先週のアニメ感想 土曜分 20180630

僕のヒーローアカデミア 51話、ダーリン・イン・ザ・フランキス 23話、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 12話、PERSONA5 the Animation 13話、鬼灯の冷徹 2期26話
の感想ですよー。
ガンゲイル・オンライン、鬼灯の冷徹は最終回！

僕のヒーローアカデミア

　戦い終わって、
部屋王回！
今までで一番学生らしい話ですよねー。
キャラが立っててわいわい楽しくて好き。

　特に動きがついて峰田がより気持ち悪く、芦戸ちゃんへそチラ＆葉隠ちゃんがおっぱい揺れ揺れで素晴らしい！
しかも葉隠れちゃん、今回の薄い部屋着から考えると、透けても恥ずかしくないようにか、基本ノーブラなのでは…!?

　色が付いて予想外だったのは常闇くんと芦戸ちゃんの部屋。
芦戸ちゃん部屋はピンクが強くてちょっと毒々しく、常闇くんの部屋は真っ暗過ぎました（笑
剣に興奮してたデクの姿に常闇くんが気付いていれば仲良くなっただろうに…！

　皆の特徴を彼女なりに褒めるお茶子ちゃん、
場を盛り上げてしかもエロい芦戸ちゃん＆葉隠ちゃん、
年相応にいじけたり怒ったり、そして女子の部屋に入って興奮する常闇くん尾白くん青山くんが可愛く、
笑って恥ずかしがる耳郎ちゃんが最高に可愛い。
一番キャラ＆活躍が薄かった砂糖くんが目立ったし！

　そして、梅雨ちゃんの告白。
良いなぁ、若いなぁ、優しいなぁ、純粋だなぁ。
何が正しくて間違っていて、人としてヒーローとして友人として学生として、どう行動すべきだったのか。
その違いを、間違いを、行き違いを、どう次に進めるべきなのか。
一番大人で完璧な心を持っているかのように誤解していた、
梅雨ちゃんの綺麗な涙が心に響きます。

　こういう時にお茶子ちゃんは進んで発言し行動し、人と人を繋ごうと頑張るのですよね。
そしてデクは結局梅雨ちゃんの名前を言うだけ。
いや呼び方を頑張ってはいるんだけれども！(笑
「他人と気持ちを共有する」がそういう意識も無いし下手なのですよねー、デクくん。
そういうトコだぞ！

ダーリン・イン・ザ・フランキス

　ガイナックス－トリガーと言えば
最終機体は巨大！決戦は宇宙！
正直戦闘シーンのアニメはダイナミックさ、躍動感の欠片も無くてトリガー作品として大不満ですが！
ミツルとココロの戦い、憎しみを果たさないナインズたちの戦いぶりを見るに、そこはテーアでは無いのでしょう。
　愛する人のために、大事な人たちのために、守りたいと思ったひとたちのために、
生きる。
戦いはその一過程に過ぎないのでしょう。

　でも、だからこそ。
大事なものを見つけられなかった、生きるために戦えなかったナインズたちが悲しい。

人と叫竜の機械が似ていたのは、もともと似ていた/別れた種族で、さらに姫が都合をつけてくれたのか、博士が叫竜文明に魅せられて寄せたのか、とか。

　前述の通り戦闘アクションは不満ですが、しばらく語られていなかった02の想いと語りかけるヒロ、そこからのアパスの真の姿は美しかった…！
アパスが花嫁衣裳、ワープゲートへのガイドがバージンロードだとは！
漫画版のご褒美イラストでフランクスの装備の女性キャラというイラストがいっぱい有りましたが、伏線だったのですね（笑

　皆が認め合い、君が大事だと、生きて欲しいと告げ合ったラスト。
いつ帰ってくるのか、再会、そして地球と愛すべきキャラたちはどのようになっているのか。
一週間、楽しみに待ちます。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

　いやー、ヒドい話だった（笑
レンとピトの狂気、
Mさんの愛、愛を受けるピト、
レンの狂気を理解し行動するフカ次郎の相棒具合、
そしてレンとピトの狂気のブチ切れ合い！
怒涛の結末から漁夫の利END！
SJ後のピトの正体…アレ違う？レン当てたー！
と、色々有りましたが、それでも
MさんのM具合が強過ぎる。

