Wedge White 2022/08/18 13:14

メ○ガキと来たらわからせるし、オホ声も出すことを期待してしまう社会論

多様化するコンテンツ

 現代社会は非常に「細分化」「多様性」の時代であり、それはオタクコンテンツでも例外ではない……どころか、その最たるものだと思います
 たとえば、SNSのフォロワーとオフで会う、というようなお互いの好みを知り尽くしている状況ならともかく、即売会などで突発的にオタク仲間と話す時、共通の言語に困ったりはしないでしょうか
 オンリーイベントだったりしたら、もちろんそのコンテンツについて語ればいい訳ですが、それ以外、となった時にどんな話題を振るのか
 あま、ド安定択と言えば、流行り物のソシャゲとかでしょう「あず……れん……?」「えふじーおー……?新しい国際的な枠組みか何か……?」「げん、しん……?現人神(あらひとがみ)の間違いじゃなく……?」みたいになる人は、多分オタクにはいないでしょう。最低でも
 「ああ、FGOね。盾持った子や旗持った子がよく寝取られてるやつ」「原神知ってるよ。水色髪の角生えた子がよく搾乳されてるやつ」みたいな理解はされているはずです
 とはいえ、それ以外となれば、難しいんじゃないでしょうか
 アニメの話をしても「あ、それ知らない……」となる可能性は割りとあるでしょうし、ラノベやマンガまで行くと、更に共通の話題には窮することになります
 ですが、それは決して悪いことではなく、むしろ一極化しているよりは健全とすら思えます
 誰もが一つの方向しか見ていない、となればそれは危険といいますか、結局はつまらない、ということになるでしょうし
 オタクの共通言語が東方であった時代を生きていた身としては、いくらかの寂しさを感じながらも、群雄割拠の時代は決して悪くないと思います。「またあのキャラか」みたいなのは減りますし、一時的に新キャラや新衣装実装で人気が集中しても、それもまた一過性のもので、多様性というものは担保されている土壌ができている訳ですから



一極化したのが地雷ジャンルだったら

 さて、夏らしく怖い話です
 心霊的な恐怖ではなく、ヒトコワ。現在、身に覚えがありまくる人もいるかもしれない、同人音声作品界隈であった怖い話です

 ここでタイトルに戻ってきます。「メ○ガキ」というものは、昨今の人気ジャンルの一つでしょう。間違いなく
 そして、多くの場合にそれとセットになるのが「わからせ」という概念

でもそれってつまりは逆転ですよね

 それは多くの人に歓迎されているものなのかもしれません
 ですが、オタク界隈には古より、地雷とされる概念が存在します
 それが「リバ不可
 カップリングにおいて、受け攻めを固定するという概念であり、AというキャラはBというキャラに攻められなければならない。決して、AがBを攻めてはいけない、という

オタクらしい身勝手な話です

 ですが、それは当然とも言えるこだわりでしょう
 自分が好きなものを作りたい、読みたい、と思う人にとっては、「コレジャナイ」は起きてはいけないことなのです
 途中まで好きなキャラが思ってた通りの攻められ方をしていて、ニッコニコでいたら、突然、受け攻めが逆転してしまう。その瞬間「は????」と殺意はみなぎり、とてもではないが楽しめなくなってしまう

そんなややこしい存在がオタクなのです

 ですが、考えてもみてください
 あなたはマグロのお刺身が大好きだったとします
 途中まで、お刺身を美味しく食べていた訳です
 いきなり、板前さんが降臨して「このマグロは焼いて甘ダレで食べると美味しいんで、残りは焼きますね」と、いきなりバーナーで炙り始めたとします

戦争だろうが

 好きな素材でも、調理法一つで全てが変わってしまうのです。それは当然です
 生のマグロ、焼いたマグロは食感も風味も何もかも違います。同じマグロだからといって、同じベクトルで語れるはずがないのです


 大きく迂回した気もしますが、メ○ガキにとっても同じことは言えるのではないでしょうか

生意気な少女にいじめられ続けたい人は泣いているんだ

 Wedge Whiteといいますか、私の嗜好としては、割りとM寄りです
 もちろん、女の子が凌○されたりするのも好きではあるんですが、音声作品としては特に、女の子に好き放題される方が好きだったりします

つまり、メ○ガキが途中で負けてはいけない

 メ○ガキは最後の最後まで「あなた」を煽り散らかし、優位に立ち続けなければならない……!
 ちんぽに負けてよわよわになってはいけないのです!
 たとえ、最後はあなたのちんぽに夢中になるとしても、優位性が崩れてはいけない!あまあまでも、女性優位は続いていてほしいんです……!
 ですが、残念ながら昨今のメ○ガキは負けがちです
 もちろん、女性の優位性が崩れるカタルシスというのはわかります。理解できます。好きです。ですが、そればっかりでもいけないんです

少なくとも私は負けないメ○ガキがもっとほしい

 長い物には巻かれろ、が商業の世界なのかもしれませんが、同人業界までそっちに傾きすぎて、ニッチ層といいますか「こぼれてしまう」人を見過ごしているようではいけない、そう思うのです
 とはいえ、やっぱりある程度は売れてくれないと、根本的な資金力、活動を継続する力が生まれてこないので、Wedge Whiteとしては有料プランの強化を目標としていて、そちらで定期的な活動資金の確保をし、ニッチなものを含めて、幅広い作品を作っていきたいな、と思っています

当たり前ですが、特化した方が売れますけどね

 ぶっちゃけて言ってしまえば、Wedge Whiteは今までパイズリ特化作品を2つ出していて、どちらもありがたいことに(サークル内では)売れた数の多い主力作品と言えます
 なれば、ひたすらパイズリ作品を作った方がいいのかもしれません

でも俺は桐も好きなんですけど

 なお、根本がズリキチなので、桐にもちっぱいズリはしてもらったもよう
 それでも、やっぱりロリ巨乳、ロリ爆乳キャラを一生出していた方が、いいのかもしれません。きっと手っ取り早くより知られて、より活動の幅を広げるきっかけになるのかもしれません

でも、パイズリで得た名声はパイズリをやめた瞬間に廃れそうなので

 自ら活動の幅を狭めるようなこともしたくないと思っています

ということで、わからせられないメ○ガキを考えています

 あ、でもこれは大事なことなので

次の新作はロリ爆乳です

 おまえー!
 人間がなー!ロリ爆乳をなー!
 ゆるさーん!



 最後までご覧いただき、ありがとうございました
 好きな属性はまあ、偏ってるんですよ。事実として。なので大きく軸がぶれることはないんでしょうけどね
 でもそれだけしかしない、なんてことはぼくにはとてもできない。そういうお話です

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