ぶるがり屋 2019/06/08 14:48

どろろ 21話の感想

どろろ 21話の感想ですよー。


【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻 (全巻購入特典 描き下ろし四曲屏風(364mm×257mm)・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD・完全版1話・24話絵コンテデータディスク・上下巻収納BOX 引換シリアルコード付)
鈴木拡樹
バップ
2019-08-21

どろろ

 鬼神の護りのない醍醐の国、本当に地獄だ…
ただ当たり前に急に流行病が起こるのもおかしいので、「鬼神か他の妖に呪われている」「醍醐景光との契約で止めた」という疑いがより強く。
鬼神全て倒せばそこそこ住める場所になるのでは?

 どろろと百鬼丸の諍い、すれ違いは辛いは辛いのですが、ちゃんとお互い思いは言い合っていて、たとえ何かを間違ってもお互いを求める心は変わらない!と強く感じられたので、この2人の未来には希望しか見えません。
 どちらかと言うと、少女漫画のような純心ぶつけ合う恋愛模様で、胸がときめきますね!

 ついに出会い、戦ってしまう運命の兄弟、百鬼丸と多宝丸。
陸奥と兵庫は片腕を失い、多宝丸も深手を負いまた自信を深く傷つけられましたが…
だからこそ、もうこの2人での殺し合いは終わった、そう感じました。
言い方を変えれば、醍醐景光と縫の方が犯してしまった罪を、未来の醍醐の国領主、多宝丸と仲間がその罰を負ったように。

 縫の方はこの後に及んでも悩んだままで、でもそれで良いと思うのです。
国も民も救いたい、我が子2人とも愛している。
その両方を救う手立てが見つからないなか、迷うのも、良いと。

 はるか昔に覚悟を決め、罪を犯した醍醐景光は変われずとも。
でも、その 横顔に苦悩と公開が刻まれたように見えるのは、私の勝手な妄想でしょうか。
領土安寧と戦国の世を終わらせる夢と野望のため、鬼神に自らの誇りと我が子を捧げて、得られたものは一国の富と寸土。
今のままなら、愛息子多宝丸に同じ苦しみを背負わせるだけ。
 多宝丸に今まで秘めていた筈の百鬼丸の話を聞かれてしまったのは、景光自身の心と館の人配に余裕がない現れなのだと思います。
 前回の"猿田"っぽい村人でなく、
隠密がここまで重要な役割になろうとは、意外ッ!
有能で言動は人にも自分にも厳しい立派な人物なのですが…
大義のために自分にも他人にも痛みを課すその仕置は主人景光と同じであり、この地獄を続けてしまう要因な気がしてなりません。

 今回かなりのシーンで作画が怪しくて唸っていましたが、戦闘シーンは圧巻で引き込まれました。
格好良かったー!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索