　一番の問題であるピトの殺し合い衝動は、自分の狂気を遥かに凌駕し、かつ「ゲームがやっぱり楽しいよねと、もっとピトと遊びたい！」というレンの気持ちが毒気を消してもっと面白そうな世界を垣間見せてくれたのだと感じます。
そんな親友で女神のようなレンが、リアルもバーチャルどっちもあんなに可愛いのですから、性愛になるのも仕方ない気がします（笑

　ともすれば否定されるゲームやバーチャルへの逃避、殺戮ゲームを楽しむこと、それらがそれなりにはダメに描かれながらも、最高に楽しいと描いてくれた肯定的な、そして最高に娯楽な作品でした。
Let's enjoy Kill & Game!!
2期も期待してますよー！

PERSONA5 the Animation

　見事に真犯人フェイクに引っかかりました（笑
やっぱりパレス攻略よりコミュ進行の方が好みだなー。
特に美術家ですので、今回の話は身につまされます。
いや私には口も金も出すとかの前にパトロンなんて居ませんが（笑
やらなければいけないこと、やりたいこと、やるべきこと、全部違って同じなのですよねー。
　最初の絵も迫力あって面白い絵でしたけど、後の絵は訴えるものが有りました。

　それ以外にも、パレスを作るような悪人はやっぱり悪人ではあるけれど、理由自体は普通に共感できるものなのが好きです。
道を間違えた理由とか、道を違えた旧友とか。

　祐介コミュ以外に大きく進んだのが明智君との絆。
ライバルで相棒で、知恵比べの対戦相手。
蓮が正義感だけでなく心の強さだけでなく、頭も良いのが分かって嬉しい気持ちです。

鬼灯の冷徹

　地獄の日常、
で有りながら、鬼灯様を取り巻く人々の日常でした。
鬼灯様を小さい頃から知っている人、今ずっと一緒にいる人たちとの、鬼灯様の物語。

　閻魔様に唐瓜茄子、座敷童ズに幼馴染たちがメインで、懐かしい実家のような安心感（笑
お香さんの出番だけ物足りなかったかな。

　唐瓜くんは頭堅いし趣味は古いけど、ちゃんと断ってから話し間違ってたとあれば謝るし、何より他人を思いやっての行動と、優しくて良い子ですよ。
いや私より年寄りかもしれませんけど（笑

　閻魔様が決めた事なら鬼灯様は従うし、鬼灯様も自分や閻魔様その他配下にとって最善を選ぶので、両巨頭体制でも問題無いのですよね。
鬼灯様が尊敬できるのも全部許容してくれるのも閻魔様だけでしょうし、良い上司部下ですよ。

　珍しく区切りらしい区切りで終わり（笑
グダグダが基本というか、味な作品だしなぁ。
多くのキャラ・声優さんが出て賑やかで、まるでご褒美でした。
3期ももちろん待ってますよー！

先週のアニメ感想 土曜分 20180623

僕のヒーローアカデミア 50話、ダーリン・イン・ザ・フランキス 22話、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 11話、PERSONA5 the Animation 12話、鬼灯の冷徹 2期25話、LOSTSONG 12話
の感想ですよー。
LOSTSONGは最終回！

僕のヒーローアカデミア

　大好きな大好きな自宅訪問回。
オールマイトvs.オール・フォー・ワン頂上決戦からすぐこの話でしたか。
少年心に一番熱い回が前回、年取った身として一番好きな回が今回です。
なので、もう嬉しいとか最高とか幸せとかいう言葉で心がいっぱいですよ～。
好き。

　警察上層部の会議、重苦しいですが、まだこの会議の結果は原作でも表れてないのですよね。
警察個性部隊とか機械化部隊とか出来るのかな？

　引退するヒーロー。
残された人々。
連載でもずっと続く、大き過ぎる「時代の柱」が消えてしまった世界があまりに不安定ですよ。

　そんな中の家庭訪問。
いつものように原作でなかったキャラ分が増えてなくて残念です。
今回の構成は見事だったので、仕方ないのは分かってますが。
あと一番キャラデが好きな耳郎ママのカットが少なくなってて悲しい事しきり。
かっちゃんママは完璧でした。

