ほわいとばーど 2024/03/23 00:00

【小説#4 第一章・また…会えましたね(2)】JKリフレ♪ハイスぺ高学歴女子のヒミツのテ…


「まずは何から…して欲しいですか?」

「え? ど、どうして僕だけに…こんなにしてくれるの?」

俺は緊張していた。

カノンさんの綺麗な瞳に吸い込まれてしまいそうだった。

彼女の瞳が潤んでいる。

「助けてくれたお礼にって…言ったでしょう?」少し寂しそうに彼女は言う。

そんな表情も魅力的だ。

「恥ずかしがらないで…素直に教えてください」

「え、えっと…」

「ふふっ

かわいいですね

でも、ちゃんと言わないなら、ずっとこのままですよ?」

「でも…よくわからなくて…」

「ん~わからない、なら…

まずは、ほんのちょっとだけ、試してみる?」

彼女の目がきらっと輝いたように感じられた。

「えっ?何を…?」

カノンさんは俺をじっと見つめている…

内心焦りながら彼女の言葉を待っていると、彼女はにっこりと笑みを浮かべた。

「ちょっとはエステの勉強しているから、

きっと満足してもらえると…思います」

そんな優しく言われるともう…堪らない気持ちになった。

「は、はい」

ゴクリと喉を鳴らした僕を見て、カノンさんはますます嬉しそうな表情を浮かべた。

「貴方は敬語なんて使わないで、もっとリラックスして」

カノンは微笑んでくれるけど、俺は緊張しすぎて逆に硬くなってしまう。

「だって私たちはもう、特別な関係でしょう?」

「と、特別って?」

「貴方は私…カノンの事を知っていて、

こうして二人っきりで…誰も見ていない」

彼女の艶やかな声が俺の心を弄ぶ。

彼女の手がゆっくりと動くのを感じた。

「特別な関係ですもの…ね?」と耳元で囁かれる。

心臓の音は落ち着くどころか、ますます激しくなってきた。

カノンの積極的なアプローチに心臓が高鳴り続けている。

こんなドキドキ感は久しぶりだ…

「ほら、私を…抱きしめて」

その一言で俺は思わず彼女の体を抱きしめていた。

人気すぎて…予約を取ることすら困難…

そんな彼女が俺を抱きしめて 耳元で甘く囁く。

「これが…

お礼になればいいのだけど。

気持ちいい…ですか?」

耳元でささやかれるカノンの囁きが、心地よく俺を包み込んでくる。

「うん…気持ち良過ぎます、本当に、いい香りで…」思わず声が震えてしまった。

「…貴方がそう言ってくれたら、私も…気持ちいい」

彼女が俺の顔を優しく撫でてきた。

その手つきすらとても心地よくて思わず目を細めてしまう。

「…もう熱くなってる」

彼女の手で触れられた部分が熱くなる。

頭がボーっとしてくる程、気分が高ぶっているのを感じる。

「期待してくれてるの…わかります」

カノンは妖しく俺の耳元を撫でると、その小さな口から優しく息を吐き出す。

息が当たってくすぐったかったがそれすら気持ちよく感じてしまっていた。

そして唇を重ねるような近い距離感で話すから

あっさりと理性が失われていくのを感じた。

「そんなに期待されたら…

私も…

ふふ

でも、まだ、だーめ」

今度は耳元で内緒話をするように、甘く囁く。

吐息が耳を通して、脳みそに響いてくるようだった。

その破壊力にたまらず脱力しきった声で唸ってしまう。

「言ったでしょ、ゆっくり癒してあげるって。

ここはそういうお店...らしいですから。

ただ純粋に、お客様の心と身体をケアする場所...です」

ゆっくりとした口調。優しい囁き。

「貴方は特別だから、

今日だけは何も考えず、

この私に身を任せて...ください」

ぞくぞくと背中が震えてしまう。

甘い囁きが耳の奥に染み込んでくる。

俺はもう、この美少女にメロメロの状態で…彼女に従う事しか出来なくなっていた。

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