有坂総一郎 2024/03/05 10:30

架空戦記コンペ

■架空戦記コンペ

朝起きて、寒いから腰の養生しつつ仕事の準備をしていたのだが、魔女の一撃により撃沈。

整骨院も11時にならないと予約取れぬとの由。あと2時間耐えねばならん。

というわけで、横になってタブレットでネットサーフィン。たまに痙攣起こしたように引き攣る腰と背中の痛みを感じつつ。

さて、今度の架空戦記コンペは大鳳と日英独VS米仏というお題目との由。

大鳳の方はマル3、マル4計画を見直すことで前倒し建造を考慮することが出来そうだが、神戸川崎で瑞鶴進水後に建造開始というスケジュールを見直さないといけない。長崎三菱も同時期だと出雲丸と武蔵で大型船台が埋まっているから無理だし、川崎神戸の瑞鶴進水後の船台も別の船で埋まっていたはず。横須賀工廠の第2船台は翔鶴進水後に何造ってたかな?

呉工廠のスケジュールなら大和と日進がドックで建造中のはずだから、イラストリアス級建造のそれに対抗して日進の建造を取りやめることで策定中のマル4計画の艦隊空母を前倒し建造することで置き換えることにすれば、他の艦が影響を受けないで済むのではないだろうか?

どうせ、日進は最初期に戦没してしまったのだから大勢に影響ない艦でもあるしね。

そうなると、38年11月の日進の起工日をそのままにして進水まで2年として40年11月、竣工まで1年と換算して41年11月。これは実際の大鳳の建造スケジュールを適用したモノだが、翔鶴型の建造スケジュールを適用すると、進水まで2年、竣工まで2年と換算することになるから、42年11月となる。

間をとって考えると、概ね42年5月頃に竣工であればそこまで難しいものではないと思う。

珊瑚海海戦で損傷を受けた翔鶴の代わりに第五航空戦隊に編入して瑞鶴とセットでミッドウェー海戦に参加というスケジュールは組めないことはないだろう。まぁ、搭乗員と搭載機の問題があるのだが、マル3、マル4計画で練成・編制した航空隊を転用すれば帳尻を合わせることは可能だろう。

ミッドウェー海戦の損害を史実と同じとするとしても、出撃していた各艦の搭載機を回収して大鳳・瑞鶴・飛龍の3隻で臨時再編成した上で再出撃してヨークタウン級3隻撃沈というそれで痛み分けという格好にするのはそこまで無理な話じゃないだろうと思う。

まぁ、それでも史実通りに攻勢が頓挫する結果となるのだろうけれども。

だが、その際、艦隊決戦を挑んで砲雷戦の末に残存艦壊滅という結果で、戦艦建造に米帝様が再シフトするという流れもアリかも知れない。空母や艦隊が消滅し、陸軍航空隊しか存在しないハワイなら大和以下の連合艦隊による強襲殴り込みは実行可能だしね。

そうなれば、戦艦の存在感と圧倒的な破壊力を示すことが出来るわけだし、信濃も工期の遅れを取り戻すことが出来る。米帝様に戦艦建造を強いることで建艦スケジュールの混乱というそれも与えられる。

まぁ、1年程度は反攻が遅れることになるんじゃないかな?

ヨークタウン級3隻潰せば、サラトガくらいしか残らないし、そのサラトガも出撃しては潜水艦によって被雷、修理と使い物になってない。ワスプを編入しても結局は史実では第二次ソロモン海戦で喪失している。

その辺りを考慮すると、仮にハルゼー健在であっても、空母1隻と巡洋艦隊程度の米太平洋艦隊に出来ることは、一撃離脱のゲリラ戦法で嫌がらせと強襲偵察くらいしかない。

よって、最低でもエセックス級の早期竣工艦7隻が出揃う43年年末くらいまではまともに太平洋方面で攻勢に出るのは無理だろう。それも、戦艦建造を優先するとこれらもスケジュールが後回しになるから、空母4、戦艦4の44艦隊程度が揃うまでは無理はしないだろう。

大西洋方面のそれも考えると、やっぱり44年後半くらいまでは全体のバランスを考えても反攻は難しいだろうなと思う。それに大統領選挙のことを考えれば、選挙の直前に大艦隊を揃えて反攻に出る方が効果的だ。それには新編成の新造艦をニューヨーク沖に並べて正義の、民主主義の兵器庫のスローガンを掲げるという戦略が適当だろう。

従って、日本側は1年程度の時間的余裕を得ることが可能となるわけだ。

その間に出来ることは、インド洋方面における攻勢、米豪遮断、パナマ運河封鎖と海軍戦略はいくつか考えられる。陸軍戦略の場合、同様にインド方面、支那方面への攻勢という考えが可能だろう。海軍による米豪遮断が可能となれば、ニューギニアからの撤退というものも視野に入れることが出来る。

逆に米帝様の行動は海軍が艦隊壊滅から復興を前提としないといけないから、2-3年程度の時間がかかる分、選択肢はそうは多くない。

大西洋の旧式戦艦を回航して手当てするとしても、空母による防空が出来ない以上はハワイから西には行けない。潜水艦は出せるけれども、それが精一杯。

けれども、逆に陸軍航空隊ならば自由度が高い。戦艦空母などハコ物は工期が長いが、重爆撃機はそれほど工期は長くないし、量産が効く。よって、米豪フェリーで豪州方面に配備して、蘭領東インドに空襲を掛けることで油田などの資源地帯を圧迫させることが可能だ。もしくは同方面に機雷をばらまくことで資源輸送を阻害するというそれも可能だ。

そして、44年に入ればB-29の量産体制が整うことからインド・支那方面からの資源地帯空襲、九州本土空襲が可能となる。これも一つの選挙対策とはなる。直接頭上から殴れるというプロパガンダを打てるわけだからね。

と、アウトラインが組めた。ホント、史実ベースで想定できることはアウトライン組むのが楽だわー。ゼロベースで考えないといけない史実世界線からそれてしまった「このはと」世界はアウトライン組むのが困難になってきているから頭抱えてしまっているけれどもね。なにせ、バタフライ効果がえげつないレベルで影響与えまくっているから、よく考えないと破綻する。というか、破綻するレベルで影響受けていて下手に書けないというジレンマに陥っている。

次に日英独VS米仏というそれ。これは時期を指定されていないから、いくらでも改変が可能になる。

例えば、幕末維新を前提にするなら、それっぽい状況を容易に用意できる。

日英独という構図は薩長連合・大英帝国・プロイセン王国、幕府・アメリカ合衆国・フランス第二帝国という枠組みにすることも可能だろう。

この場合、割と構図としては上手く作れるし、欧米列強が対日外交でお互いに出し抜こうとしているそれからも無理がないとも言える。

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