【地下室】トリプルJK・無残1
ここは地下室。
管理人の気が向いたときに書いた鬼畜小説を展示していく場所。
支援者向けのラーメンコースで公開していくので、好事家以外は決して扉を開かぬようによろしくお願いします。
・登場人物
・西園寺焔(さいおんじ ほむら)
JK2年生。
身長:165センチ。
胸:Eカップ。
男勝りのポニーテール少女。
剣道の道場に通っている。
学校では読書同好会に所属している。
青と白のしましまショーツを愛用している。
・小暮ノエル(こぐれ のえる)
JK3年生。
身長:170センチ。
胸:Hカップ。
金髪のサラサラヘア。
おっとり巨乳お姉さん。
大人っぽいセクシーな白の紐ショーツを愛用している。
・悠木萌(ゆうき もえ)
JK1年生。
身長:140センチ。
胸:Aカップ。
大人しいツインテールの妹系少女。
小学生のような体型。
猫のフロントプリントの女児ショーツを愛用している。
「ここは、どこだ?」
深い森の中でキョトンとしていたのは、一人の少女。
白と紺色を基調としたセーラー服に身を包み、首元のスカーフは深紅。
紺のスカートはショーツが見えそうなほどに切り詰められていて、瑞々しい太ももが剥き出しになっている。
少女の名前を、
西園寺焔という。
自らを『俺』と呼ぶが、これでも現役女子高生の二年生だ。
その証拠に、成長期の胸はEカップにまで膨らんでいた。
黒髪をポニーテールにして、見るからに活発そうな少女。
右肩には、布袋に包まれた竹刀がかけられている。
今日は剣道の道場の日なので、学校帰りの用事が済んだら、そのまま直行する予定だったのだ。
「なぜ俺はこんなところに?」
周囲を見回してみると、そこはうっそうとした森の中。
ついさっきまで学校帰りの川沿いの田舎道を歩いていたはずなのに。
瞬き一つしたら、気がついたらこの森にいた。
「なぜこんなところに?」
呟いても答えは出ない。
ただ、無意識のうちに瞬きをしたその瞬間。
「あらあら、焔ちゃん。急に消えたと思ったら」
「ああ、ノエルさん」
焔の目の前に突如として現れたのは、焔と同じ制服を着た、金髪碧眼の女性だった。
名前を小暮ノエルと言う。
さらりとした金髪はほどよくウェーブをしていて、セーラー服を押し上げているおっぱいは驚異のIカップ。
身長は女子にしては高めの170センチで、そんじょそこらのモデルが素足で逃げ出すほどのスタイルの日米のハーフだ。
「焔ちゃん。ここはどこかな?」
「それが……わからないんだ。俺も気づいたらここにいて」
ノエルとは、ついさっきまで一緒に川沿いの田舎道を歩いていたのだった。
ノエルがここに来たということは、あともう一人も、もしかしたら。
そう思って、再び瞬きをしたその直後だった。
「きゃうっ! 痛たぁ……」
前のめりに転んでいたのは、焔たちと同じセーラー服に身を包んだ少女だった。
亜麻色の髪の毛をツインテールにした、小さな女の子。
焔たちと同じ制服を着ていなければ、小学生と見間違えてしまうほどに小さい。
その身長は140センチほどしかなかった。
もちろん女性らしい身体の膨らみとは無縁だ。
「あれれ、焔お姉ちゃん。それにノエル姉様も。急にいなくなったからビックリしちゃったの」
少女は安心したのだろう。
くったくのない笑みを浮かべてみせた。
少女の名前は悠木萌。
焔の一つ下の学年だけど、それ以上に幼く見える女の子だ。
ついさっきまで、焔、ノエル、萌の三人で田舎道を下校していたのだった。
三人は学校では読書同好会に所属している。
ついさっきまで、新しい本を探しに駅前の本屋へと歩いていたのだが――。
「それがなぜ、気づいたらこんな森の中に?」
焔は周囲の森を一瞥する。
最近のアニメでよく見かける『異世界』というやつだろうか?
そんな馬鹿な。
思いながらも、焔は肩にかけてある竹刀を構えている。
そのときだった。
「いたぞ! 盗賊の残党だ」
「よし、生け捕りにしろ! 公開処刑にしろとの命令だ!」
森の木立から近づいてくるのは甲冑が擦れる音。
程なくして顕れたのは、何人もの兵士だった。
その姿は、アニメやゲームでよく見かける、中世ヨーロッパのような風体だった。
「えっ、なんだ、これは」
竹刀を構えながらも、焔は狼狽していた。
気がつけば焔たち三人は、甲冑を着た兵士たちによって取り囲まれていた。
相手はどこからどう見ても真剣を構えている。ここは下手な抵抗は止めておいたほうがいいだろう。
「ここは……いったん剣を収めておいたほうが良さそうだな」
「そうねぇ。下手に刺激したら痛いことになっちゃいそうだし」
「怖い……。ねえ、本当に大丈夫、なのかな……」
頬に手をあてて平然としているノエルと、不安げに呟く萌。
萌はよほど怖いのだろう。
小さな膝小僧がガクガクと震えていて、
しゅいいいいいいいいいい……。
スカートから聞こえてきたのは、くぐもった水音。
その数秒後に、萌の柔らかな内股を黄金の温水がせせらぎとなって流れ落ちていく。
どうやら恐怖のあまりに失禁してしまったらしい。
もわわぁ……。
緊迫した状況に、ツーンとしたアンモニア臭が立ちこめる。
だが兵士たちは容赦というものを知らないらしい。
赤いトサカのついたフルフェイスの兜を被った兵士――恐らく兵士長なのだろう――は、容赦なく言い放つ。
「ずいぶんと往生際がいいじゃないか。よし、このまま縛り上げて連行しろ!」
こうして焔たち三人は、異世界にやってきたとたんに盗賊と間違われて囚われの身となってしまうのだった。
異世界に迷い込んでしまった三人の少女の運命やいかに。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。