ぶるがり屋 2019/06/05 00:14

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 32話の感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 32話 の感想ですよー。


ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Vol.6 (21~24話/初回仕様版) Blu-ray

小野賢章
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019-07-10

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

 残るはVS.セッコ!
もちろんチョコラータ=グリーンデイとのコンボが極悪ですが、単体でもかなりの強敵ですね。
スティッキィ・フィンガーズに打ち勝つ近距離戦闘力、周辺を自分に有利な地形に変える戦場操作能力、そして戦法までなら十分に賢い頭脳。
一対一で勝てるスタンド、まず居ないのじゃないかな?
 ホワイト・アルバムといい、「スーツ型スタンド」は直本体もダメージ食らうので、代わりに強くなりがちだったり。

 お互い見えないままの、意図と策を読み合う地下レースバトル!
肉体水状化も土の槍の雨も痛い!怖い!緊張するぅ!
 最終的にはブチャラティが勝ちましたが、強くて頭が良くて、おまけに肉体ダメージがほとんど通らないブチャラティにどう勝てというのか(笑

 セッコはセッコなりにチョコラータを好きだったと思うのですが、「強いから好き」「強いものと一緒に生きるのが安心」がセッコの生き方だったのかな、と思います。
 人間的とか倫理性とかはチョコラータと同様に無価値なもので。
2人一緒の死に方もまぁ、当然と言おうか、仲良しですね(笑

 そのダメージが大き過ぎたのか、ああ、ついにこの時が。
ブチャラティの残り時間がもう尽きてしまうのか…
この後の展開を知っていても、清廉に苛烈に生き抜いたブチャラティの最期が近づき、ブチャラティが嘆き苦しむ姿を見るのは…
辛い。

 そして!
待っていたよ…
謎の男=ポルナレフ36歳登場!
失われた体と、あの底抜けに明るかった男の、渋く哀愁に満ちた声に、どれほどの死線を超えてきたのかが偲ばれて、嬉しくて、辛い。

 今回は打ち勝った勝利よりも、大好きなキャラの再登場よりも、失ってきたものの重さに心が締め付けられました。
でも、これで終わりじゃないんだ…

 「他人の気持ちが分からない」と思っていたディアボロでも、ブチャラティの魂の気高さは理解していたのですね。
ただこのタイミングだと、ちょっと間違えればディアブロもカビで死んでたのでは(笑
 コロッセオ。
ポルナレフ、ブチャラティ、デャイボロ=ドッピオ、そしてジョルノ、ミスタ、ナランチャ、トリッシュ。
役者は揃い、最後の時が迫ってきました…

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