ダラナ 2023/02/25 20:46

BL短編「亡きあとも美しい少年は鬼に囚われている」販売中

俺は死に場所を求め、山奥のある村へと赴いた。

ここには登山者がぼちぼち訪れる穴場の山がある。
上級者むけで、一年に数人が遭難したり、崖から落ちるなどして亡くなるというに、事故に見せかけて自殺するには、ちょうどいいかと。

心の準備をするため、すぐに山には踏みこまず、旅館で一泊。
ベテランの登山者を装いつつ、女中さんに怪しまれないよう「この山で、なにか変った見どころはありますか?」と聞いてみたり。

宿泊客がすくなく、暇らしい女中さんは「ありますあります」と前のめりになりつつ「あ、お客さん、こわいの平気ですか」と質問。

「夜に一人でトイレに行けるくらいには平気ですよ」と軽口を叩けば、笑ってくれたものを、すぐに声を潜めて「じつは・・・」と語りだした。

「ここらへんは昔、凶暴な熊が多くいたそうで。
一年に何十人と殺されていたのだとか。

それでも、村の人は山を離れなかった。
なにせ山が豊かで住みやすく、あまり田畑を耕さなくても、十分に食べていけたから。

なんとか対策をしようにも、その時代に鉄砲はなかったし、矢や刃を跳ねかえすほど熊は頑丈で、お手上げだった。
それがある日、村長が襲われたとき、通りかかった鬼が一ひねりで熊を倒してくれたそうです。

熊の脅威を退けるには、この手しかないと考えた村長は、鬼に懇願をした。

どうか村の近くに住んで、熊から守ってくれないか。
そのお礼に、酒や食べ物など望むものをできるだけ貢ぐので、と。

それだけじゃ足りないと、鬼はさらに要求をした。
年ごろの見目のいい女を一年に一回、差しだせと。
そうして、しばらくは鬼に守ってもらって、村は平和でいました。

けど、その年、生贄にする女の子が、よそ者の男とかけおちをしてしまった。

ほかに年ごろで、見目がいいのはいない。
そう言い訳をして、生贄を差しださなければ、鬼は村を見捨てるか、逆上して牙をむくかもしれない。

おそれた村人は、女の子の双子の片割れ、男の子に女装をさせて差しだした。

鬼は生贄を食べるものと、村人は思ったようで。




「あーあ、いっぱい漏らしちゃって、俺の手、べっとべとだなあ。

あまり、ふだん自分でシコシコしないの?
まさか、精通もまだだったりして?

なんか、俺、未成年をおもちゃにする性犯罪者っぽくない?
無垢な子供の清らかな体にイタズラしているみたいで、良心が咎めちゃうよ。

まあ、ぶっちゃけ、毎夜毎夜、頭の中でおまえを犯しまくって、げへげへ涎を垂らしまくって、ごちそうさましているけどね」
両手に精液をつけると、着物の襟を開いて、胸にべっとりと。

精液をなすりつけながら、手のひらを揺らせば「ふあ、ああん、しぇんせ、の、助平え・・・!」と早早に再勃起して、だらしなくお漏らしを。

「やあ、胸、ない、のに、揉んじゃ、やらあ、あう、あん、あん、ああ、ら、らめえ、また、でちゃ、くう、は、はあう、ひいあああ!」

予想以上に反応が上上で「くく、男の子なのに、おっぱいを揉まれただけで?」と濡れた胸を見て、にやにや。

「やあ、そんな、きたな、の、せんせ、見な、でえ・・・」と胸を腕で隠すのは逆効果というもの。
肩をすくめて「分かった分かった、見ないよ」といいつつ、とびちった太ももやお腹を舐めまわす。
それだけで、あんあん腰を跳ねて、すぐに復活したのから先走りを散らしたものを、中心には舌を滑らせず。

そのうち「せん、せい、せんしぇ!」と俺の髪を手で梳きはじめて。
舌を退けると「ん?どうした?」とお漏らししっぱなしのそこに、話しかける。

「ちゃんと言葉にしないと、先生、分からないよ」





ある山奥の村の鬼にまつわるイイツタエ。
興味を持って由来の洞窟に足を運ぶと、暗がりに少年がいて・・・。

ホラーチックでアダルトなBL短編です。R18。
短編集「ホラーゲームは割とエロいが、当事者になると話はべつだ!」のばら売りになります。

全45ページ

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