ooo 2023/04/25 15:46

『進撃の巨大娘(スカンクス)』二次創作 ~進撃の牛娘? 牛舌地獄と体内監禁悪臭いじめ~

※本作は同人サークル「スカンクス」様の『進撃の巨大娘~World Defence Force~』の二次創作です。


※基本設定は前作SSか本家スカンクス様のゲームをご参照ください。

【本家】
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ190792.html

【拙作】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16749256
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12810314
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15504319
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19633934



※本作には本家作品における若干のネタバレがあります。
 先に本家作品のクリアをオススメします。





◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「ふふ……♪ ついに完成ね」

 WDFの探知の及ばない、巨大娘たちの領域。
 その中のとある一室は、何人もの巨大娘を束ねる元WDF長官――"レイナ"の私室となっていた。

 椅子の背もたれに体を預けながら足を組み替えるレイナの手には、試験管のような透明の小さな容器が握られていた。

「ミル・カウリアン……あれだけ強くて大きいのに、母星で平和に暮らしたいだなんて、本当にもったいないわね」

 その容器の中では白い液体が揺れており、光を反射して薄っすらと輝いているように見えた。
 ゆったりとした動きで立ち上がり、凝りをほぐすように体を伸ばした後、彼女はそのガラス容器を懐へとしまい込んだ。

「彼女達の力は私が有効に使ってあげなきゃ……さてと、どのコをイジめちゃおうかしら? 今から楽しみだわぁ……♪」

 自室の外へと向かう彼女の足取りは軽く、どこか楽しげな様子であった。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




「到ちゃーーく!」
「っとと、こちらトリス、作戦領域に到着しました。 索敵を開始します!」

 数時間後、ある場所で巨大娘の活動反応を探知したWDFは、現地に二人の隊員を送り込んでいた。
 名実ともに本部のエース隊員となった"ルゥナ・ロップイヤー"と、戦略情報支部において活躍の目覚ましい"トリス・コッカースパニエル"である。

 巨大娘との戦闘を前にして気負う様子もなく、元気溌剌といった様子でルゥナが笑いかけた。

「周囲に敵影無し……」
「トリスさん! 今日はよろしくねー!」
「ふぇっ?! あ、はい! ほ、本部のエース…いえ、英雄の方と一緒に出撃できるなんて……」
「あははっ♪ そんなかしこまらないでよー! トリスさんの方が年上なんだし、気軽にルゥナって呼んでね!」
「え、えと……はい。 じゃあ、ルゥナちゃんって呼ばせてもらいますね」
「うんうんっ! 改めて、よろしくねー!」
「わわっ……ふふっ♪ こちらこそ、よろしくお願いしますね」

 年相応に小柄だが元気いっぱいのルゥナが、ルゥナの手を取ってブンブンと降る。
 ルゥナの勢いに押されつつも、支部まで届いていた彼女の鬼神の如き活躍から抱いていたイメージを一瞬で掻き消すような彼女の笑顔に毒気を抜かれたトリスは、同じく笑顔を浮かべてルゥナの手を取ったのであった。

「さて、それじゃパパッと倒して帰っちゃおう! クリスが今ごろ心配してるだろうしね!」
「パパッと…!? あはは……そういえば、クリスさんは体調不良なんですよね。 大丈夫でしょうか……」

 支部に比べて戦力の高い本部隊員達でも、巨大娘との戦いに勝利するのは至難の業である。
 そしてその中で連戦連勝を重ねている規格外の戦績を持つのがルゥナ・クリスのペアであるが……今回、急遽自分がペアを組むことになった原因の、クリス隊員の体調不良についてトリスが尋ねた。

「だーいじょーぶだよ! ただの風邪だって先生も言ってたしね! まったく、クリスってしっかりしてるように見えて抜けてるとこあるんだから……あたしがその分しっかりしなきゃね!」
「そうなんですね……ふふっ、二人はやっぱり仲良しなんですね」
「えっ? ま、まぁ……仲良しっていうか、幼馴染だし、あたしの方がお姉ちゃんだし! お姉ちゃんとして弟分を守ってあげな――」

 ズドォオオオオオオオオオオオンッ!!!