　そして、デクの家の家庭訪問、
オールマイト VS.デクママ。
ヒーローとして、人として、子として、家族として、一人の人間として。
この作品の要素全てが詰まった最高のシーンだったと思います。

　「次は君だ」
オールマイトとオール・フォー・ワン、見事な対比です。
でもやっぱり生き残って、生き続けて、デクとデクママの願いを受けて、祈りと同時に呪いでもあった「ワン•フォー•オール」の呪いが消え去った、そんな風に感じるのです。

　そして次も大好きな回が立て続きに！
部屋訪問も、梅雨ちゃんの○○○も、思い出すだけでワクワクズキズキするのです。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

　錦織監督、最終的にテーマ以外取り残して行っちゃうのだけど、そのメインテーマ以外も魅力的だから見てると「えっあの要素置いてくのー？」「フォロー無し？」とか思っちゃうのですよねー。
でも大丈夫、『アイドルマスター』で経験済みだから傷は浅いぜ！

　「誰も、同じ川に二度入ることは出来ない。」
古代ギリシャの哲学者、ヘラクレイトスの行ったと言われる言葉の一つ。
川の水は常に流れており、同じ川に見えてもそれは違うものだ あたりが主旨になるでしょうか。

　ゴローは良い男の子だ。
カリスマでも天才でもないけれど、大好きな人の為にいつだって全力で頑張る君が好きだ。
　ヒロが辛いには誰が見ても分かってて、でもだからこそ自分達に打ち明けて、頼って欲しい、それだけでいくらだって命を懸けるのに。

　ナインズたちの症状から02もメンテナンスなしのせいで体が壊れていくのかと思ったら、空を見上げるシーンでやっと、空に昇ったアパスに心があるのだと理解できました。
愛する皆を守る為に02は戦い空を見て、ヒロはそんな02を守る為に空を見上げて。
　お互い記憶を取り戻しダーリンだと認め合ってから、02のモノローグが無くなりましたが、また出会えたなら、2人の心は晴れるのかな。

　ヒロは言わずに立ち向かうことを、ゴローたちは助けると決めた。
ハチは触れ合ったものたちの為に、ナナは苦しむ子らの為に。
ミツルは苦しむココロの為に。
フランクス博士は、自分の人間性には絶望したけど、家族とか絆とか、人類の性質を愛していた、そんなふうに思います。
人類としては変われないかもしれないけど、一人一人、少しづつ変わっていくのだ。

　ナオミが生きて、敵に利用されないで良かったー！
　ナインアルファの「勘違いするなよ」があまりにテンプレツンデレだよ！(笑
でもパパを一番殴らなきゃいけないのは君たちだから、思いっきりやってやるんだぜ！

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

　ヒャッハー！ゲーム楽しいぜー!!
今週もイカれた虐殺、吹っ切れたセリフ、自分の最高で楽しむ面々がもう楽しくて楽しくて。
あ、顔芸も（笑

　ピトが最高にシスで吹く（笑
でも快楽で人殺すシスは居なかった気がするので、もっとダメな人ですね（笑

　SHINCやフカ次郎が無謀に突き進んだのは、レンを奮い立たせ、かつPM4の弾薬を減らす、というところでしょうか。
少なくとも怖がるレンの背中を押し、キレたレンが一番強いと考えてのものでしょうね。
「Pちゃんが喋る」のがイカレン、キレレンの証かな？

　吹っ切れて走るレン、そしてアメリカ映画っぷりなフカ次郎の言い回しが最高でした。
私も言ってみたいなあんなセリフ！

　エスパー伊藤さんCMはラノベまとめサイトで先に知ってはいましたが、2回目でも衝撃でした（笑

PERSONA5 the Animation

　杏と真の友情、蓮たちとの日常。
一枚一枚殻が破れるように、真が生き生きと笑顔が美しく、微笑ましい。
そして格好良く頼もしく、ちょっと怖い（笑
「次はどこに連れてってくれる？」に惚れそうです。

　倒すべき悪人、救えない悪人として描きながらも、元々は弱さからなのが悲しく、そして優しいな。
金城の手擦りアクションが今までで一番枚数使ってるのでは（笑
ベルゼバブモチーフなのかしらん。

