ぶるがり屋 2019/03/26 01:56

先々週のアニメ感想 月曜分 20190311

どろろ 10話、モブサイコ100Ⅱ 10話、転生したらスライムだった件 23話、けものフレンズ2 9話
の感想ですよー。


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尾崎由香
KADOKAWA / 角川書店
2019-05-24

どろろ

 醍醐の国の真実と、多宝丸の苦悩。
父、醍醐景光は多宝丸を真実から遠ざけましたが、正確には多分、多宝丸にだけは知られたくないのでしょうね。
王としての狂気の苦悩も、父としての非道も。

 多宝丸有能!
戦士としても飛び抜けていますが、何より民を思いやり、率いる魅力があり、かつ戦術にも土木にも明るい。
これはなかなか得難い傑物。

 そして、出会ってしまった運命の兄弟。
一人の戦士としては百鬼丸が飛ぶ抜けて強力だとも見せつけられましたが、それは身を捨てての強さでまり。
多宝丸は人を率いてでは圧倒的に有能であり、お互いに出来ない、遠い強さなのがなんとも物悲しいです。
ただ、百鬼丸が父景光を倒しても、多宝丸なら国を立て直せる可能性が有るかも…とも思わせてくれる余地は出来たかな。
うーん、やっぱり厳しいですけれど。

 陸奥も兵庫も良いキャラですね〜。
美しい(多分)女戦士の陸奥、忠義とパワーの重戦士兵庫。
特に水に流される村人を投げ救う兵庫のパワーと作画にビックリだよ!

モブサイコ100Ⅱ

 警察も自衛隊も敵わなかった後でどう参戦するのかと思ったら
霊幻師匠の参戦理由がヒドい(笑
そりゃ確かに犯人捕まえるしかないけど!
でもそれショウくんなんじゃないのかな!(笑

 ついに5長との直接対決。
霊幻師匠はいつかホントしっぺ返しをくらいそうで怖いですが、まーホワイティでかなりキツいのを食らいましたか(笑
エクボとのマジなんだかよくわからない戦闘中の漫才が好きです。

 ぶ、部長~ッ!!!!
肉体改造部でモブは救われ、何度も助けられてきましたが。
モブと霊幻師匠がお互い救われ成長したように、モブと肉体改造部の皆も、お互い救われ成長できたのですね。
 モブを信じぬき、命まで掛ける部員たち。
超能力よりも筋肉を鍛え抜いた部長。
シビレルほど格好良いぜ!

 脳感電波部はそこら辺ダメそうだなぁ(笑

 ボスは徹底的な唯我独尊、思いやりを捨てた狂人ですね。
惹かれてしまう気持ちも分かりますが。
 自らを天才だと奮い立たせながらもその狂気に抗うショウは、何を願っているのかな。

転生したらスライムだった件

 実質最終回!
今までの積み重ねとこれからの展望と期待を丁寧に描いた30分でした。
たしかな満足!
山場も不安も有ったのですが、今まで通りリムルが何とかするだろう、その時頑張ろう、という作品性のおかげで記憶には残しても深く思い悩まずに済むのは良いですね(笑

 特に気になった伏線だろう点は、子供たちの中で大精霊以上に見初められた2人、光の勇者になりそうなケンヤと、なんかもう約束されたリムルの正妻なの?なクロエですね。
クロエに乗り移った精霊(?)の正体、未来のクロエかシズさんの師匠あたり?

 あとシズさんが最終的には精霊の暴走に呑まれて死んだ問題は、5人の子供たちでは解決できるかは、当人との契約だから契約変更または破棄出来るのかな?
 それと、大賢者が着実にエゴ(自我)強くなってるのが面白い(笑
これも何か理由とか設定とか有るのかな?

 次回は外伝だそうですが、
2期も待ってますよー!
半年ぐらいで帰ってきて欲しいですね。
そして今度はヴェルドラ復活をなにとぞ…!

けものフレンズ2

 イエイヌーッ!!!!
1 2を通して一番心が抉られたお話でした……
 人間が去って、何十年イエイヌは待ち続けていたのだろうか。
待ち続けたおすわりが、お手が、どれだけ嬉しかったのだろうか。
カラカルとキュルルも幸せになって欲しいけど、
誰よりもイエイヌに幸せになって欲しい…!

 サーバルとかばんちゃんが一緒に幸せに生きることが出来ない今、キュルルとカラカルには求めるまま、一緒に幸せに生きて欲しいのです。

 2は「人とけもののつながり、特にその功罪の"罪"」がテーマな気がしていて。
ただ、それを人間の、一人の子供であるキュルル一人が背負える、変えられるものでもなくて。
まぁ、パンダsもイルカアシカも楽しそうなので、最終的にキュルルとカラカルと、イエイヌと一緒に住んじゃえばみんなOKな気もします(笑

 ただやっぱり"今回、キュルルがイエイヌを救う"のは間違いなように考えます。
まずイエイヌ本犬が言った通り、キュルルや仲間の意思を無視し、強○的に拉致している。
そしてきっと「本当に待ち望んでいるのは居なくなってしまった主人」なことも、イエイヌは気付いてているのでしょう。
これらはもちろんイエイヌが一犬取り残されたからで、許すべきものですが、それを無関係なキュルルに課したのはやっぱり罪でしょう。

 そしてイエイヌが救われるとしたら、一番あるべき「本当の主人の帰還」は残念ながら有り得ず、今回救われるとしたらそれは、「イエイヌの使命に殉じ、主人を守って死ぬ」ことしか無かった。
でもそれは、本当の救いではなくて。

 まずイエイヌの苦しみの罪人は、残していった主人か、人間か。
だとしたら、人間そのものではなく、人間の善性のフレンズであり、人間の居ないジャパリパークでの"人間そのもの"であるかばんちゃんなら、救えたかもしれません。
 でもキュルルは人間の子供、イエイヌの主人とは関係ない、他人の子供にしか過ぎません。

 今のイエイヌを救うとしたら、救われるとしたら。
それは主人を待つのを辞め、周りのフレンズとともに生きる道か、
新しい主人を見つけ、お互いに契約する。
そんな「イエイヌが自分で選ぶ新しい生き方」しか無いと考えるのです。
 もしキュルルが出来るとしたら、自分の"おうち"を得て、お互い求めてイエイヌと一緒に暮らすこと、でしょう。
それは、もっと時間をかけて結ばれる絆だと思います。

 別件!
今まで描かれたイエイヌと今回のイエイヌはデザインが大きく違いました。
また月の中に描かれた人工物も意味深で。
そこら辺で色々考えて、

  • 月に見えたのはISS
  • イエイヌのデザインはシベリアンハスキー

ということから、今回のイエイヌのモチーフはクドリャフカ(ライカ)なのでは?と調べてみたけど、ロシアン・ライカ種とは…違うとも言い切れないけど、似てはいないなー。
吉崎観音先生に発注失敗、という凡ミスも有りそうなのが2の怖いところですが…(笑

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