情で熱血なのがニクいし、ちょっとムカつきます（笑

　その中で、今回随一のトンデモ技、
ヒップ オブ バビロン！
Σポリゴンで作りやがった！
皆の協力を受け画面いっぱいをお尻で埋める図もまたヒドいなぁ（笑
あ、でも大島ちゃんに出番が！

　トンデモ技の熾烈なバトルを超えて、風音ちゃん、それでもまた惜敗かなのが痛々しいですよ。
戦略では完全に、総合でも実質勝っていただけに、余計に辛いです。
…でもキン肉マンのファンやってると、好きな仲間キャラの黒星にも耐性がつくので大丈夫だぜ！

　個人的には、駿河校で一番記憶に残っているのが次回予告に光った仮面っ娘。
今回の敵キャラはあんまり覚えていなかったのですが、アニメ化で財閥令嬢なのにパイパイルバンカーの鳳凰院さん、そして精霊尻の黒霧さんが印象的でした。
黒霧さんの呪文の言い方がもう怪しくてダメな感じで（笑

　ちょっと調べて見たら、ユーフォの鎧塚みぞれと、競女のその精霊尻の黒崎さん、両方種崎敦美さんなのか…
声優さんって凄いなぁ。