ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 2話の感想

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 2話
「ストーン・フリー」の感想です！

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

　恐怖！奇怪な力！乗り越える知恵と勇気!!
ジョジョ!!!!
1話でジョジョを丸ごと摂取した気持ちです。
良かった〜!!

　グェスは下衆！
2話は今までのジョジョシリーズの魅力てんこ盛りですが、グェスはあまりの「ジョジョの悪役らしさてんこ盛り」で笑ってしまいました。
態度の一貫性なし！可愛がり！人の話を聞かない！理不尽！小狡い！
　思うに、荒木先生は人と人の絆、信頼をとても大事にしていて。
それはお互いを尊敬し、お互いの誇りを尊重することから始まると考えているのかな。
だからそんな信頼をぶち壊し一方的に支配し、信頼という言葉だけ操る人間を「ブチのめすべき悪」と描いているのでしょう。
あと、人の話を遮ぎる奴嫌いなんだろうなぁ（笑

　グエス、恐ろしく奇怪な、魅力的な悪役でした。
本ッ当に近くに居て欲しくないけど（笑
こんなのと「倒して終わり」ではなく、共存していくのが今作の面白く、そして大人向けな顔の一つですね。
法も秩序も味方してくれない世界の中で、「自分の信条こそが唯一のルール！」というテーマなように感じます。
「ペット飼うのも自由」もこの世界(監獄)のルールの一つなのかな？

　残酷な世界の中で、理不尽、奇怪、おぞましさが襲い来る時。
「スタンド」を知らず翻弄される徐倫が可哀想で、そしてこの困難を恐れ、そレでもなお立ち向かい、生き抜く強さに惚れ惚れします。
格好良いなぁ…！

　承太郎の贈り物である「矢」は理不尽と恐怖を乗り越え生き抜く力をくれた。
と同時に敵も作っちゃうところが怖いですよ。
でもこれから、仲間も作っていくのかな。