　ラスボスはやっぱり蓮たちと同じようにペルソナ能力を得た者なのでしょうけど、イゴールたちとの関係や、「囚人」扱いとも関係があるのかな。

　自分の場所を得、父の志を継ぎ、姉との違いにも決別した真。
格好良いです。
やってやったぜ！

鬼灯の冷徹

　今期は桃太郎ブラザーズがよく描かれますね。
シロ可愛い！
桃太郎切ない…
人生で一番輝いてた時代の強敵の末路が痛々しいよ！

　後半の行き道帰り道、シロのお尻が見える度にちょっと「ヒィェッ！」となりました（笑
いや気をつけるのはあの地獄だけで良いのでしょうけど！

　今回、鬼灯様は鬼やらその顛末やら色々な動物やら、楽しかったろうな。
チベットスナギツネ飼いたい。
そして愛で慈しんできたシロたちが自分を好いてくれて、嬉しかったろうなぁ。
シロたち、桃太郎が大好きなんだなぁ。
シロの発言後、ルリオも柿助も「よく言った」「そう思うよ」と言った動きなのですよね〜
ほっこり。

　閻魔様と鬼灯様の絡みが一番好きなので、次回の最終回は閻魔様の出番欲しいなー。

LOSTSONG

　怒涛の最終回！
初回の最初の、星に向かいリンとフィーニス、そして楽団が歌おうとする寸前に、止めようとするかのようにアルが走り寄る、シーン。
いつアルが、リンが歌い終わった後のことを知るのか気になっていましたが、お師匠様からでしたか。

　フィーニスを救う
その為だけにリンは走り、命を懸け、歌を届けた。
今まで苦しみ続けたフィーニスを翻意させるにはどうすれば…
と不安でしたが、そこはフィーニスが一番求めていた
「助けてが聞こえた」「助けるよ！」
そして自分が捨てた歌、レオボルトへの想いそのものであるリンの存在が、本当は欲しかった救いを、受け入れさせてくれたように感じます。

　そこからの終滅の歌＆癒しの歌で世界を守るー
と思ったら破滅すんのかーい！
更に再生するのかーい！(笑
驚かされましたがこちらは見事に納得。
リンは消えてしまったけど、フィーニスは不死の呪いから解かれ、レオボルトの子を。
　そして、いつかリンは復活するとー
そこからのシームレスイベントCM！

　って、
最終的な評価と感想難しいよ！
　ヘンリーとフィーニスの子供的な存在がリンで、最後の歌でフィーニスが死ぬだろうと思っていたので、ラストは納得で予想以上で嬉しいです。
　バズラ将軍が若さと剣に任せ得ようとした権力を、老いて剣でも負け、より若い、そして殺した者の孫に負ける運命を始め、輪廻や因縁、特に中盤のフィーニスとリンの時間差は見事でした。

　ただ何か、色々とか片手落ちというか…
いやリン側物語がギャグとかノリとかトンチキなのはもう良いんだ。
アルの親や子供のころの描写がポッカリ抜けてたり、敵側中ボスキャラが味あるのに一回限りだったり、異様に転生者が多かったりとかがちょっと。
もともと歌を作ったのは誰かとか、フィーニス以外に歌の能力者は居たのか居るのかとかも気になります。

　本編とCMの地続きはもちろん意図的で、一年後のていでリンとアルの再会をイベントでやるよーな気もします。
リンの帰還が、アルの科学かフィーニスの娘としてかはあえて伏せたまま、
続きはイベントでね！ってやつですね（笑
このまま伏せられたままでも趣のある方向、ボーナストラック的な内容だと思うので、手法として不満ではないです。

　というところで、面白かったし楽しめた！
でも色々納得いかないぞー！
になるのかな？(笑

先週のアニメ感想 土曜分 20180616

僕のヒーローアカデミア 49話、ダーリン・イン・ザ・フランキス 21話、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 10話、PERSONA5 the Animation 11話、鬼灯の冷徹 2期24話、LOSTSONG 11話、
の感想ですよー。

僕のヒーローアカデミア

　ベストバウト

　オールマイトの若き頃、先代との絆が原作より、美しく深く描かれた分、オール・フォー・ワンへの憎しみも、オールマイトへの応援したくなる気持ちもより強くなりました。
受け継いで、輝いて、全てを出し切った。
最最強高の"ヒーロー"、オールマイトの最後でした。