 ルゥナの本来のペアであった幼馴染の少年隊員――クリスは、風邪を引いたのか熱を出して寝込んでいるのであった。
 ちょうどそのタイミングで強力な巨大娘の反応を探知したWDFは、急遽ルゥナとトリスを変則的にペアにして出撃させたのであった。

 顔を僅かに赤らめ、わたわたと早口で言葉をまくし立てていたルゥナの言葉を遮るように、前方に見えていたビルが破壊され、巨大な人影が現れた。
 一瞬にして二人に緊張が走る。

「――っ!? トリスさん! 来るよっ!!」
「は、はい! 本部へ、こちらトリス……対象を確認! 対象は…………えっ!?」

「あら、珍しい組み合わせね。 うふふっ、これは面白くなりそうだわ♪」

「レ、レイナ……長官……!?」
「ふふんっ、今日こそは捕まえちゃうんだから!」
「……そ、そうです! 覚悟してください、長官!」

「うふふ……♪」

 輝くフォトンブレードでビシッとレイナを指し示し、ルゥナは飛行ユニットのブーストを点火した。
 現在確認されている最強の巨大娘であるレイナを前に一度は怯んだトリスであったが、隣で闘志を燃やすルゥナに勇気をもらい、レイナの方を見据えて装備を構えた。

 それに対して不敵な笑みを崩さないまま、レイナは懐から小さな容器に入った白い液体を取り出した。

「さぁ、アナタ達にはたっぷりと、実験台になってもらうわよ♪ んくっ、んくっ……ふぅ……んっ!? んんんっ……!!」

「なっ、何あいつ……!? 光っ――まっ、眩しっ!?」
「くぅっ!? な、何かを飲んでたような……?」

 懐から取り出した容器の液体を飲み干すと、レイナの体が輝き始めた。
 直視出来ない程の強い光の中でバチバチと音を立ててフォトンが拡散し、輝くレイナのシルエットが更に大きく巨大化していく。

 やがて発光が収まると、光に包まれていたレイナの体が露わになった。

「んんんっ……はぁああ……ふぅ…………変身完了ね♪」
「うぅ……? えぇーっ!!?」
「な、何……!? あの姿は……!?」

 驚愕する二人を余所に、レイナは手足を曲げ伸ばししながら、きょろきょろと周りを見渡した。
 レイナの体は全体的に一回り大きくなっており、透き通るような白い肌は白と黒のまだら模様になっている。

「ふぅん……体はやっぱりそこまで大きくならないみたいね。 体色は"彼女たち"と同じ……あとは……」

「うっ……ウシっ!? ウシになっちゃったっ!?」
「お、大きい……!? 一体どうなって……!?」

 レイナがどこからともなく取り出した平らな装置は宙に浮かぶと、レイナの姿を反射して映し出した。
 そこに映るレイナの美しい顔はそのままだが、頭には太く角が2本生えており、元々豊かであった彼女のバストは今やはち切れんばかりのサイズに成長している。

 今のレイナの姿は巨体と白黒の体色から、動物でいう"ウシ"――それも乳牛特徴を数多く持ち合わせていた。
 鏡に映った自身の姿をまじまじと観察した後、鏡を消したレイナはあまりの事態に呆然と立ち尽くすだけだった二人にゆるりと向き直った。

「うふふっ、待たせたわね♪ 今日はこの姿で相手しレェ~……?」
「うぇえっ!? しっ、舌っ!! 舌なっがぁぁ!?」
「た、確かにウシは舌がすごく長いって聞きますけど……ひっ!?」
「……あら、ごめんなさいね♪」

 ジュルルゥンッ!!

