たぬき/Comic☆たぬき 2020/09/22 21:00

絵柄改造計画とユーリくんの話



ユーリくんはComic☆たぬきのメイン主人公枠にして、ビッチと恋をする方法のメインヒロインです。
ひとから求められることにとっても弱いため、女体化して戦うことになったり、好きな女の子に言いくるめられておじさんや同級生とえっちすることになったりと受難体質。
扱いにぶーぶー文句を言いながらも、なんだかんだ嫌がってはいないようです。

シファちゃんが弱い部分を覆い隠すために硬い殻をかぶったキャラなら、ユーリくんは弱い部分を受け入れた上で壊れないように柔らかくなったキャラ。
ユーリくんは誰かの気持ちを否定しません。
相手の気持ちを受け入れたうえで、間違ったやり方を正しいほうに導いてくれます。
彼は天然でそうしているように見せていますが、本当はユーリくんも不器用な子。
不器用な自分を壊すことに成功した子です。
いつも前向きで、失敗を受け入れたうえで、次に自分がやることを考えることができます。
たぬきが最高にかっこいいなと思う男の子像ですね!



実はたぬきの同人活動はユーリくんが生まれたことが始まりです。
たぬきはたぬきゆえ、基本的に何をやってもにんげんより上手にやることができません。
そんなたぬきにとって、新しいものを始めるということはイコール失敗をすることなのです。
そして当然失敗はしたくないし、人から悪く見られたくないので、色々なことをせずに逃げ続けて生きてきました。
他人ともあまり深くかかわろうとせず、どこか壁を作っていたと思います。
創作に関しても、文学をやりたいなー絵が描きたいなーと漠然と思っていましたが、自分がやっても大した成果は生み出せないことはわかっていたので特になにもしてきませんでした。
たぬきはそんな自分が好きではなかったので、ネットゲームなどでは理想のキャラクターを演じて遊んでいました。
その中で、理想の男の子キャラをやりたくなって生まれたのがユーリくんです。
ユーリくんは不安に飛び込むことから逃げることを許してくれないので、演じるとなれば必然的に人と深くかかわり、新しいことに挑戦していくことになります。
もちろんうまくいかないことだらけでしたが、それでも挑戦したり人とかかわると、周りに集まってくれる人が増えていきました。
たぬきはそこで初めて、失敗すると悪く見られるというのは思い込みだということを知ることができました。
なんじゃそらと思われるかもしれませんが、たぬきは自分が生んだはずのユーリくんに救われたのです。
そしてユーリくんに救われることで、もともと思い込みの強いたぬきの中ではユーリくんは架空のキャラクターではなくなりました。
ユーリくんに恩返しがしたい。たぬきのように悩んでいる誰かを救ってほしい。それが創作を始めた理由です。

そんな理由で作りはじめたのがなんでえっちゲームだったのか。その答えは二つです。
ユーリくんが輝きそうなメディアを考えたときに、ゲームが一番近そうだったこと。
そして、たぬきが普段からえっちなことばっかり考えて過ごしていたからです。
しょうがないね。



最近なんだかイラストが描きたいものの方向性とずれてきてる気がしたので修正のために絵柄を変えていきます。
今までは、描きたいポーズを構造的に正しく再現しようとしていてなかなかバランスがうまく行かず悩んでたのですけれど、なんだかその先にはたぬきの描きたいものはない気がしてて。
それよりは平面な紙の上できれいに見えるような感覚的な描き方のほうが近い気がするので、そっちに寄せたいんですよね。
ひとまず気持ちのいいシルエットをざっくり決めてから削っていく形にして様子を見てみようかな―と思います。
今日から毎日描くよ!



こちらはシルエット。





足を少し広げたかったので弄った結果沼にはまりました。
イメージがきちんとできてるところは上手にできたんですけど、その分足はイメージが雑だったのでこれまで以上に違和感が出てしまい、修正に苦戦しました。
このやり方でやるなら今まで以上にシルエットをきっちり決めてから描き始めないと地獄を見ますね…。



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