　全てを他人に期待してしまう民衆の絵は怖いものもありますが、それでも恐怖に怯えていた過去よりは間違いなく良くなっていて、その恐ろしい時代の残滓を消し切って。
一人で時代を作り、背負い、そして消えていく。

　ずっと追いかけて追いつかず、望まない形でNo.1ヒーローを受け継いでしまったエンデヴァー。
一人全ての真実を知るグラントリノ。
「次」に受け継いだデク。
気付き、分かってしまったかっちゃん。
終わらないんだ、続くんだ。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

　うああ…
今まで何話もかけて積み上がってきたものが昇華/壊れていくのは快感だけど！
叫龍も他の部隊もナインズたちも、可哀想だ。
生き残り、頼りになるオトナはハチぐらいか…

　何が敵か何が正しいのか分からなくても、死を隣に生きてきたコドモたちが選んだ戦いは、
誰かに抗うためでなく、何かを奪うためでなく、
愛しいと一緒に生きる、そのためだけの戦い。
ずっと奪われてきたヒロにも02にも、イチゴとゴローにも、いやゾロメとミクにこそ、必ずミツルとココロには、好きな人のために自らを犠牲にするフトシとイクノには、
生きて、幸せになって欲しい。

　それでもコドモたちと共に生きてきたオトナ、フランクス博士の最期。
彼は多分、愛する妻を失った時に、愛することに不器用で幸せにできず殺してしまった時に、自ら人間的な幸せを捨ててしまったのではないか。
科学的探求心を、01への好奇心を、愛も恋もないまぜにして自ら妄執に取り込まれた。
これは私の妄想が強いですが、そんなチグハグな、か弱い愚かな男の死、そう見えました。

　キルラキル ゲーム化だとぉッ!?
よく分からないけど期待です！
でもその頃までに、ちゃんとあの頃を思い出してもっとはち切れてね洲崎綾さん！(笑
満艦飾マコはあのブチ切れ世界でも一番のメンタルモンスターでしたから！

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

　お前ら最高のゲーマーだぜ！
ゲームはここ何年も何年も悪影響だ不健康だと言われてきましたが、その負の部分さえ明るく捉えた、健康的なゲーマーを描いた作品ですよ。
このテーマかやポジティブな視点から、『レディ・プレイヤー1』を連想します。

　レンもフカ次郎もボスたちも、PM4のモブと思っていた残り4人さえ、最高にゲームの中を生き、楽しんでいる。
ピトフーイの狂気は流石に醜く描いているものの、それでも一つの特徴程度と描いているように見えました。
　皆、ゲームでの生を愛していて、自分の美学や愛を一番に戦って、死んでいく。
格好良いぜ！

　今更だけど、OPの黒髪長髪女性、レンであってピトのようにも見えるのは、そういう演出なのかな。

PERSONA5 the Animation

　現実社会で居場所を見失った少年たちが、道に迷って踠いた先、それまでの社会に合わせた弱い自分の仮面を捨て去って、強く生きようとする物語だったんだ…
だからこそ敵は唾棄すべき完全な悪で有るべきだし、だから作品自体の空気が重苦しくなってしまうのか。

　あ、真会長大好きです。
今回までコミュ用キャラだとばかり思っていましたが、OPにもEDにも居るじゃない!?
おまけに検事の妹と、超重要キャラでした。
『ジャスティス学園』の風間アキラが好きなので、普段の姿も怪盗の姿もイイですな！

鬼灯の冷徹

　ミキマキ回やったー！
しかしこの地獄、給料泥棒の懸衣翁よりパパラッチ小判より、マネージャーが一番の、最低最悪の"悪"な気がする…
自分のために権力を利用したり仕事を蔑ろにしたら鬼灯様の粛清対象ですが、有る意味純粋に仕事熱心だから鬼灯様も懲らしめないしなー。

　久々に閻魔様も登場でちょっと嬉しい。

LOSTSONG

　風の歌の利用、馬車を飛ばしたあのトンデモ展開が生きてるー!?
からの、転がってくリンが普通に死にそうで吹く（笑
さらに怒涛のトンチキ漫才でもうお腹いっぱいですよ！