 二人を見下ろすように屈んだレイナの口から、へそまで届く程のとんでもない長さの分厚い舌がデロンとまろび出た。
 それはレイナとしても不可抗力であったのか、すぐに気づいた彼女がまるで勢いよく元に戻る巻き尺のように舌を口の中に戻していった。

「うふふ♪ どう? ここと別の星に住んでいる、とある種族のエキスを加工して変身してみたのよ♪ 今日はこの……この……ンレレェ~……あらあら?」
「わわっ!! また出た!?」
「うぅっ、き、汚いです……!」

 レイナが話し始めると、再び彼女の口から長い舌が唾液を滴らせながらデロリと垂れ下がる。
 粘着質の唾液を纏ってぬらぬらと光を返すその舌は、レイナが研究のために長期間研究室に籠もって不摂生をしていたためか、全体が汚らしい舌苔にビッシリと覆われていた。
 見た目の汚らしさもさることながら、それ自体がかなりの臭気を放っていることが予想される。
 巨大なナメクジを連想させるその醜悪な見た目に、ルゥナとトリスは嫌悪感でその身を震わせた。

 レイナはジュルジュルと舌を出し入れしつつ、興奮したように頬を上気させ始めた。

「うふふっ……これは…んっ……薬の副作用なのかしらね……ちっちゃなアナタ達が、とっても美味しそうに見えちゃって……♥」
「ひぃい……き、気持ち悪いぃ……!」
「うぅ……あんなのに捕まったら……ぜったいヒドいことになっちゃいます……」

「可愛いアナタ達の泣き顔……このベロでたぁ~~っぷりと味わってあげるわぁ♥♥」




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




「うふふ♪ んれぇ~~~~~ろっ♥♥ れろれろぉ~~~~~っ♥♥」
「いやぁああっ!? こっち来たぁあああ!!!」
「うっ! くぅっ!? こ、この距離なら……ひぃっ!!?」

 ベロンベロンと長大な舌を振り回しながら、レイナは二人に向けて突進した。
 唸りを上げて迫りくる肉厚の舌に生理的嫌悪感を覚えたルゥナがすぐさまブーストを展開して距離を取り、同じくトリスもフォトンを足元に集中することで後方へと跳躍した。

 ビチャッ!!
 ビチャビチャビチャッ!!

「うぇええっ!? つ、ツバ飛んできた!! き、きたな――う゛ぅっ!? くっさぁああ……!?」
「す、酸っぱいニオイと……うぅうっ!? 野菜が、腐ったみたいな……強烈ですぅ……!!」

 まるでムチのように振り回される舌はそれ自体が脅威であるが、そこから更に唾の飛沫が周囲に撒き散らされた。
 ウィング装置の片翼に張り付いた唾は人間のものとは比べ物にならない程に濃い唾臭をルゥナへと届け、地面に落ちた唾を迂闊に踏んでしまえばトリスは足を取られてしまうだろう。

「うん、うん……ちょっと分かってきたわね。 それじゃこんなのはどうかしら? ん、ぐっ……グェエエエエエエエ~~~~~~~~ップ♥♥♥」
「えっ!? ん゛に゛ゃあっ!!?? げほっ!! くっ、くっさぁああああああいっ!!!」
「ルゥナちゃんっ!?」

 振り回していた舌を一旦口の中に収めたレイナは腹部を撫で摩り、次の瞬間には轟音を響かせながら特大のゲップを放った。
 
 草食動物特有の複数個の胃の中で発生した腐敗ガスは凄まじいほどの臭気を帯びており、ひやりとした周囲の空気との温度差によって景色が霞むほどのモヤとなってルゥナが飛んでいる一帯を包み込んだ。
 熱く湿った空気に全身を包み込まれたと思った直後に、涙が出るほどに濃厚なネットリとした臭気を吸い込んでしまい、フォトンの制御を失ったルゥナは悶絶しながらひゅるひゅると下降をし始めた。

「うふふっ♪ いただきまぁ~~す♪」
「ルゥナちゃんっ!! 避けてくださいっ!!」
「げほっ、ごほっ!? う、うぇええっ!!?」

 ジュルルルゥウンッ!!
 バキッ、バキバキィ……!!

