だがしかし2 11話の感想
だがしかし2 11話
「ホームランバーの当たり棒と雪と…」の感想ですよー。
だがしかし2 Blu-ray下巻
桑原智 (監督), 竹達彩奈 (出演), 阿部敦 (出演), 沼倉愛美(出演), 赤﨑千夏(出演)
ポニーキャニオン
2018/04/18
だがしかし2
豆くんはホント良いやつだけど、ホント邪魔だなぁ(笑
明らかに邪魔なだけなのに他のメンバーも本気では怒らないのは、豆くんの優しさが本当なのが分かるから、なのかな?ひいき目かな?(笑
皆の協力と応援を受けて描き上げた作品は。
うう…痛い……
私もイラスト作家としてですが、面接やらテストやら受けたことが有るので、他人事ながら胸が…。
おまけにココノツの場合、確かに漫画より優先しなければいけない理由が有って、同時に漫画を忘れていたのも事実で。
それでも何より、その理由=言い訳も、これから漫画家を目指すなら、または駄菓子屋経営を続けるのなら、ずっとのしかかってくる事実で。
同時にヨウさんが、ほたるさんが、ずっと待ち続けてくれている問題でも有るのですよね…
ただ作品が評価されなかっただけでなく、
重くて、辛い。
メッテメタな批評でしたが、時間をかけられなかった分、実力が全部出さてない作品なのは事実で。
また実は「若さ」って得ようとしても得られない、少年漫画では大きな才能の一つなのですよね。
ただ、若いうちには分からないものですよね。
ココノツには、やっぱりキツ過ぎるとも思います。
原作掲載当時やアニメ放送時は予測だけでしたが、明らかに漫画慣れしているハジメさん。
『いとおかし』で一流レベルの面白い漫画を描ける人だと判明して、そりゃ漫画作業出来るのも、編集がどんな評価を出すのかも、その評価でココノツがどんな反応をしちゃうかも、これら全部見通すのも、納得です。
それでも躊躇していたココノツの背中を強く押し続けて。
漫画もココノツも、大事で大好きなんだろうなぁ。
そんな人生の岐路に、心傷つき沈んだココノツの前に、
ほたるさん登場!
一番幸せにして、不安にさせて、一番悔しい時に帰ってくるんだ。
ああ、これは魔性の女性ですよ、ファム・ファタールですよ。
ココノツは一生ほたるさんに心奪われたままですよ…
ココノツにとって一生で一番、待ち望んだ再会で。
なのに他人事のようにしか再会の言葉を言えないココノツがまた、もどかしいなぁ。
ほたるさんは自分の気持ちとココノツの気持ち、どこまで分かっているのかな。
久しぶりにココノツを見た横顔は、とても愛に満ちたものに見えましたが、はてさて。