　シリアスなのはフィーニスサイドだけ…
と思っていたら、歌であるリンの運命が…！
いつも一緒だから、言葉にしなくてもリンの苦しみをアルにも伝わるのでしょう。
リンの夢、アルの想い。
叶うといいなぁ。

　レオボルトの初恋の相手、多分ポニーかな…。
こっちも転生してたダメ王子も、レオボルトとボニーなら変に野望持たないでしょうし。
でもそうなると、フィーニスが幸せにはなれないかー
どっちでも、苦しいなぁ。

　バズラ将軍、なんだか今回、やけに白髪が気になりました。
武芸で生きてきたなら、衰え始めてきた、ギリギリの年齢ではないか。
フィーニスが絶望し、タルジア爺ちゃんが暴挙を止められず、バズラは野望を焦り。
時の流れもこの作品のテーマの一つ、なのかも？

先週のアニメ感想 土曜分 20180609

僕のヒーローアカデミア 48話、ダーリン・イン・ザ・フランキス 20話、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 9話、PERSONA5 the Animation 10話、鬼灯の冷徹 2期23話、LOSTSONG 10話、
の感想ですよー。

僕のヒーローアカデミア

　うおおおおーッ
燃えるッッッ!!
オールマイト VS.オール・フォー・ワン
かっちゃん奪還
30分引き込まれました。

　一人一人が全力で最善を尽くし、そのギリギリの中で一歩抜き出すのが、かっちゃんと切島くんの友情という当たり前の、でも大事なものだということが、胸を熱くさせるのです。
かっちゃんがあの状況で切島くん以外を拒否したかは分かりませんが…
まぁデクだけはどうしても躊躇しちゃうだろうなぁ…
良くも悪くもデクは「助けたい」で、かっちゃんはデクにだけは助けられたくないだろうしなぁ…
そこを、今まで決して何かを成し遂げられなかった、それでもずっと食らいつき、向上心も仲間も大事にしてきた切島くんだけが出来た一瞬の行動が、やっぱり熱いです。

　助けられた後のかっちゃんの憎まれ口もいいなぁ。
ちょっと飛び出すアクションがキレ良過ぎて、一人でも大丈夫だったんじゃないか疑惑が出ましたが（笑
あのままだとヴィラン追いついちゃったんだよ！
Mt.レディ偉かったんだよ！
お金と名声が目当てでも、君は本物のヒーローだよ、Mt.レディ。

　男たちにぶつかってテレポートさせられるトガちゃんの「はぐぇ」が可愛くなくてすごい可愛い。

　オール・フォー・ワン、悪の巨頭の佇まい…！
最強最速のオールマイトでやっと相手になる強さ、街を壊し民衆を苦しめながらも自分の個性に喜ぶ恐ろしい子供っぽさ、敵も味方も名前も個性も覚え一人一人分け隔てなく名を呼ぶ優しい声。
　放任主義で危険な場所に送りがちなオールマイトと、手を取り足を取り、甘い言葉で心を縛るオール・フォー・ワンの師匠としての対比も面白い。
そして多分、自分通りの人間に育てようとする手練手管はオール•フォー•ワンの方が何倍も上なのですよね。

　かっちゃんも死柄木たちも戦場から離れ、ついに
完全な頂上決戦!!
来週も燃えるぜ！

ダーリン・イン・ザ・フランキス

　怒涛の展開!!
世界の真実、ある程度予想はしてたけど、やっぱり今までの世界観が吹っ飛ぶなぁ！(笑
今までそれしか知らなかったとはいえ、パパの作った世界の中から出ようとせず、ココロミツルの結婚式妨害・記憶破壊でやっと世界から自由になろうと決意、と反逆や圧政の打倒とまで行かなかったのですよね。
神話的な父性への叛逆、セカイ的な世界が自分の敵とか味方とか、あえてここら辺のテーマはメインでないと抑えたのかな？

　今回、展開の勢いに負けて、割と多くのことを見逃してそう。
02の赤い血、気づけなかったー！
ヒロの青い角、最初の青い血の腫れも、叫竜由来なのを再確認したり。
あれ、そうなると、やっぱり02の子供の頃の青い血・の赤い皮膚はなぜ？