「はぁ…はぁ……!? ごほっ……す、すごい力……!」
「んれぇ~ろ? あらあら、逃げられちゃったわねぇ」

 ルゥナに向かって勢いよく舌が伸ばされたが、すんでの所で制御を取り戻したルゥナは舌を躱し、代わりに巻き取られた廃ビルの一角は粉々に破壊されてしまった。
 フォトンで守られたルゥナ達の体はビルよりも頑丈とはいえ、あの舌に捕まってしまえば脱出は困難であると窺える。

「こっちを見てない……今がチャンス……!」
「うふふっ、コッチの方はどうかしらね……んんっ♪」
「えっ!?」

 ブッボォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

「んぐっ!? ふぎゅううううううううっ!!!??」

 ルゥナの方を向いていたレイナに対し、トリスは鋭いステップで背後から強襲しようとする。
 しかし、それをレイナが放った特大のオナラが迎え撃った。

 草食動物特有の長い消化器で長時間熟成されたガスに全身を包み込まれ、トリスはもんどり打って悶絶した。
 ネットリとした粘度まで感じるような重みを持ったそのガスはその質感通りに濃密な悪臭を備えており、一呼吸の度に涙が溢れてくる程であった。

「く、くっさぁぁ……げっほ!! う゛ぇえっ……! ごほごほっ―――――っ!?」
「うふふっ、スキありね♪」
「トリスさん!!」
「むぎゅううっ!!? んぶぶぶぶっ!!??」

 あまりに強烈なニオイに精細さを欠いたトリスは、レイナが何度目かに伸ばした舌に絡め取られてしまった。
 体をぐるぐる巻きにされた状態で舌肉に顔が押し付けられると、その表面からは粘着質の唾液が大量に分泌される。

「んぶぶっ!? じゅぶぶぶ!! ん゛ん゛ーーーっ!!!!」
(やだ…っ! 顔に唾が纏わりついて……ネトネトして気持ち悪いぃ…生臭いよぉぉ……!!)

「あらあら、ずいぶんイヤそうねぇ。 イヤがる顔もかわいくて素敵だけど……今日はコッチを試させてもらうわね♪」
「ん゛んっ!! ぺっ! うぇえ――――えっ……? あっ、あぇっ…!? うぁぁっ……!?」
「その反応……ふふ、どうやら成功みたいね♪」

 唾まみれの舌に巻かれて苦しんでいるトリスを愛おし気に眺めた後、レイナはおもむろに懐から取り出した装置をトリスへと向け、謎のフォトン光を照射した。
 すると、唾液の不快感とニオイに苦しんでいたトリスが顔を真っ赤にして突然俯き、ビクンビクンと震え始めたのであった。

「ト、トリスさん……!? あ、あんた! トリスさんに何したの!?」
「うふふっ♪ ほら、ルゥナちゃんが心配してるわよ? あの子にも見てもらわなきゃね……♪」
「やっ、やぁっ!? ダメ……あっ!?」
「えっ…!? うそっ……!? それって……おち、ん……っ!?」
「あぅぅ……み、見ないでくださいぃ……」

 レイナは必死に体を隠そうとしているトリスを捕まえ、股間部を隠していた太ももや腕を広げてしまった。
 露わになったトリスの股間部には、固く勃起した男性器がいつの間にか備わっていたのであった。

「あははははっ♪ 安心してちょうだい。 トリスちゃんが実は男のコだったってわけじゃないから。 私たちが開発した新たなフォトン変質機でホルモンに作用して……まぁ、平たく言えば"ふたなり"になっちゃったのよ♪」
「ふたなっ……!? えっ!? えぇえっ!!?」
「うぅ……やだぁ……元に戻してくださぃぃ……!」
「うふふっ♪ 心配しなくても時間が経てば元通りになるわよ。 その代わり、戻るまでの間は……ハァアァァ~~~~~~~♥♥♥」
「ん゛ぁっ!!? ん゛んんん~~~~~~~~っっ♥♥♥」

 ドプッ♥♥
 ドピュルルルッ♥♥

「あはっ♪ 出てきたわぁ♥」
「あっ、うぁっ……なにっ…これぇぇ……」
「トリスさんっ!?」

 レイナがトリスに向かってねっとりと濃厚な吐息を吐きかけると、既に破裂寸前であったトリスのふたなりペニスから勢いよく白い液体が放たれ、レイナの舌の上に落ちた。
 トリスは発射と同時に全身を駆け抜けた強烈な快感に体をピンと仰け反らせ、未だ続く余韻に体をビクビクと震わせている。

