ヴァイオレット・エヴァーガーデン 3話の感想
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 3話の感想ですよー。
書いたつもりが何故か消えてたので再掲!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 Blu-ray
石川由依 (出演), 子安武人 (出演), 石立太一 (監督)
ポニーキャニオン
2018/04/04
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
今回も小説のような、映画の小作品のような、美しい宝石のような、
わずかに、でも確かに輝いているお話でした。
教習所で丸々1話。
戦争と、傷と、失われた人と、言葉にできない想いと、手紙。
相変わらずヴァイオレットの要約文がヒドい(笑
「心を伝えるもの、伝えたい本当の心をすくい上げるもの」
手紙の本質と、ヴァイオレットの問題点を的確に表す言葉ですよ。
お兄さん、名誉の負傷でも戦後は頑張れないよなぁ、
怪我で仕事が出来なかったらふて腐れるよなぁ、となんとなく悲しく思っていたら、
そんなレベルじゃ無かった…
たとえ誰が称えても、認められても。
自分が怪我を、戦傷で苦しんでいる自分すら許せなかったのですね。
その苦しみをただ一人許せる妹が、それでも許しの言葉を発せなかった。
ただただ2人とも、家族なのに、一緒に居るのに、孤独に苦しむしか出来なかった…
課題でなく、「手紙」と言ったのは。
初めて少佐との言葉の、自分の目的のためでなく、大事な友人のために行ったこと、だったからなようにも感じます。
だから先生に認めてもらったことは、要望していたことをはるかに超えて嬉しくて、恥ずかしかったのかも(笑
先生良い人、良い教師!
厳しく愛して育てる教師だ。
先生の晴れがましい横顔も、自分のことのように頬を赤らめて喜ぶルクリアの笑顔も、ヴァイオレットにとって初めてなのじゃないかな。
口から出た言葉そのまま文字にするでなく、要点だけを抜き出すでなく。
本当に伝えたい言葉を優しく抱きしめ、手紙として伝える。
まだまだ少佐との思い出なしには進めませんが、
その第一歩を確かに進んだヴァイオレット。
次の一歩の物語が楽しみです。