　ココロちゃんが懐妊してたのは予想してたのにドキッとします。
記憶を一部奪うだけだったり、戦闘中にフリーズするような爆弾残してたり、やっぱりパパの2人、VIRMは人間の子供なんてどうでも良く、微力で低価値な道具なのですね。
　しかし、あの終始偉そうで秘密が有りそうだったナインズたちも、捨てられた道具になっちゃったか…。
　元々人間の残り4人？のパパたちやゾロメの母らしいあのオトナには、まだコドモたちを愛する心は残っているのか…

　02は大怪我、ココロは妊娠したけど記憶なく愛もなく死にそう、ナナは精神破壊したまま(でもハチが保護してるっぽい)と、女性に厳しい展開で胸が痛いですよ。
　フランクス博士の目的は001と番となって自分の作った作品を使うこと、で決まりでしょう。
マッドですが、自分の底に最後に残った欠片のような人間性を夢に注ぎ込み、02やナナハチの愛も最後には黙認した姿。
ああ、救いもない、哀しい。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

　変態＆変顔祭りだー!!
ピトはもちろんMも、そしてレンちゃんもどんどん染まって狂ってますよ（笑
殺す・殺される、自分を抑えていては楽しめない非日常であるからこそ、日常では抑えている部分が溢れて生きる、そんな感じなのですよね。
ピトさんとMさん以外は割と普通の人だと考えますし、ピトもGGOのおかげで普段は人並みに暮らせてるの、かも？

　Mの言葉・作戦をしっかり聞いている辺り、一方的な愛でなく、ピトもそれなり以上にMさんを信用、信頼してるんだなとちょっと安心したり。

　クラレンス、変態なのに格好良い死に方しやがって！(笑
あれ？ レンちゃん、女性キャラ全員に愛されてない？
モテモテ！

　EDでレンの体を隠してる部分、ポリゴンチックな表現しているの今更気付いた（笑

PERSONA5 the Animation

　ええい、ゲーム進行部分はいいから
キャラの掘り下げを見せてくれー！
前回前々回が非常に好みだったので、今回はちょっと残念。
悪役とダンジョン描写が好みじゃないのかなー。

　とはいえ、今回は魅力的なヒロインがいっぱいでニマニマ。
副島成記先生のキャラデ、今までで一番大好き！
なのだけど、キャラの見分けが難しい…
ポンコツなので生徒会長と女医と記者、服装変えられたら見分ける自信がないですよ。
　ところで生徒会長の横からのおっぱいの形、最高ですな！

　蓮たちは心に入れる力で、悪い心を改心してますが、暴走事故は同じ力を悪事に使っていることなのか。
あと探偵さん、モルガナの言葉を分かってましたよね。
同じ力を持っているのか、さらには記憶を失う前のモルガナと知り合いだったり…？

鬼灯の冷徹

　芥子ちゃん回！
可愛い強いちょっと怖い！
しかも向上心が誰より高く、狸への憎しみも頑張れば抑えられるレベルにまで… もうちょっと、かな？(笑
前の話で、鬼灯様に恋心に近い尊敬の念を持っていることが分かったので、ちょっとキュンキュンします（笑

　原作の連載でも芥子ちゃんメイン・アニメ回だったので、早くも3期を期待しちゃいます。

LOSTSONG

　7-8話で設定と構成の妙を見せ、9話で整理、今回10話は感情を揺らせに来た。
うん、お爺ちゃんの家族を守る決心にも、フィーニスの言葉には涙が滲んだよ！
　物語当初は王国と周辺の平和を守るくらいかなーと漠然と思っていましたが、世界を救うのは結果で、一人の苦しむ女性フィーニスを救う物語なのだと、今回帰結してくれたように感じます。
「助けて…」「助ける！」

　ただ、この感動的シーンを一方的に「歌の奇跡で」見たのがちょっと勿体無いかなぁ。
これから人物が直接触れ合うとは予想できていても。
まだフィーニスはリンを知りも見もしていないのですよね。

　リン編そのものが明るくてトンチキだけど、アルはその空気を体現するような、暗い空を吹き飛ばすような、キラキラ輝く王子様だ。
格好良いぜ嬉しいぜ！
　今までの謎が全て解けたので、今回で描かれなかったアルの出生が気になってきました。
いや普通に孤児を拾っただけかもしれないけど。