 舌の上に落ちたまるで精液のような白い液体は、一瞬だけ輝くと、すぐに舌の中に吸収されて消えてしまった。

 ジュルルルルゥッ

「うふふ、思った通り濃密なエナジーね♪ これで女のコが相手でも効率良くエナジーを絞り出せるわ♪」
「ふぁっ!? あっ♥ んっ……うぅうんっ♥♥」
「……っ!? トリスさん! 私が攻撃するから、そのスキに……トリスさん……!?」
「んっ♥ ふぁ、あぁぁ……♥♥ なに、これ……き、気持ち良すぎて…頭が……あぅうぅっ♥♥」

 ドプッドプッ♥♥
 ピュルルルルルルッ♥♥♥

 体に巻き付いた舌をレイナが動かすたび、トリスの疑似ペニスから耐えがたい程の快感が全身に広がり、トリスは全身に力を込めることが出来ないでいた。

 更に、彼女の身に起きた変化はそれだけではない。

「すん、すんすん……んっ♥ げほっ……!? すんすん……!?」
「うふふ♪ そんなにお鼻クンクンしちゃって、何が欲しいのかしら……んゲェエエエエエ~~~~~~~ップ♥♥♥」
「んぐぅうううううううっ!?!?♥♥♥ すぅはぁすぅはぁすぅはぁっ♥♥♥」

 ドピュゥゥドピュッドピュッ♥♥
 ドップルルルルルルッ♥♥♥

「ト、トリス、さん……!?」
「すぅぅ……はぁぁ♥♥♥ な、なんで……クサいのに……このニオイ……しゅきになっちゃって……あ゛っ!? んあぁああああああっ♥♥」

 ギュルルルルルルルッ!!

「ほぉら、舌でグルグルにして、ぎゅうう~~って締め上げてあげるわ♪」
「んぶぐぐぐっ!!!! ん゛ぅううううううううううううっ♥♥♥」

 ドピュウウウウウウウルルルルルルルッ♥♥♥

 ふたなりフォトンの影響で、トリスの体はあれだけ嫌がっていたはずのレイナの口臭や唾臭を嗅ぐたびに興奮してしまうようになっていた。
 フォトン放出を伴う疑似ペニスからの射精は、通常の射精に比べて数倍の脱力感があるが、それに合わせて快感も数倍となって全身を貫き、その後も快楽の余韻が延々と全身を駆け巡る。

 トリスの全身を覆って締め上げていた舌がゆっくりと解かれていくと、そこには指一本動かせないほどにぐったりとして、恍惚な表情を浮かべているトリスの姿があった。

「あ゛っ♥ うっ、うぅう……♥♥ レイナ長官……もっと……くしゃいの、もっとぉぉ……♥♥」
「あらあら、すっかり素直ないいコになっちゃったわね♪ 続きはおうちに帰ってからよ……うふふっ♪」
「んぁっ……あぁぁ……♥♥」
「トリスさん!? トリスさんっ!! くっ……!!」
「さて、次はアナタよ♪」
「……負けるもんかぁっ!!」

 ふたなりフォトンと未曽有の快楽によって精神が魅了され、ついにトリスは自分からレイナの悪臭を求め始めた。
 射精しすぎてもはやペニスしか動かせない程に無様な状態となっているトリスを、レイナは転送装置によってどこかへワープさせてしまった。
 
 その場に取り残されたルゥナは動揺しつつも闘志の込められた瞳をレイナに向ける。

 一人になった事でフォトンの相互干渉が無くなり、ルゥナの動きは目に見えて素早く、力強くなったが――――




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




「あぐっ、うぅう……!」
「うふふ……結構頑張ったけど、しょせんウィング兵科が一人だとこんなものね。 まぁ、そうなるように私が設計したんだけど♪」

 やがて数十分が過ぎた頃には、レイナの巨大な手によってルゥナの小さな体が握りしめられていた。
 一人になった事でフォトンを回復する余裕もなく、ついにブースト状態を維持できなくなったルゥナは捕まってしまったのである。

