陰陽倶楽部 2022/03/25 19:19

お絵描きメイキング……のようなもの、その3

はい、そんなわけでメイキング第3回です。
今日のテーマは「塗り」

……つってもこの絵グレースケールじゃねェか!


(^^; 確かにそうなんですが、今回のマンガは腕磨きも兼ねて、フルカラーイラストを塗る時とほぼ同じ手法で描いてまして。

僕みたいに色感に自信のないヤツは、こんなふうに色を考えるのは一旦棚上げにして、塗りの手法や手順だけに絞って描いてみると、それはそれでなかなか良い鍛錬になってる感はあります。


デジタルの場合、グレスケ画像を後からカラー化するグリザイユ技法なんてのもアナログより制約無しに使えますし、
作業工程の組み立てに余分な頭を使わずに済めば、いざ色付きで描く段になった時そのぶん泣き所の色彩選択に注力できるってモンです。

実際、今年の年初にお年賀用のカラーイラストを描いたら、色塗りに対する苦手意識が以前よりかなり軽くなってるのを感じました。


これはグリザイユでなく最初からフルカラーで描いてますが、描き方の手順は今まで描いてきたグレスケのマンガとほぼ同じ。

描き進めていくうちに、マンガとイラストの違いもあって、いわゆる「厚塗り」に対する興味なんかも出てきて若干工程が変わってきたところもありましたが、
絵のクオリティには直接関係の少ない、描き方の手順などで変に迷って手が止まる……というようなことはほとんどありませんでした。


まぁこうしてしばらくぶりに間をおいて客観的に眺めてみると、これといって色彩センスが良い絵とは描いた当人にも思えませんし、まだまだ改善・勉強しなきゃな~と感じますが、
自分に対して「1~2年前に比べたら多少はマシになっとるぞよ」ってのは認めてやってもよいかな~程度には。


とは言うものの、やっぱカラーイラストの描法でマンガの全ページを描くのは、あまりにも作画コストが掛かり過ぎます。
この描き方でマンガ描くのは今回が最後になるかもしれません。
今後は仕上がりのクオリティをキープしつつ、コストパの高い描法というのも考えていかないと。。。


前振り長くなっちゃいました。
そんじゃメイキング本編書いていきます。
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塗り作業 その1

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