投稿記事

2022年 04月の記事 (7)

ぶるがり屋 2022/04/10 00:30

SPY×FAMILY 1話の感想

SPY×FAMILY 1話
「オペレーション〈梟ストリクス〉」の感想です。


【Amazon.co.jp限定】『SPY×FAMILY』Vol.1 (全巻購入特典「描き下ろしキャラファイングラフ」&全巻購入メーカー特典「描き下ろし全巻収納BOX」) 【Blu-ray】

原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:古橋一浩
音響監督:はたしょう二
制作:WIT STUDIO×CloverWorks
ロイド・フォージャー:江口拓也
アーニャ・フォージャー:種﨑敦美
ヨル・フォージャー:早見沙織

SPY×FAMILY

 100点満点!!
私の、多くの読者の、大きな期待に十分応える完璧な初回でした。
いや〜満足!

 今回では抑えられていたものの、もんの凄く殺伐とした世界なのですよね…。
そんな世界でも平和を守ろうと戦う、黄昏の虚構と冷徹の底に流れる、熱い正義の情熱。
江口拓也さんの不器用で捻くれた演技が最高でした。
好き〜♪
 種﨑敦美さんの悪ガキっぽい言い方も大好きです。

 黄昏が戦う理由、幼少期の凄惨な街で泣くシーンが、最新話で幼少期が描かれていることで重みが増しましたね…
登場した人物たちの中で、誰が死んでしまうのか、考えてしまって辛かったです。
子供は泣かせちゃいけないですよ。

 気を許して誰かの前で寝てしまう黄昏、姓名を誇らしく名乗るアーニャ。
少しづつ家族っぽく変わっていく2人が愛おしい。

 個人的には間や演出を映画的でなく、良質なアニメ的だったのがイメージ違いでした。
でもキャッチーさがこの作品の大事な魅力なので、これが正解なのだろうなー。
みんなで見て、楽しく寝て、次の日にみんなで話題にできる魅力。

 次回、母作る!
ああ早くヨルさんが見たいー!声聞きたいアクション見たいポンコツ味わいたいー!

 今更気づきましたが、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』とメンイキャラが2/3被ってますね。
東山奈央さんも出演しないかなー。
ありえそうなのはベッキーちゃんぐらい?

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ぶるがり屋 2022/04/03 22:56

鎌倉殿の13人 13話 の感想

鎌倉殿の13人 13話
「幼なじみの絆」の感想です。


見逃し・同時配信 - 鎌倉殿の13人 - NHK

【作】三谷幸喜
【音楽】エバン・コール
【出演】小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、片岡愛之助/坂東彌十郎、宮沢りえ、大泉洋、西田敏行 ほか
(C)NHK

鎌倉殿の13人

義時と八重

 報われた……
義時の初恋が、憧れが、家族の愛が、親愛が。
八重の過ちと傷に満ちた半生をも織り込んだ、あり方が。
もう遥か昔の仲良い大家族の幸せも、今の国を背負った重責も、全て。

 義時に男女としての成就を望んでいないといえば嘘ではあるのでしょうし、今まで何度もそれを期待して失敗してきたのも事実。
でも、失敗しても報われなくてもやっぱり、
八重さんに幸せになって欲しい。
贈り物と詮無い会話を繰り返して、拒絶されて、そして巴御前の捧げ方を見て、やっと義時も自分の本当の望みを言葉に出来たように思えます。

 八重も、苦しい時に支える気も無く、利用したいように利用しにきた頼朝を前に、自分の真心がどこにあるかを理解したのでしょう。
江間次郎が捧げてくれた尽くす愛に、今度こそ応えたようにも思えます。

 傷つき利用して利用されて、心通じず、多くのものを守れず失ってきた、
仲良い大家族 その一員だった2人。
これから先がこの関係が続くのか、夫婦になるのかは分かりませんが、どちらでも良いと思えます。
親愛と尊敬が永遠に続く関係でも良いではないか、親愛と尊敬で始まる情愛でも良いではないか、と。

女の戦い 完結編

 亀の前格好良いー!
生き抜く女の強さに満ち満ちている(笑
それでいて優しく賢く、器が大きい。

 政子も褒め言葉に弱いのもあるでしょうけど、弱点を認めてすぐ頭下げて頼れる様、本当に一番大事なことを理解しているのだなぁ。

 佳い女だ、素晴らしい女性たちだ。

木曽義仲

 木曽義仲格好良いー!
雅さは流石に欠けるけど、野卑でなく、政治戦略も考えた上で、仁義徳に満ちている。
交渉相手に気軽に謝ったり、配下と同じ場所で飯食べたりと、頼朝との違いを丁寧に描写されていて。
「頼朝様とは全然違う」と褒めながら言っちゃダメだよ義時(笑

 そして木曽義高クン!
やり過ぎなくらいの紅顔の美少年じゃないですか!(笑

 巴御前と義仲の関係もとても美しく。
こんなに義仲陣営を綺麗に描いた描写、初めてです。

人間 源頼朝

 女を追ってはしくじり逃げ、睨まれ、噛まれた女の敵!
木曽と比べて義に疎く上下関係と損得勘定にうるさい!

ここまでダメな源頼朝も初めてです(笑
 それでいて厳しく寂しく辛い半生を超えて高くあろうとする誇りと芯の強さ、二度とあの頃に戻るかという執着心計算高さ、勇気と臆病と家族への情の深さ、人間臭さが魅力的で、憎たらしいけど憎みきれない。

 ただ今回、三浦義村の方が女狂いとしてはビョーキな気がしてきました(笑
りくと巴御前相手に色目はまずいでしょ!

 坂東武者たちも、北条も源氏も、義時も八重も頼朝も政子も亀も義村も、みんな好きだなぁ。
だから先が辛いんだけど!
前回明かされなかった、大江広元が見た鎌倉の問題は何だったのだろう…

幼なじみの絆

 今回、とても満足です。
個人的には「伊豆立志編-完-」回。
伊豆の平穏が壊れた初回から、栄光と過ちと失われた命の先で、やっと得られた平穏の伊豆。
義時と八重さんは、心傷ついても帰る場所、原風景を得られたのだと。

 ただ、何年も大河ドラマを見ていると…恐ろしく悲しい予想もしてしまうのです。
愛と呪いは一緒のもので。
この幸せが、義時の大きな罪の遠因に思えて… 勝手に辛くなっています。

他、ちょこちょこ。

りくさんまだ野望と良い女の自負消えてねー!
文覚 VS.全成&実衣の呪い合戦! 恨みは減ってそうだけど思念の総量が凄そう(笑
あと全成さんもう源兄弟より北条家側に入ってないかい?
比企家のダイレクト暗躍!義経は落ちた!(でも操れない
女性でパワー昇華する義経、でもしばらくはこれが最適解な気が(笑
上総広常、ずっと武衛武衛言ってる(笑 頼朝が大好きなんだなぁ。
次回、もう京都陥落かぁ。平家の描写ホント少ないな!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

1 2 »

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索