「ん、ぐぅ……はな、せぇぇ……!」
「ふふっ♪ ほぉら、フゥ~~~~っ♥ フゥウウ~~~~~っ♥♥」
「むぐっ!? げほっ! くさっ!! くさぃいいいっ!!」
「あっははは♪ クサい? 酸っぱくて、生臭くて、イヤ~~なニオイがするかしら? うふふ♪ でも、アナタもすぐに好きになれるはずよ……♥」
「ひっ!? や、やめっ――――あぅううっ!!?」

 再び謎の装置を起動させたレイナは、そこから放たれたフォトン変質光線をルゥナに浴びせていく。
 すると、ルゥナのピッチリとしたボディスーツの股間部が輝き始め、ピンと上を向いた小さな疑似ペニスが現れたのであった。

「……あら? それだけ? うふふっ、ルゥナちゃんのおちんちんはちっちゃくてカワイイわね♥」
「うっ、うるさいうるさいっ!! この変態っ!! いいから早く戻しなさいよっ!!」
「ふふふ…………んゴェエエエエエ~~~~~ップ♥♥♥」
「はぎゅぅうううううっ!!??? ん゛んんんんん~~~~~っ♥♥♥♥」

 ビクビクビクビクッ♥♥
 ピュルルルルルルッ♥♥♥

 手足をバタつかせてキンキンと喚いていたルゥナであったが、ルゥナの腹の底からせり上がった腐敗ガスに全身を包まれると、あっけなく体を痙攣させながら人生初の"射精"を経験した。

「あ゛っ!? あ゛ぅっ!! うぁあっ!!?? なにっ♥♥ これぇっ♥♥ 何これぇええっ♥♥♥」
「あっはははははは♪ 初めておちんちんでイッてビックリしちゃったの? カワイイわね~♪」

 まるで落雷のような未曽有の快感が全身を貫き、尚も全身をぐるぐると巡り続ける電気的な快感がルゥナの体を小刻みに跳ねさせる。
 既に反撃はおろか逃亡の力も無く、レイナの手のひらの上で未だ収まらない快感に身を震わせているルゥナへ向けて、レイナがその長大な舌を伸ばす。

「んれぇ~~~~~~……♥♥ ふふっ、ほら、ルゥナちゃん?」
「あぅっ、うっ……う゛ぅっ!? あっ、あぁ……ダメ…ダメぇぇ……♥♥」

 伸ばされた長舌はルゥナに触れることなく、ただ眼前に差し出されただけであった。
 しかし、先端から立ち上る湯気混じりのムワリとした悪臭を吸い込んだルゥナは、まるで花の蜜に魅せられた蝶のように、目の前の舌へとフラフラと歩み寄ってしまう。
 そして、ついに先端へ自らしがみ付いてしまったのである。

「んぶっ……じゅぶぶっ♥♥ ぷはぁあ…しゅきぃ……♥ これぇ……くしゃすぎてぇ……しゅきなのぉ……♥♥」
「うふふ……♪ 赤ちゃんみたいにしがみ付いちゃって……キモチいい? もっとキモチ良くなるにはどうしたらイイか……分かるわよね?」
「うぁっ、あふっ……んっ♥♥ んぅうぅん……♥♥」

 フォトンの影響か、何か別の装置を使っているのか、舌を伸ばしたままのはずのレイナの言葉はやけに鮮明に、まるで染み入るようにルゥナの耳の奥まで届いた。
 レイナの言葉がまだ終わらないうちに、ルゥナは股間の小さな突起をヌメヌメとした暖かな舌先に自分から擦り付け始めた。
 そしてそのまま更なるニオイと快楽を求めて、ルゥナは腹ばいの状態でレイナの舌を芋虫のように登り始めたのであった。

【 小説プラン 】プラン以上限定 支援額:500円

このバックナンバーを購入すると、このプランの2023/04に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索