フルーツバスケット 7話の感想
フルーツバスケット 7話の感想ですよー。
フルーツバスケット BD Vol.1 Blu-ray
石見舞菜香
エイベックス・ピクチャーズ
2019-06-21
フルーツバスケット
はとりさん回。
透がまた一人を救った話でもあり、今までうっすらと匂わせられていた、
「草摩家の十二支の"呪い"」
「あきとと十二支の絆」
「あきとは危険」
を明示される回ですね。
一人と一人の優しさと愛だけでは誰も救われなくて。
佳菜さんの記憶を消しても、愛していた、一緒に幸せになれなかったという感情は残ってしまい、苦しみが増すという危惧をしましたが、もともと片想いで切ない感情を抱えていたのですね。
切ないけれど、そのおかげではとりへの重く苦しい思いはそのままに解消できた、と。
2回目の、幸せな道へ進む佳菜さんへの背にかける「どうかどうか…」が悲しいほどに優しくて。
なお私は『ダグラム』好きなので、「雪が解ければー」の謎かけは即答できる人間です(笑
はとりさんはきっと底抜けに優しくて、上年代3人の中では格段に常識的な方なのですが。
…紫呉が透の前では抑えて計算して行動してる分、今回のはとりの方が突拍子も無い迷惑かけてるように見えちゃいますね(笑
紫呉はきっと、他にも色々有るにせよ、はとりと佳菜さんのこの悲劇を二度と繰り返さないよう、何年も何年も時間も言葉もかけて、十二支の絆を変えようとしてるのじゃないかな。